前節、首位・JX-ENEOSが三菱電機に連勝し21勝3敗、2位・富士通はトヨタ紡織に1勝1敗で、19勝5敗。3位・デンソーも連勝し、18勝6敗。1位から3位までの順位に変動はありませんでしたが、4位vs5位の直接対決でトヨタ自動車が連勝し、18勝6敗で4位浮上。シャンソンが16勝8敗となって5位になりました。まだ6位・三菱電機18勝10敗にもセミファイナル進出の可能性は残されています。
今節の注目カードは2位・富士通と4位・トヨタ自動車の対戦です。
(2/28(土)、3/1(日) 川崎市とどろきアリーナ)
11/9に行われた第1戦では、77-60と富士通が勝利。高いシュート成功率で勝利した富士通に比べ、トヨタ自動車はシュートが決まらず、ディフェンスからのリズムも作れずに敗退しました。とはいえ、実力は伯仲。今節も熱戦が期待されます。
注目選手は、富士通 #12 篠原恵。身長185cmの大型選手で、富士通期待のセンターです。ここ数シーズンはケガで出場機会が少なく、エースの #0 長岡萌映子にマークが集中して苦戦を強いられていましたが、今シーズン篠原が復帰してインサイドを任されたことで長岡が本来のポジションで活躍を見せ、富士通の快進撃を支えています。よって、篠原の出来不出来が大きく試合を左右しており、先日のトヨタ紡織との試合では、土曜日は12得点しチームも勝利したのですが、日曜日には0点に抑えられ、チームも惜敗する結果となりました。前節の屈辱を晴らすためにも、自らの活躍でトヨタ自動車を倒したいところです。
対するトヨタ自動車では、#24 栗原三佳。前節のシャンソンとの試合で、22得点、27得点と合計13本の3PTSを決めて、3PTS成功率44.91%は現在リーグトップ。トヨタ自動車のエースと言って良い存在に成長しています。栗原のシュートが勝負どころで決まれば、トヨタ自動車のペースになるはずです。
第16回Wリーグも残すところあと3節。試合に例えればすでに最終クォーターに突入です。1試合ごとに順位が入れ替わる今シーズンは、最後まで息の抜けない戦いが繰り広げられそうです。ぜひ会場で、選手たちに熱い声援をお願いします。
3/1(日)に行われる本ゲームは、動画配信サイト『WJBLチャンネル』で3/2(月)に配信予定です。お楽しみに!!
動画配信サイト『WJBLチャンネル』はこちらから↓
http://www.wjblchannel.jp(写真左・富士通 #12 篠原恵選手/右・トヨタ自動車 #24 栗原三佳選手)