Wリーグ公式WEBサイト恒例企画!
第21回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者へ独占インタビューを敢行!
今シーズンの活躍の裏にあったそれぞれの想いに迫ります。
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第21回Wリーグ リーダーズ表彰者インタビュー
「ケガの回復で上向いた好調さを来シーズンへ」
リーダーズ【フリースロー成功率】部門
第1位・計44/49本(Avg.89.80%)
赤穂 さくら(あかほ さくら)
(デンソー アイリス #12)
※初受賞
──ケガがありシーズン前の準備は、少し苦労したのではないかと思いますが、いかがでしたか。
「人生初の大ケガでしたし、リハビリもすべて順調な時ばかりではなかったですから……それでも、ずっとトレーナーさんが付きっきりでケアやトレーニングを行ってくださり、どんどん調子が良くなりました。シーズン後半に向けては、パフォーマンスが上がっていると実感できました。トレーナーの皆さんには本当に感謝です」
──フリースロー成功率がリーグNo.1でしたが率直な感想をお願いします。
「昨シーズンは2位でした。せっかくチャンスがあったのに、緊張して外してしまったフリースローもあったので、今シーズンは受賞できて率直に嬉しいです(笑)」
──ファウルをもらなければ、フリースローのチャンスはありません。シュートを積極的に狙うなど、意識したプレーはありますか?
「そうですね、ゴールにアタックしている証拠ですし、受賞できたというのは本数も確率も上がったからだと思います。ヴラディミール・ヴクサノヴィッチHCからインサイドのステップなどの指導を受け、プレーがまた新鮮な感じがありました」
──フリースローラインに立った時に、一番気をつけているのは?
「あまり考え過ぎないことかなと思っています。力んだりすると外してしまうので、ルーティンで、いつも通りに打つことだけに集中する感じ。自分で決めたルーティンは、審判からボールをもらったら軽く回してドリブルを2回、それから打ちます。練習で何度も繰り返しているので、ルーティンは無意識にできていると思います。バスケを始めた頃から、フリースローは絶対に決めなければいけないシュートだという意識で打っています。」
──新型コロナウイルスの影響で残念な終わり方になってしまいました。来シーズンに向けての抱負をお願いします。
「シーズンの後半は調子が上がり、手応えを感じていました。さらにパフォーマンスは良くなると思っていたので残念でしたが、良くなった状態の自分をまたファンの皆さんに観ていただきたいと思います。中止が決定するまでの期間、ずっと試合を待っていてくださったファンの方がたくさんいらっしゃったので、それは私達の励みになりました。また来シーズン、皆さんの熱気でいっぱいの会場で試合が出来ることを願い、今は私も予防を徹底したいと思います。皇后杯、リーグ共にタイトル目指して頑張りますので、変わらぬご声援を宜しくお願いします!」