Wリーグ公式WEBサイト恒例企画!
第21回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者へ独占インタビューを敢行!
今シーズンの活躍の裏にあったそれぞれの想いに迫ります。
──────────
第21回Wリーグ リーダーズ表彰者インタビュー
「多くのシュートを高確率で決めることが使命」
リーダーズ【フィールドゴール成功率】部門
第1位・計148/215本(Avg.68.84%)
渡嘉敷 来夢(とかしき らむ)
(JX-ENEOSサンフラワーズ #10)
※6年連続7回目の受賞
──フィールドゴール成功率はインサイドプレーヤーの数字が高くなります。渡嘉敷選手はゴール下だけでなくドライブも得意ですが、どちらのプレーが好きですか。
「好き嫌いでプレーしているわけではありませんから……でも、どちらかというとドライブでしょうか。ゴール下は身体を張ったプレーでボールをもらったり、リバウンドに跳んだり……タフだし疲れるんですよ(笑)。でも、それが自分の仕事ですし、チームの勝利に貢献できるわけですから、そこは厭わないというか、期待に応えるために最高のパフォーマンスを意識しています」
──インサイドはサイズのある若手選手が増えていますが、マッチアップで苦労した選手はいますか。
「そう感じていますが、でももっともっと(若い選手たちに)頑張ってもらいたい。2月の日本代表の試合も、インサイドは私と髙田選手(真希:デンソー)、復帰した大﨑さん(佑圭:元JX-ENEOS)でした。私が若い頃からこの3人で任されることが多いですから。インサイドだけではありませんが、若手選手が頑張ることによって、年上の選手たちも頑張ることができ、全体のレベルアップにつながると思います」
──今シーズンに関しては、ゴール下もドライブも高確率で決められたと思いますが、手応えという意味ではいかがでしたか?
「フィールドゴール成功率で個人賞をいただきましたが、試合数も少なかったですし、手応えがあったという感覚はあまりないですね。それよりもチームとして、少しずつ良くいったという感じです。それと残念なのは、3ポイントシュート。昨シーズンは9/27(33.3%)という結果を含めてこの受賞していますから。もう少し試合が続けられていれば、3ポイントシュートが決められたのに、というところですね」
──シーズンが途中で終わってしまい、応援できなくなったファンの方々もいますから、メッセージをお願いできますか。
「毎シーズン、温かい応援をありがとうございます。自分がWリーグで結果を残せたり、個人タイトルを受賞できたりするのも、みなさんのご声援のお陰だと感謝しています。たくさんの応援をいただくことで、私自身もっと進化した姿をお見せしたいと頑張れますから、引き続きチームともども応援をよろしくお願いします。そうすれば、JX-ENEOSもさらに強くなると思います。みなさん、ついて来てくださいね!」