【第14回Wリーグ 各賞受賞コメント／リーダーズ・ブロックショット部門】

渡嘉敷 来夢（JXサンフラワーズ#10）　2年ぶり2回目

Q：この賞は2年ぶりですが、ルーキーの時と違いはありますか？
──リーダースの受賞は、ルーキーシーズンのこの賞以来です。昨シーズンはケガでコートに立てず、悔しい思いをしましたが、今シーズンは3つの部門で受賞できました。数字を意識してプレーしているわけではありませんが、プレータイムが長く、チームに貢献できた結果だと考えると嬉しいですね。1年目は周りについていくだけで精一杯。今シーズンは自分で考え、プレーできたのが良かったと思います。

Q：ブロックショットは、より積極的なディフェンスであり、強い気持ちの表れではないですか？
──今シーズンはプレータイムが長く、“それだけ期待されているんだから頑張ろう”と考えられるようになりました。期待に応えようという、モチベーションに変えられたんだと思います。記録を狙ってプレーしていませんが、自分のプレーをすれば結果は付いてくる、そう気づかされましたね。トップチームに居ますから、記録を残すことも重要なのではないでしょうか。自分のプレーができたからこそ、受賞できたんだと思います。でも、まだまだなので、もっと成長したいですね。

Q：結果を残せばチームの勝利に貢献できる、そう意識できたシーズンだった？
──以前はプレッシャーに感じたかもしれませんが慣れました。「渡嘉敷って凄いんだよ」って言われても気にならない、というか気にしなくなりました（笑）これまではネガティブというか、ミスしたらどうしようとか、シュートが決まらなかった申し訳ない、みたいな感情が先に出ていました。でも、アシスタントコーチのトムさんから、「もっとポジティブに、考えを変えなさい」とアドバイスされたことや、ケガを経験したことで、“ポジティブに、というのはこういうことなんだ”とわかった気がします。“常に勝負して、結果はそのあと……”、それが好結果に結び付いたと思っています。


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