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ファイナル第3戦 記者会見コメント

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【トヨタ自動車アンテロープス(1勝2敗)】

<後藤 敏博 ヘッドコーチ>
負けるつもりで戦ったわけではないが、選手たちが自分の力を出してくれればいいと思っていた。3PTSを楽に打っていたように見えたのでもう少し確率が高いかと思っていたが、いい場面で入れてくれた。確率はともかく、いいところで決めるのがシューターの仕事なので、今日は大事な場面で入れてくれた。リバウンドは多少負けるかと思っていたが、ディフェンスでトラップをかけているので逆に相手のターンオーバーやこちらのスティールで上回ればいいと思っていたが、それ以上にリバウンドをがんばってくれた。朝の練習でリバウンドを取られないためのボックスアウトの確認をしたが、それを選手がよくやってくれた。

<久手堅 笑美 選手>
1、2戦は、前半はタイトにできたが後半一気に離される、というのが反省としてあって、今日も前半リードはしていたが気持ちとして油断しないように意識した。それが私だけではなく選手一人ひとりにその意識があったのがこの結果につながったと思っている。私たちのバスケットは外のシュートが入らないと勝てないと思うので、まずは思い切りシュートを打つようヘッドコーチから指示を受け、それを選手たちが意識して自信を持って打っていたし、それが得点につながったと思う。4、5戦と必ず行くつもりでいるので、その気持ちは忘れないようにしたい。どん底まで落ちて1勝できたのはうれしいが、まだタイに持ち込んだわけではないし、ピンチには変わりないので油断はできない。喜びは瞬間だけにしておいて切り替えたい。


<栗原 三佳 選手>
1、2戦は相手が3PTSを押さえてくるのをわかっていたがもらいたいところでもらえず、さらにもらい方を工夫しなかったことを反省して、今日は押さえにきたらどうかわすかということを考えながら試合に臨んだ。1、2戦は内容としていい場面もあったがミスを恐れていたところがあった。今日はミスをしても前向きに自分らしくプレーをしようと思って挑んだのでそれがいい結果につながったかなと思う。私たちはまだ崖っぷち。今日は今日でつながったことはよかったので次に気持ちを切り替えてがんばっていきたい。


【JXサンフラワーズ(2勝1敗)】

<佐藤 清美 ヘッドコーチ>
立ち上がりはアウトサイドのシュートがいい感じで入りこちらのペースになったと思ったが、アウトサイドのシュートが入ったことで逆にインサイドを見なくなってしまった。秋田の時とは逆のパターンになってしまったことが一つの反省材料かと思う。後半よくあきらめずにがんばってくれたが、最後の最後にトヨタ自動車の3PTSにやられてしまった。今日は今シーズン初めての敗戦でショックではあるが、次も試合がありそうは言っていられないので前向きにがんばっていきたいと思っている。明日一日間があくので、気持ちの整理をしっかりして強い気持ちで臨みたい。

<吉田 亜沙美 選手>
前半ミスが多くてハーフに入ったが、まだ5点差だったので逆転できると信じていた。自分たちのディフェンスからブレークというスタイルを出せれば必ず追いつけると思っていたが、追いついた後の自分たちがリードしたときにミスをしたり簡単に相手に3PTSを打たれてしまったりなどディフェンスのミスが目立ってしまったかと思う。4Qは13-19という得点だったが、13点はとても少ないし、ゴール下やフリースローを落としたり、簡単なミスがこういう結果になったと思う。今日負けたことは悔しいが、明日リフレッシュして切り替えて、また新たな気持ちで5連覇達成に向けてがんばりたい。

<間宮 佑圭 選手>
ディフェンス面で15点以内に押さえられたのが3Qだけで、自分たちは2Qが10点、4Qが13点と少なく、目標としているクォーター20点に追いつかなかった。リバウンドの数もJX・47本、トヨタ自動車・46本と変わりはないが、大事なところで相手にリバウンドから得点されたり、連続してリバウンドを取られたりというのが点数につながっていたという感じがするので、ディフェンスやリバウンドの一つひとつをもっと意識して点数を押さえていきたい。オールジャパンの借りはリーグの全勝優勝で返すしかないと思っていたが、負けは負けなので気持ちを切り替えて次のコートに立ちたいと思う。

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