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女子日本代表、リオデジャネイロ五輪の出場権獲得!

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8/29から中国・武漢で行われた、女子FIBAアジア選手権、本日、決勝で中国と対戦した女子日本代表は、85-50で勝利し、2大会連続の優勝を果たすとともに、2016年開催のリオデジャネイロ五輪の出場権を獲得しました‼︎
女子日本代表のオリンピック出場は、2004年のアテネ五輪以来12年ぶりとなります。

ご声援ありがとうございました‼︎

第17回Wリーグ・ヘッドコーチインタビュー vol.1

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日立ハイテク クーガーズ 薮内 夏美ヘッドコーチ

Q:ヘッドコーチは2シーズンぶりになりますが、心境はいかがでしょうか?
──指揮を執る以上、「勝つ」ことが求められますが、併せて「土台づくり」も意識しなければならないと感じています。技術的なことだけではなく、メンタル面も含め、これまでより一歩でも向上できるように頑張りたいと思います。

Q:チームづくりは順調に進んでいますか?
──選手とコミュニケーションを取れば、「勝ちたい!」という気持ちが伝わってきます。しかしながら、バスケットに賭ける気概であったり、自己管理の面だったり、物足りないところも見受けられました。とにかく今は「元気いっぱいのプレー」「活気あふれるチーム」を強調し、全員の気持ちをひとつにしようと心掛けています。そのためには、私も前のめりになって、改めてバスケットの楽しさを感じること、その姿勢や気持ちを表現することが何よりも重要だと思っています。トップリーグでプレーできる喜びや、多くのサポートを受けている感謝の気持ちを忘れないでほしいですね。

Q:シーズンを戦っていく戦力、戦術についてはいかがでしょうか?
──主力が抜けて戦力ダウンは否めません。 #3 高橋香澄、 #5 山田茉美の得点力だけでなく、全員が外から点を取りにいく気持ちがなければなりません。スピードと40分間走り回るディフェンスで1勝ずつ積み上げたいと思います。新加入の #18 高橋礼華はプレーで柱になるだけでなく、これまでの経験を伝えるだけでプラスになる存在であり、 #15 石黒むつみ、#4 外山優子、 #13 鶴見彩らの新戦力はチームに新風を吹き込んでくれるはずです。楽しく明るく、常に高いモチベーションでチャレンジできるチームをつくり上げたいと思います。

第17回Wリーグ・ヘッドコーチインタビュー vol.2

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羽田ヴィッキーズ  古田 悟ヘッドコーチ

Q:女子チームの指揮を執るのは初めてでしょうか?
──いいえ、以前、秋田銀行(日本実連所属)でヘッドコーチを務めました。女子はその時が初めてで、戸惑うこともありましたが、今回はその経験を生かしながらチームづくりを進めています。女子のトップリーグでチームを率いる機会をいただき、モチベーションは上がっています。

Q:就任1年目で、まだまだ手探り状態かも知れませんが、どんなチームをイメージしていますか?
──私はディフェンスが好きで、選手としての評価も泥臭いディフェンダーという部分だったと思います(笑)。なので、まずはディフェンスから。ハードなディフェンスで相手を苦しめ、ボールを持ったらとにかくゴールへ向かって走る! トランジション重視のバスケットを選手にも徹底しています。そのため、オフの練習も「フィジカルトレーニング」や「ランニング」に多くの時間を割きました。その効果は確実に出始めていると感じています。

Q:オフェンス面はいかがでしょうか?
──残念ながら、ハイスコアの試合になると厳しいと思われるのでロースコアの展開に持ち込みたいと思っています。少ないチャンスを生かして勝利する、そのためには #15 落合里泉のシュート力は欠かせません。彼女を中心に、攻撃のバリエーションを考えています。

Q:チームとしても、新ヘッドコーチを迎えてまた新たなチャレンジになりますね?
──選手、スタッフとはよくコミュニケーションを取り、互いに理解し合うことでチームの一体感が生まれています。フィジカルが強くなり、サマーキャンプや練習試合で「勝つ」ことが自信になっています。今シーズンは何としてもベスト8(=プレーオフ進出)を勝ち取りたいと思っているので、チーム一丸となってチャレンジします。

第17回Wリーグ・ヘッドコーチインタビュー vol.3

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新潟アルビレックスBBラビッツ  炭田 久美子ヘッドコーチ

Q:コートで指揮を執るのは何シーズンぶりになりますか?
──3シーズンぶりでしょうか。出身地・新潟の関係者から熱心なお誘いいただき、恩返しの気持ちも込めて就任を決意しました。チームづくりに関しては、まだまだ試行錯誤が続いています。チーム自体の歴史がまだまだ浅いので、さまざまな面で「伝統」を根づかせるお手伝いができればと思っています。

Q:新潟ではどんなバスケットを追求したいと思っていますか?
──とにかくサイズがないので、ディフェンスを頑張って失点を抑えられるチーム。とはいえ、今からあれこれ要求し過ぎると選手もベンチも混乱してしまうかも知れません。選手たちの個性をうまく引き出し、チームとしてまとめ上げられるようにしたいと考えています。

Q:期待する選手の名を挙げるとすれば?
── #14 畑中美保、 #55 小松さやかは山梨時代から旧知の選手です。この2人に #0 梅木智加子、 #53 近藤紗奈を加えたインサイドがいかに踏ん張れるか。また、キャプテン #34 出岐奏、日立ハイテクから新加入の #6 稲本聡子らの活躍も欠かせません。新人の #10 大濱杏華、#16 山澤恵は未知数ながら、期待したいですね。ただし、飛び抜けた選手がいるわけではありませんから、皆が全力でぶつかっていく“気構え”を前面に出して戦いたいと思っています。

Q:ご自身にとっても、チームにとっても大きなチャレンジの年になりますね?
──女子日本代表がオリンピック出場を決めました。もっともっとバスケを応援していただけるよう、私たちも仲間として競い合わなければならないと感じています。高い意識でコートに立つこと……その重要性を伝え、より多くのファンに支えていただけるようなチームを目指します。

第17回Wリーグ・ヘッドコーチインタビュー vol.4

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アイシン ・エィ・ダブリュ ウィングス  李 玉慈ヘッドコーチ

Q:就任1年目を振り返っていただけますか?
──良い試合運びができた試合がありましたし、接戦に持ち込むことができた試合もありました。ただ、勝負どころでプレーに迷いが出たり、競った展開で弱気になったりすることがありました。「危機管理」が上手く行かなかったと思います。勝てる試合を落としたこともあり、残念でした。

Q:ご自身が目指すチームづくりには、少し時間が足りなかったでしょうか?
──チームに合流してから約半年で開幕を迎えました。要求するレベルが高かったのかもしれませんが、私自身が少しナーバスになってしまったのは反省点です。チームづくりは時間がかかるのが当然で、お互い我慢も必要でしょう(笑)。今シーズンは時間をかけ、選手たちとコミュニケーションを取るように努めました。信頼関係がより強くなり、「何ができて、何が難しいのか」「どうすればチームとして成長できるのか」を、チーム全員で共有できるようになったと感じています。

Q:2年目は、戦力アップに手応えがあるのではないでしょうか?
── #1 馬瓜エブリンが日本代表合宿に参加し、さまざまなことを学んだようです。少し大人になって(笑)、レベルアップして帰ってきました。新人の #12 白 慶花は高さ(185cm)があり、筑波大では主力の1人でした。選手層は確実に厚くなったと思います。ディフェンスでしっかり相手を抑え、トランジションゲームを仕掛けて上位チームを脅かす存在になれるよう頑張ります。

Q:昨シーズンは8位。今シーズンは8位までプレーオフのチャンスがありますが?
──昨シーズンの成績に満足しているわけではありません。1つでも勝ち星を増やし、プレーオフに出たいと思っています。

第17回Wリーグ・ヘッドコーチインタビュー vol.5

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Q:昨シーズンは五分の星(15勝15敗)を残しました。年々成長しているという手応えがあると思いますがいかがでしょうか?
──目標のひとつには届きましたが、順位は7位なので満足しているわけではありません。ただ、上位陣(JX-ENEOS、富士通)から3勝できたのは、選手たちの自信になったはずです。この3試合に関してはディフェンスが良かったのが勝因で、今シーズンもさらに堅く、強いディフェンスに仕上げてきたいと思っています。

Q:五分の星から、さらに上乗せをするのに必要なことはなんでしょうか?
──まずは得点力アップ。シュートそのものの精度を上げるだけではなく、シュートまでの流れやリズムを良くすること。パッシングゲームを強調していますが、パスへの意識が強過ぎると、積極的なシュートに結び付きません。今はゴールに向かうこと、コート上の5人がどこからでも点を取りに行く意欲的なプレーを求めています。プレスやディナイに対して、1人1人がどう攻めるか……その辺りが上達してくれば、上位進出も見えてくると考えています。

Q:期待している選手を教えてください?
──現時点では、本当に期待ですよ(笑)。 #3 奥村舞香にはインサイドでのパワープレーを、ルーキー #12 坂井郁香には2番ポジションを任せ、シューターとして力を発揮してほしいですね。これまでの実績云々ではなく、彼女たちの「のびしろ」と、チームとしての「のびしろ」を含めて楽しみにしています。
チームとしては「ディフェンス」と「走ること」「スピード」を基盤にしたチームづくりに取り組んでいます。レギュレーションが変更になりましたが、何としても1次ラウンドで5位以内を目指したいと思います。

第17回Wリーグ・ヘッドコーチインタビュー vol.6

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三菱電機コアラーズ  山下 雄樹ヘッドコーチ

Q:まずは、昨シーズンを振り返っていただけますか?
──昨シーズンの主力が抜け、新しいチームづくりに取り組んでいます。正直なところ、昨シーズンを振り返ることよりも、いかに今シーズンを戦うかに集中しています。このオフの練習は「個」のレベルアップに努めました。

Q:今シーズンは代表経験のある #24 王新朝喜選手、#45 渡邉亜弥選手が中心になると思いますが?
──そうです、2人は良い経験をしてきました。ただ、チームへの合流が遅れた分、一緒に練習する時間が限られ、開幕までの短期間でいかにチームプレーの精度を高められるかが重要だと考えています。不安な面はあるものの、選手たちが危機感を持ち、チーム内で競い合っているのでモチベーションは上がっています。私自身、「新しいチーム」に対する期待感があります。

Q:どのようなバスケットを展開していくのでしょうか?
──とにかく若いチーム(平均年齢22歳)ですから、キャリアやスキルをどうこう言うつもりはありません。“若さの強み”というか、勢いを前面に出し、ガムシャラにプレーする姿勢を求めています。フォワード #2 松本咲、#4 根本葉瑠乃、ガード #12 風間緑ら既存の戦力に加え、ルーキーの #15西岡里紗、 #8 川井麻衣も思い切りの良いプレーを見せてくるはずです。
今シーズンは「DASH」をスローガンに掲げました。「団結力、アタック、スピード(勢い)、ハート」をチーム全員で意識しながら戦いたいと思います。

Q:昨シーズンは6位でしたが、今シーズンは1次ラウンドでの5位以内がターゲットになりますね?
──はい、そうですね。まずは5位以内を目指して頑張ります。トランジションゲームで勢いをつけ、「何か変わったな」と試合を楽しみにしていただけるチームになります!

女子日本代表、オリンピック出場記念インタビュー vol.4

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篠崎 澪(富士通 レッドウェーブ #11)
 
Q:アジア選手権連覇とオリンピック出場を決めました。少し時間が経ちましたが振り返っていかがでしょうか?
──決まった時は凄く嬉しかったです……。けど、まだしみじみ喜びを噛みしめていないですね。なんでしょうね!? 確かにオリンピックの出場権は獲得しましたが、まだ自分が出られるわけではないですし、リオ五輪の本番でメンバーに入らなければ意味がないと思っているからかもしれません。そういう意味では、「まだまだやるべきことがある」と自分を戒めているというか……。

Q:個人種目ではないですからね。ただ出場権獲得には貢献できたのではないでしょうか?──そうですね。それはありますけど、次(リオ五輪)またメンバー入りに向けて、しっかりプレーしなければならないと思っています。

Q:アジア選手権の前はユニバーシアード代表としてもプレーされましたが?
──ユニバがあって、サマーキャンプ(WJBL主催)があって、そのあとすぐに日本代表に合流しました。

Q:2つの代表に選ばれて、その間にチーム(富士通)の一員として活躍してまさにバスケ漬け。コンディションはいかがだったんでしょうか?
──本当にバスケ漬けですが、プレーヤーですからありがたいですよ(笑)。ユニバーシアード後、コンディションは悪くはなかったですが、気持ちの面は一度リセットしたというか、新たな気持ちで日本代表合宿に臨みました。オリンピックの切符が懸かっているし、チームの置かれた状況が違う。そこはかなり意識していました。より厳しい戦いになるとわかっていましたから。
 
Q:内海ヘッドコーチから求められていたのはどんなプレーだったんでしょうか?
──特に具体的な指示はなくて、「出たら思い切りやれ」と。積極的にゴールに向かってほしいと言われていました。シュートを狙って行け、とシンプルな指示です。
 
Q:うまく応えられましたか?
──う〜ん、ちょっと悔いが残るというか……。下位チームには積極的にできましたが、上位チームが相手だと消極的になってしまったというか、思い切りのいいプレーができなかったですね。チャンスを生かせず、安定したプレーができませんでした。
 
Q:自分らしいプレー、印象に残ったプレーはありますか?
──周りの方からは、セミファイナルのチャイニーズ・タイペイ戦。少し押し込まれた展開で出場しましたが、「良い流れをつくった」と評価していただきました。
 
Q:次はオリンピック出場が目標になりますね?
──そうですね。メンバー入りするには足りないところ……安定感もそうですし、シュートの確率を上げること、どんな相手でもしっかりマッチアップできるようにならなければと思っています。Wリーグではチームの優勝を目指して頑張ります!

女子日本代表、オリンピック出場記念インタビュー vol.5

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山本 千夏(富士通 レッドウェーブ #15)
 
Q:今大会は途中からスタートで起用さました。プレッシャーはありましたか? それともチャンスが巡って来たと?(笑)
──予選リーグの中国戦からだったので、もうプレッシャーしかなかったです。
 
Q:スタッツを見ると得意の3ポイントが決まっていませんね?
──3ポイント自体、大会に入ってからあまり調子がよくなかったんです。ただ、試合後に内海ヘッドコーチや梅嵜コーチから、「ディフェンスは良かったから結果は気にせず、3ポイントはどんどん打て」とアドバイスをいただいたんです。自分としてはやはり気にしていましたが、その言葉でずいぶん気持ちが楽になりました。
 
Q:優勝が決まった瞬間はいかがでしたか? 喜び爆発?
──準決勝、決勝は3ポイントを決めることができたので……。大会を通しては「アウトサイドが今ひとつだったかな」と反省があり、悔しいです。
 
Q:大会前のコンディションはいかがだったんでしょうか?
──絶好調でした。良かったんですけど……現地入りしてからは感覚がちょっと違って、気にし過ぎたところがあったかもしれません。
 
Q:日本代表でオリンピックを目指すのは初めてですよね、モチベーションは上がりましたか?
──“オリンピックに行きたい!”っていう気持ちは強かったんですが、大会が近づくにつれて緊張感が増してきたというか……。その緊張とプレッシャーは準決勝にピークが来ちゃった感じでした。もうMAX、やっぱりその日はダメで。でも、富士通のチームメイトが4人いて心強かったですね。
 
Q:準決勝を勝ち上がることができ、その分、決勝戦は調子が良かった?
──開き直れました。チーム全員で良い展開に持ち込むことができました。フル代表で中国と対戦するのは初めてで、とにかく「サイズがあって、強い」というイメージしかなかったんです。それが20点差とかになって…“ウソだ!?”って思ったぐらい(笑)
 
Q:最後の瞬間は?
──ベンチにいましたが、終了のブザーが早く鳴らないかって思っていました。勝った瞬間は、嬉しいのは嬉しいんですが信じられない気持ちが強くて……。オリンピックが決まったというのが信じられなかったですね。なかなか実感は湧かなかったです。
 
Q:今はもう喜びを噛みしめたと思いますが、もうすぐオリンピック目前のWリーグです。どういう気持ちで臨みますか?
──オリンピックに向けてアピールが必要ですし、個々のレベルアップが必要だと思います。個人的にももっと成長しなければ選ばれませんから、目の前のリーグを全力で頑張りたいです。

女子日本代表、オリンピック出場記念インタビュー vol.6

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間宮 佑圭(JX-ENEOS サンフラワーズ #21)
 
Q:少し時間が経ちましたが、改めて喜びを噛みしめる瞬間はありますか?
──本当に多くの方々から祝福やねぎらいの言葉をいただきました。いつもお世話になっている方や友人に会う度に、「頑張ったね」って笑顔で声をかけていただきます。みんなの笑顔を見ると、喜んでいただける結果を残せたんだとしみじみ実感しますね。
 
Q:予選リーグの中国戦、セミファイナルのチャイニーズ・タイペイ戦など、苦しい場面がありましたが、「最後は勝てる!」という気持ちだったんでしょうか?
──今大会はずっと、「我慢、辛抱」を自分に言い聞かせながらプレーしていました。日本の強みが出せれば好結果につながるという自信があったので、(私は)いかにリバウンドを取り、チームのオフェンスにつなげるかを考えていました。誰かが調子を落としても周りがカバーし、「ゼッタイ大丈夫!」そう思えるチームです。
 
Q:ポジション的に他の選手を見ながらプレーすることがありますが、良い表情をしていましたか?
──そうですね、過信することなく、軽くフワフワとプレーするわけでもない。しっかり地に足をつけてプレーできたと思います。とても良い雰囲気で、落ち着きと自信に満ちていたと感じています。
 
Q:それは2年前に優勝したという実績があったからでしょうか?
──確かに2年前も優勝しましたが、もう過去のこと。また新たな気持ちで選ばれた今年のメンバーが、合宿や海外遠征などを通じて「チームとして積み上げてきたもの」が自信になったと思います。
 
Q:吉田さん(亜沙美)のキャプテンシー、間宮さんの存在感が大きかったと思いますが?
──うまく言えませんが、チームの「ベース」になれたのではないかと思っています。キャリアのある選手がベースをつくり、新加入の本川(紗奈生)選手や山本(千夏)選手らがブレイクできたとすれば良かったですね。経験のある選手と、新たに加わった選手たちの歯車がうまくかみ合ったからこその連覇だと思います。
 
Q:先日、『DREAM GAMES(※注)』のセレモニーでファンへの挨拶と、「リオで待ってます!」と男子代表へのエールを送られましたが?
──感謝の気持ち伝えるだけの予定でしたが、会場の雰囲気が良かったので、「言っても大丈夫かな!?」と。みなさんが凄く盛り上がってくださって嬉しかったです(笑)。バスケを愛し、応援してくださる気持ちを感じたので、“みんなでバスケットを盛り上げましょう!”という気持ちを込めました。
 
Q:いよいよWリーグが始まりますが、ファンへのメッセージをお願いいたします。
──ぜひ会場に足を運んでください。大きな声援が励みになりますので、引き続き応援をよろしくお願いします。
 
※注:2015年9月13日に開催された「アイシンシーホース三河vs浜松・東三河フェニックス」「トヨタ自動車アルバルク東京vs秋田ノーザンハピネッツ」戦 @大田区総合体育館
間宮選手が招待を受け、オリンピック出場を報告した。

女子日本代表、オリンピック出場記念インタビュー vol.7

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高田 真希(デンソー アイリス #8)
 
Q:アジア選手権連覇とオリンピック出場権獲得、おめでとうございます。今日(9/21)は祝賀会ですが、大会を振り返っていかがでしょうか?
──プレータイムはそれほど長くなかったかも知れませんが、大事な場面や要所要所で起用されました。コートでは任された自分の役割をしっかり果たせたと思います。
 
Q:中国との決勝戦で見事なブロックショットを決めるなど、印象に残るプレーがありましたね?
──そうですね、良いプレーができました……というか、自分のプレーというより、チームみんなで戦うんだという気持ちが、そうさせてくれたんじゃないでしょうか。自分だけではなくて、メンバー1人ひとり気迫が溢れたプレーが多かったと感じています。
 
Q:(前回は不在で)前々回長崎のアジア選手権で同じようにオリンピックを目指しました。その時と気持ちの面で変化したことはありますか?
──当時は自分がまだ若手の1人で先輩方に付いていく感じでしたが、今回は年齢を重ね経験値が上がっています。チーム内では年齢が上の方になり、立ち位置が変わってきましたね。今までよりも「勝ちたい!」という気持ちや、「オリンピックに行きたい!」という思いが強くなりましたから、引っ張って行く場面が増えたと思います。ただ、チーム全体のことを考えつつ、そのためには「もっと自分が上手くならなければいけない」そう考えられるようになったのは、経験を積んだからだと思いますし、成長した証しだと実感しています。
 
Q:次はオリンピックという舞台に立つことが目標になりますが、「どんなところだろう!?」と夢を見ることはありしますか?
──それはないですけど(笑)、バスケットを始めた時からオリンピックは「夢」でした。それが実現できそうなところまでたどり着けたのは本当に嬉しいです。正直、まだ実感は湧きませんが、その大きな舞台でプレーしたいと強く思っています。まだオリンピックの正式なメンバーに選ばれたわけではありませんから、これからもっと頑張らなければなりません。
 
Q:そのためにも次のWリーグは重要になりますね?
──今度は自分のチームで結果を残すことが、オリンピックに向けて前進することにつながります。ケガをせず、シーズンを通してチームの勝利に貢献できるよう頑張りたいと思います。これからも応援よろしくお願いいたします。

女子日本代表、オリンピック出場記念インタビュー vol.8

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栗原 三佳(トヨタ自動車アンテロープス #24)
 
Q:少し時間が経ちましたが、振り返っていかがでしょうか?
──今大会は少し「自分らしさ」がなかったかな、と思います。3ポイントを打つことはできましたが、決め切れなかったというか……。ディフェンスでもやられてしまったので反省しています。
 
Q:コンディションや気持ちの面で思い当ることはありますか? 緊張していたとか!?
──オリンピック予選もアジア選手権も初めてで、珍しく緊張していたと思います。あまり緊張することがないタイプなんですけど(笑)。今回は、インサイドのマークがきつくなるのはわかっていましたから、その分“頑張らなければ”と、ちょっと気負ったのかもしれません。ただ、誰かが調子を落としても、みんなでカバーし合えるチームで、本当に安定していたと思います。
 
Q:チームの一員として、「優勝」という結果を得ましたが、最も印象に残った試合は?
──ほとんど試合で、みんなの強い気持ちが出せたなと感じています。コート内もそうですが、ベンチも全員が声を出して、とてもいいムードでしたね。ひと声ひと声、気持ちのこもった言葉を掛け合いました。言葉では上手く表現できないんですが、食事の時間も練習の間もよく話をし、とにかく“一体感”がありましたね。
 
Q:決勝は栗原選手も良いシュートがありましたね?
──なかなか結果が出せませんでしたが、決勝はアップから調子は良かったです。チームの雰囲気も最高でした。アップの時、全体的にシュートが入らず「入らない、入らない」って誰かが言っても、すぐに「大丈夫! 大丈夫! シュート入るよ!」って声を掛け合って……そのうち全員で、「入るよ! 入るよ!」って声を合わせる感じでした。そんな雰囲気に、私も乗せてもらえたんだと思います。
 
Q:次の目標はリオ五輪ですが、その前にWリーグではどういうプレーを心掛けますか?
──代表では3ポイントを求められますが、チームに戻ればそれだけではありません。ドライブもそうですし、もっと得点に絡みたいと思っています。新しいヘッドコーチが求めるバスケットを理解し、チーム一丸となって勝利を目指したいと思います。その中で、リーダー的な役割を積極的にこなせればと思っています。
 
Q:そういえば、リオ五輪の出場権獲得で報奨金が出ることになりましたが、使い道は?
──家族で食事とかは考えていますけど、まだ具体的には……そうですね、次はオリンピックでメダルを獲って、プリウスの新車を一括購入できるぐらいの報奨金を目指して頑張ります!(笑)

女子日本代表、オリンピック出場記念インタビュー vol.9

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王 新朝喜(三菱電機 コアラーズ #24)
 
Q:今回のアジア選手権は中国の開催でしたが、特別な思いはありましたか?
──特に意識することはなかったです。それよりも、「優勝してオリンピックへ行く!」という気持ちが強かったので、そこに集中していました。
 
Q:前回も出場し、アジア選手権は連覇になりましたが、その点はいかがでしょうか?
──前回は日本代表に選んでいただき、初めて出場したアジア選手権でした。無我夢中というか、優勝してから「世界選手権に出られるんだ」とわかったぐらい(笑)。今回は最初から、オリンピックの出場権がかかっているとわかっていましたから特別な思いでした。最初の合宿で高橋(雅弘)チームリーダーからチーム全員に声を掛けていただき、意識が変わりましたね。前回はただアジアチャンピオンを目指すだけだったのが、今回はオリンピック出場が目標! 連覇を果たしてオリンピック出場を決めることができ、とても嬉しかったです。

Q:今大会は自分の役割を果たすことができましたか?
──う〜ん、どうでしょうか!? 自分ではよくわかりませんが、もっと良い活躍ができたのではないかという気持ちがあります。選手である以上、スタメンを狙っていますから……ただ、ベンチスタートになった時、三谷(藍・富士通)さんの振る舞いを見てたくさんのことを学びました。どういうカタチであれ、チームの一員として役割があるということに気づくことができました。最終的にはそれぞれの役割が決まってきますが、勝つために一人ひとりにやるべきこともわかりました。
 
Q:日本代表でプレーすれば、それだけモチベーションが上がるわけですね?
──今大会では結果的に短いプレータイムでしたが、多くのことを経験することができ、いろいろなチャンスを与えていただいたのでとても感謝しています。内海ヘッドコーチやトム・ホーバスコーチからセンターの動きなどたくさんのことを教わりましたので、自分のチームに持ち帰り、試合で生かしたいと思っています。
 
Q:次の目標はオリンピックのコートに立つということですよね?
──はい、そうです。オリンピックのコートに立てるように精一杯頑張ります。まずはWリーグでもプレーオフ・セミファイナル、ファイナルに行きたいと思っています。
 
Q:Wリーグで結果を残すことが、オリンピックにつながるということですね?
──そうです。チームのために頑張ることが大切ですし、それが次につながっていきます。今度はしっかり気持ちを切り替えて、Wリーグではライバルになる代表メンバーたちと競い合わなければならないと思っています。

女子日本代表、オリンピック出場記念インタビュー vol.10

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三谷 藍(富士通 レッドウェーブ #1)
 
Q:今回、代表候補に選ばれたところからお聞きしたいんですが、聞いた時はどうでしたか?
──もう選ばれることはないと思っていたので、最初に聞いた時はビックリしました。評価されたとしたら3ポイント。昨シーズン、ベンチスタートでも交代してすぐに決められたからだと思います。

Q:代表合宿でアピールしようと思ったのは?
──4番ポジションで入っていて、渡嘉敷選手や高田選手、馬瓜選手と争うわけです。彼女たちは体力があり、運動能力も優れていますから、やっぱり3ポイント。外からの攻撃力なら負けない、そんな気持ちでした。

Q:12名に残った時はいかがでしたか? 自身の役割としてプレー以外も考えましたか?
──4年ぶりだったので嬉しかったですね。前回は北京オリンピックの予選でしたが悔しい思いをしました。プレー以外で何かを期待されているとは考えませんでしたが、年長ですし、チームをまとめるサポートができればいいな、と。

Q:そこは自然体? 川淵会長は「バスケ界の沢穂希になれ……」とおっしゃっていますが?
──そうですね、その都度その都度、選手としての役割をこなそうと思っていました。それがベンチならベンチにいる時の役割をこなす、コートならコートでの役割をこなすということです。自分が交代で出た時に何をなすべきかを一番に考えますが、客観的にチームの状況を把握し、気になったことは伝えました。ベンチでは声を出すことが大切だと感じていましたから、皆で徹底していました。

Q:最後の瞬間はコートにいましたが?
──残りわずかでアウト・オブ・バウンズになって……ちょっと泣きそうになりました、まだ終わってないのに(笑)。なかなか味わえない感覚でしたし、4年前の悔しさも味わっていましたから。感極まってウルっときましたけどね。

Q:余韻を味わうよりも、この1年が大切になりそうですね?
──オリンピックメンバーの選考もかかってきますが、その前にチーム(富士通)の優勝を目標に掲げています。代表のことは考えず、精一杯プレーして、もう一度リーグ優勝を果たしたいですね。その上で、オリンピック出場が叶えばベストです。

Q:ご自身が感じた、今回の代表チームの良いところどういう点でしょうか?
──チームワークは本当に良かったです。4年前、若手と言われていた選手たちがそれぞれチームの主力になって経験を積んだなと思います。代表としてまた一緒にプレーできましたが、成長している姿が頼もしかったですね。次も、それぞれが成長した姿で代表になれればいいですし、自分も負けないように頑張りたいと思います。

女子日本代表、オリンピック出場記念インタビュー vol.11

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渡嘉敷 来夢(JX-ENEOSサンフラワーズ)
 
Q:今回は遅れての代表合流でした。帰国する機内ではどんな気持ちでしたか?
──「やるぞ!」っていうより、不安な気持ちがありました。チームプレーを覚えなければならないと思っていたし、果してどこまでできるかなって……。
 
Q:合流後は、すぐに不安を解消できましたか?
──いや、「すぐに」とはいきませんでした。ただ、この不安な気持ちは想定内だったので、焦りはなかったというか、とにかくフォーメーションを覚えなければと思っていました
 
Q:不安な気持ちはあったものの、いつも通りの笑顔でコートに立ったわけですね?
──そうですね、フォーメーションとか「あれ、わかんない!?」なんて言いながら、いつものノリでプレーしていましたね(笑)間宮さんや吉田さんが、「合わせよう、合わせようと考え過ぎると返って良くない。こっちが合わせるからいいよ」って言ってもらえて気持ちが楽になりました。
 
Q:大会連覇に連続のMVP。どこが良かったのか、自己評価をお願いできますか?
──“絶対に勝たなきゃいけない”と思っていたし、直前までアメリカでプレーしていました。「アメリカで何してたんだ!?」って言われないように必死で、自分にプレッシャーを掛けていましたよ。
 
Q:そのプレッシャーを跳ね除けられたのは、やはりアメリカでプレーしたから?
──最高の舞台(WNBA)でプレーできたわけだから、アジアでは負けていられない、と。体の強さやテクニックなどはWNBAの方が上だろうと感じていましたから、あとは考え過ぎないこと。自分を信じてのプレーできたことと、チームのみんなやスタッフの方々に支えられた結果だと思います。
 
Q:シアトル・ストームのチームメイトやWNBAで対戦した選手でオリンピック出場が決まった選手はいますか?
──よくわからないですけど、アメリカ代表に入る選手はいるでしょうね。オリンピックでは、ぜひアメリカと対戦したいと思っています。1シーズンだけですけどアメリカでプレーしたので楽しみにしています。
 
Q:そのためにも今シーズンのWリーグで良いパフォーマンスを披露し、良い結果を得て出場したいですね?
──国内では勝つことが絶対条件ですけど、そこはあまりプレッシャーがないので大丈夫だと思います。ただ、ここ数シーズンは今まで以上にコンディションに気を配らなければならないと思っています。今まで以上にタフなシーズンが続きますから、体調管理をしっかりするのは自分の責任です。JX-ENEOSで連覇を果たし、個人的にも満足できるパフォーマンスをファンのみなさんに披露しますので、これからも応援よろしくお願いします!

女子日本代表、オリンピック出場記念インタビュー vol.12

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吉田 亜沙美(JX-ENEOSサンフラワーズ #12)
 
Q:アジア選手権に臨むにあたって、キャプテンとして心掛けたことは?
──昨年はケガで日本代表を離れていたので、キャプテンは断るつもりでした。でも、内海ヘッドコーチとお話するうちに、「内海HCの思いに応えたい」と考えるようになったんです。キャプテンをやる以上、『覚悟と責任』は強く意識しました。若いチームなので積極的にコミュニケーションを取ろうと思いましたが、それ以外は何も……チームメイトが私を支えてくれましたし、そういう一体感があるチームでした。
 
Q:決勝の中国戦は、プレーをしていて「何かが違う」という感覚はありましたか?
──決勝戦は各選手とも、気持ちが前に出ていましたし、“絶対に勝ちたい!”“オリンピックに出たい!! ”という思いが強かった。大会期間中、ずっと前向きな気持ちでしたが、予選ラウンドは歯がゆい内容もありました。でも、どんな展開になっても「勝ち切れた」ことが良かったですね。それが最後に集中力につながり……。もちろん中国も勝ちたいと思っていたはずですが、日本チームの気持ちが上回ったんだと思います。
 
Q:オリンピック出場を決め、帰国後はメディアへの露出が増えました。テレビのインタビューなど慣れましたか?
──女子バスケがこんなに取り上げられたのは初めてかも知れませんし、(私も含めて)皆、慣れていませんから、もう少し時間がかかるかも知れません(笑)。今回の結果は自分たちで勝ち取ったものですから、これからもっともっとメディアに出て、日本のバスケをメジャーにしたいと思っています。バスケットボールの面白さや楽しさを知ってもらえるチャンスですから、「またバスケが観たい」そう思ってもらえるようなプレーをして、私たちがしっかり伝えていきます。今回だけで終わらせず、続けてオリンピックに出場できるように、Wリーグをもっと盛り上げなければいけないと思っています。
 
Q:「オリンピックでメダルを狙います!」と、力強くコメントするようになりましたが、それは自信もついたから?
──オリンピックに出場する以上、メダル狙わなければ日本代表にいる意味はありません。日本代表だからこそ、誇りと高い目標を持って挑まなければ、応援してくださるみなさんに失礼だと思います。やっとスタートラインに立てたので、ここから世界と戦えるようレベルアップを目指します。各選手が自分のチームに戻り、Wリーグで対戦する中で、さらに成長して来年のオリンピックにつなげることが大切です。オリンピックという、さらに高いレベルで戦うわけですから、みなさんの応援に感謝の気持ちを忘れず、もう一段“上”を目指します!
 
Q:余談ですが、ワールドカップラグビーで「ルーティン」という言葉が注目されています。「ルーティン」というか「ゲン担ぎ」はありますか?
──私の場合は試合時間から逆算して、同じタイミングで決まった行動をします。シャワーを浴びたり、体をほぐしたり……試合会場に向かうバスに乗ったら音楽を聴きながら同じ栄養ドリンクを飲んで、同じ飴を食べて、同じガムを噛んで(笑)。試合会場に着いたらテーピングは左から巻いてもらいますし、ソックスも左から。コートに入るのもいつも左足から、それに……
Q:ありがとうございました(笑)

第16回Wリーグ・プレビュー/1勝の重み

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前節、首位・JX-ENEOSが三菱電機に連勝し21勝3敗、2位・富士通はトヨタ紡織に1勝1敗で、19勝5敗。3位・デンソーも連勝し、18勝6敗。1位から3位までの順位に変動はありませんでしたが、4位vs5位の直接対決でトヨタ自動車が連勝し、18勝6敗で4位浮上。シャンソンが16勝8敗となって5位になりました。まだ6位・三菱電機18勝10敗にもセミファイナル進出の可能性は残されています。

今節の注目カードは2位・富士通と4位・トヨタ自動車の対戦です。
(2/28(土)、3/1(日) 川崎市とどろきアリーナ)

11/9に行われた第1戦では、77-60と富士通が勝利。高いシュート成功率で勝利した富士通に比べ、トヨタ自動車はシュートが決まらず、ディフェンスからのリズムも作れずに敗退しました。とはいえ、実力は伯仲。今節も熱戦が期待されます。

注目選手は、富士通 #12 篠原恵。身長185cmの大型選手で、富士通期待のセンターです。ここ数シーズンはケガで出場機会が少なく、エースの #0 長岡萌映子にマークが集中して苦戦を強いられていましたが、今シーズン篠原が復帰してインサイドを任されたことで長岡が本来のポジションで活躍を見せ、富士通の快進撃を支えています。よって、篠原の出来不出来が大きく試合を左右しており、先日のトヨタ紡織との試合では、土曜日は12得点しチームも勝利したのですが、日曜日には0点に抑えられ、チームも惜敗する結果となりました。前節の屈辱を晴らすためにも、自らの活躍でトヨタ自動車を倒したいところです。

対するトヨタ自動車では、#24 栗原三佳。前節のシャンソンとの試合で、22得点、27得点と合計13本の3PTSを決めて、3PTS成功率44.91%は現在リーグトップ。トヨタ自動車のエースと言って良い存在に成長しています。栗原のシュートが勝負どころで決まれば、トヨタ自動車のペースになるはずです。

第16回Wリーグも残すところあと3節。試合に例えればすでに最終クォーターに突入です。1試合ごとに順位が入れ替わる今シーズンは、最後まで息の抜けない戦いが繰り広げられそうです。ぜひ会場で、選手たちに熱い声援をお願いします。

3/1(日)に行われる本ゲームは、動画配信サイト『WJBLチャンネル』で3/2(月)に配信予定です。お楽しみに!!
動画配信サイト『WJBLチャンネル』はこちらから↓
http://www.wjblchannel.jp


(写真左・富士通 #12 篠原恵選手/右・トヨタ自動車 #24 栗原三佳選手)

第17回Wリーグ・プレビュー/いよいよ開幕!

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 第17回Wリーグは本日開幕です!

アジア選手権で優勝し、見事リオデジャネイロオリンピックの出場権を獲得したWリーグの選手達は、リーグ戦を通してさらにステップアップし、リオ五輪でのメダルを狙っていきます。今シーズンは、1次ラウンドが全11チームによる2回戦総当たり制で12月20日まで、2次ラウンドは上位5チームと下位6チームに別れて1回戦総当たり方式で行われ、上位リーグ5チームと下位リーグ上位3チームの8チームがプレーオフ・クォーターファイナルに進出、セミファイナルを経てファイナルは3月10日から始まります。

 開幕戦は、昨シーズンの覇者・現在7連覇中の女王JX-ENEOSと、昨シーズンレギュラーシーズン2位デンソーの対戦です。(19:00〜代々木第二体育館)。
昨シーズンはレギュラーシーズンを2位で通過しながら、セミファイナルで富士通に敗れ、ファイナルでJXJX-ENEOSと戦えなかったデンソーですが、小嶋HC曰く「強気!進化!」をスローガンに初優勝を目指します。

注目は、JX-ENEOS #10渡嘉敷。昨シーズン、レギュラーシーズン、プレーオフでのMVPダブル受賞をはじめ、ベスト5や得点女王など個人7冠を手にWNBAに挑戦、世界最高峰の舞台でも活躍、さらにはアジア選手権でも難敵をねじ伏せてオリンピック出場を掴みとりました。彼女の更なる飛躍が、リオ五輪でのメダル獲得につながると言っても過言ではありません。
対するデンソーは #8高田。渡嘉敷とともに日本代表インサイドの中心選手です。渡嘉敷を中心とした、#21間宮、#52宮澤のJX-ENEOSが誇る強力インサイド陣を封じ込めることができるのか?今シーズンの行方を占う大事な緒戦です。

本ゲームの模様は、動画配信サイト『WJBLチャンネル』で生中継予定。会場にお越しなれない方はぜひこちらをご覧ください!!
動画配信サイト『WJBLチャンネル』はこちらから↓
http://www.wjblchannel.jp

第17回Wリーグ オープニングゲーム 記者会見コメント

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第17回Wリーグ オープニングゲーム終了後に行われた記者会見でのヘッドコーチ選手のコメントです。

第17回Wリーグ・プレビュー/立ちはだかる壁

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 開幕週から、昨シーズン4位のトヨタ自動車と5位シャンソン化粧品の激突です。
(10/10(土)静岡県ウェルピアながいずみ、10/12(月・祝)三島市民体育館)

 シャンソン化粧品は、2シーズン連続5位とセミファイナル進出を逃しています。いずれのシーズンも、4位との勝ち星が同じで直接対戦での負け越しや4位との勝ち星が1勝差という、僅差での敗退でした。今年こそセミファイナル、そしてファイナル出場のために、永年トヨタ自動車のHCであった名将・丁海鎰HCを登用。丁HCの古巣でもあるトヨタ自動車を相手に因縁の開幕戦となります。

 注目選手は、シャンソン化粧品 #6本川。昨シーズン急成長の選手です。昨シーズン後半は怪我に泣きながらも、ベスト5に初選出。日本代表に選出されるとアジア選手権では大活躍。176cmの身長で高校時代はフォワードでしたが、シャンソン入団後ガードに転向し、代表でもスピード豊かなプレーで中国、韓国を翻弄。将来の日本代表のエースガードと期待される逸材は、リーグ戦を通じてさらにレベルアップしていくのでしょうか?目が離せません。
 対するトヨタ自動車では #1大神。JX-ENEOS在籍中はエースとして、さらに日本代表のエースとしても活躍しました。WNBAにも挑戦したレジェンドプレーヤーが、今シーズンWリーグに復帰、しかもライバルであったトヨタ自動車のユニフォームを着て再び日本のコートに立ちます。

 優勝への道に立ちはだかるのは、古巣であった相手チームを良く知る名将か?それとも、レジェンドプレーヤーか?開幕から注目の好カードです。
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