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先月閉幕した第20回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者へ独占インタビューを敢行!
今シーズンの活躍の裏にあったそれぞれの想いに迫ります。
2年ぶり6回目の個人タイトル受賞も、チームとしては悔しさの残るシーズンに。
まだまだ伸びしろがあると語る高田選手とデンソーアイリスの今後に期待です!
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第20回Wリーグ リーダーズ表彰者コメント
【得点】
第1位・計489本(Avg.22.23本)
高田 真希
(デンソーアイリス#8)
※2年ぶり6回目
──得点王は2年ぶり6回目で、アベレージは22.23点。この数字は3Pシュートも打つようになったから、ということですね。
「3Pシュートもそうですし、フリースローもそう。とにかく点を取ることが、このチームで与えられている私の役割になっています。ただ、チーム全体の得点のうち、私の割合が高いとしたら、それはそれで良いことなのかどうか判断は難しいところです。だとしても、勝つためには点を取らなければならないので、そこは個人的には行きますけど……優勝するチームや、強豪と言われるチームというのは、バランスよく点を取っています。得点王という(個人的な)結果は嬉しいですけど、もっともっと他の選手が点数を取れるシチュエーションが求められますし、得点パターンとしてはバリエーションが増えるほうがいいのかなと思います」
──個人の表彰で嬉しい部分と、チームとして考えれば、個人が突出するよりはバランスが取れたチームで勝利を積み重ねたほうがよい?
「というよりも、個人の受賞にこだわりはありません。賞をいただけるのは嬉しいですし、1シーズンを通しての結果ですから素直に喜びはあります。チームとしての成績に結びつけられるように、今後も自分の役割に徹したいですし、若手の成長にも期待したいと思います」
──今シーズンは特に、髙田選手に得点シーンが集中している印象はありましたね。
「そうですね、そうなると相手も守りやすいというか、抑えるポイントが決まってきます。ただ、その中でも得点が伸びていますから、そこは良かったですね。もっと点を取らなければならない場面があったと思いますし、イージーシュートも落としていると思いますから、この数字はさらに伸ばせるのではないでしょうか」
──シーズンをふり返ってみれば、結果は残せている。そこは達成感があり、喜びはある。さらに深く考えると、チームの勝利には何かが足りなかった、ということですね。
「そうですね、個人の賞でも嬉しいことは嬉しいです。得点王ですからね(笑)。ただ、やはりチームの成績が第一なので、ファイナル進出を逃したのは本当に悔しいです。自分には伸びしろがあると言いましたが、それ以上にチームには伸びしろがあると思っていますから、若い選手たちがどれだけ悔しさをバネにして、来シーズンに向けてモチベーションを上げていけるかがカギになると思います。もちろん、私もその先頭に立って、チームを引っ張って行きたいと思っています」
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▼第20回Wリーグ リーダーズ表彰者一覧
https://www.wjbl.org/static/topics/press/20190210_leaders.pdf
▼第20回Wリーグ アウォード表彰者一覧
https://www.wjbl.org/static/topics/press/20190304_award.pdf