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第23回Wリーグ HCインタビュー【山梨クィーンビーズ】

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いつもWリーグに温かいご声援いただきありがとうございます。

毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全13チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。


気持ちの変化とプレーの進化で果敢にチャレンジ




 私がコーチに就任して3シーズン目を迎え、チーム全体でディフェンスの共通理解やオフェンスの約束事の徹底などは理解が深まっていると感じています。ただ、昨シーズンのメンバーからポイントガードで得点源だった内堀紫菜選手が抜けました。この穴をいかに埋めていくか、それが今シーズンの課題のひとつになります。ゲームメイクやディフェンスに関しては、土田帆乃香や山本由夏に任せられますし、ドライブからの突破力もありますが得点力に関してはまだ物足りなさも……得点という意味ではもう1人、ルーキーのポイントガード、池松ほのかが面白い存在です。キャリアの面やシステムの理解はこれからですが、アメリカの大学でプレーをしており、独特のリズムがあります。当たりの強さなど、Wリーグに慣れてくれば良いアクセントになるかも知れません。

 4番、5番ポジションのところでは富田愛理や渡邉まりいが伸びて来ました。「オータムカップ2021」でも、きちんと得点しています。アーリーエントリーで昨シーズンからプレーしている、ルーキーの石川明日香は得点力があるので、もう少し当たりの強さに慣れてくれば、もっと得点力が上がるはずです。そこは期待したい選手ですね。

 あとは全員の気持ちの変化。プレシーズンゲームを行う中で、自分たちが約束事を守りながらディフェンスをやり、そこからブレイクで走るというプレーができれば、「自分たちもやれる」という感覚をつかんでいると思います。そこは指導を行う上で強調したい部分で、気持ちで負けないこと。同じ舞台に立って戦うわけですから、そのベースを崩してはいけません。チャレンジすることが大切で、プレーで自信をつける、気持ちで負けずに自分のプレーを遂行するという両面の成長が必要です。

 目標はプレーオフ進出。壁は高いかも知れませんが、そこをしっかり見据えながら、チーム一丸となって戦う覚悟はできています。コロナ禍ですが、今シーズンはお客様の前でプレーできると思います。地元の皆さまの応援が我々の力になりますので、今年もよろしくお願いいたします。



第23回Wリーグ HCインタビュー【アイシン ウィングス】

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毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全チーム13チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。


進化を目指すバスケットで目標はベスト4




 チームの指導を始めてから数カ月しか経っておらず、チームづくりはまだ途中段階です。新しいチームをつくり上げるわけですから、私がここで目指すバスケットを、いかに選手たちに理解してもらえるかが重要だと考えています。現状のチーム状況を踏まえながら、実績を残せるように選手、スタッフとともに頑張りたいと思います。

 今シーズン、選手層は厚みを増していると感じています。特に、移籍してきた選手たち、荒木紫菜(旧姓内堀)、野町紗希子、脇梨奈乃は即戦力で、チームの主力だった2人(宮下希保、梅木千夏)が抜けた分をしっかりカバーしてくれるはずです。この3選手と、既存の選手たちとの融合をいかに高めていくかが、今シーズンのテーマのひとつになるかも知れません。

 私のバスケットはパスを中心にオフェンスを組み立てます。ただ、そればかりを意識し過ぎるのもよくありません。パスを回すのが目的ではなく、あくまで点を取りに行くこと。そのためにはドライブでディフェンスを割って行ったり、インサイドで得点したり、攻撃のバリエーションが必要です。その点は練習で言い続けていますので、選手たちも理解していると思います。

 インサイドは近平奈緒子を中心に、パワーフォワードの野町や三間瑠依、山口奈々花らの活躍を期待しています。指導者として長いキャリアを重ねた分、チームづくりは多少なり早くできるようになったと感じています。それは即席でつくるという意味ではなく、選手の個性を見極めながらコミュニケーションを取り、重要なポイントを捉えて強化する、その判断が早くなりました。チームが変われば選手へのアプローチも変わりますから、また新しいバスケットへと進化を図りたいと思います。

 目標はベスト4。最初に選手たちと話し合った際、「ベスト4を目指したい」という声が上がりました。自分たちが決めた目標設定であり、今シーズンを戦い抜くモチベーションになるはずです。私自身、またヘッドコーチ1年生として頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。

第23回Wリーグ HCインタビュー【東京羽田ヴィッキーズ】

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毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全13チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。


まずはプレーオフ進出。地元の応援がパワーの源




 チームの強みとして、本橋菜子の存在が挙げられます。ケガから復帰し、東京オリンピックに出場して銀メダル獲得という素晴らしい活躍を見せてくれました。疲れや無理をしたところもあり、まだ万全のコンディションとは言えませんが、本橋以外にも大学時代に実績を残した選手が多く、機動力を生かしたバスケットが展開できると思います。

 3年前の新人王、鷹のはし公歌や小笠原美奈らの得点力に期待していますし、ポイントガードの軸丸ひかるは本橋が不在の時に巧みなゲームコントロールを発揮しています。ボールハンドリングも良く、攻撃の起点になれる選手です。その他、ロスターは粟津雪乃の加入以外ほぼ変わりがありません。選手同士のコミュニケーションが取れており、そこは大きなプラス材料。ただし、私も含めコーチ陣は一新されたので、私なりのカラーを打ち出しながら戦って行きたいと思います。

 「オータムカップ2021」ではガード、フォワード陣に、ある程度手応えを感じました。不安があるとすればサイズの面。リバウンドやインサイドでの得点をいかに増やせるか。体を張ったディフェンスやブロックアウトなどを徹底し、粘り強くリバウンドに絡み、セカンドチャンスで確実に得点できるようにしなければいけません。

 そして、選手たちに求めているのは〝プロ意識〟です。バスケットにどう取り組むのか、自分のコンディションをいかに保つのか、人からどう見られているのか、というところまで意識を向けなければいけません。それらはプレーに反映されると思いますので、「自覚とプライド」を持ってチャレンジして欲しいです。

 そして目標はプレーオフ進出。選手たちと話をした際、誰もが口にしたのが昨シーズンの悔しさでした。まずはプレーオフに進出し、その後は一つずつ上を目指して、彼女たちの思いに応えたいと思っています。そのためにも地域の方々の応援は大きなエネルギーになります。みなさまに活力を与えられるような試合やプレー、常に戦う姿を披露しますので、今シーズンも応援よろしくお願いいたします。

第23回Wリーグ HCインタビュー【シャンソン化粧品 シャンソンVマジック】

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毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全13チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。


ルーキーとベテランの融合で〝プラスα〟の力を発揮







 昨シーズンはケガ人が多く、厳しいスタートになりました。プレーオフ進出は果たしましたが東西に分かれてのレギュラーシーズンで、あまり評価はできないと思っています。ただ、シーズン終盤に向けてアーリーエントリーの選手たちが加わり、ロスターに余裕が生まれました。即戦力の選手がほとんどで、チーム全員が粘り強く戦う姿勢を見せてくれました。前向きな気持ちが出ていましたし、そこは高く評価しています。

 今シーズンはそこにキャリアのある選手が加入して来ました。それぞれ特長を持った選手がそろい、場面場面に応じ、戦術に合わせた選手起用がしやすくなっています。特に、新加入の藤岡麻菜美には「危機管理」をして欲しいと思っています。ここ一番という場面でコートに送り出したい選手です。大沼美琴は実戦感覚を取り戻す時間が必要かもしれませんが良いシューターで、千葉歩も新しい環境に慣れて徐々に力を発揮しています。

 高さでは、他チームに引けを取るかも知れませんが、そこを弱点と考えるか、強みに変えようと努力するかで違ってきます。みんなが3ポイントシュートを狙えるので、スピードと合わせ強みにしたいと考えています。ただし、3ポイントシュートに頼るバスケットではありません。まずはアーリーオフェンスで、確実にシュートを決める展開を徹底したいと思います。間違いなくチーム全体の力は上がっていますし、選手たちにもそう伝えています。私のバスケットは個人にフォーカスするものではありません。誰がどのような状況でシュートを打てばいいのか、シュートセレクションが大切だと思っています。ルーキーとベテランが上手く噛み合えば、さらに力を発揮できるでしょう。

 誰もが、いずれ頂上に登りたいと思っていますが、「いずれはいつ?」ということ。「いずれ」ではなく、常にチャレンジャーの気持ちで挑んで欲しい。開幕から強豪チームとの対戦が続きますが、平常心で、練習でやっていることを表現していきたいです。選手たちは常に前向きで、楽しみなシーズンになると思いますので、応援よろしくお願いいたします。


第23回Wリーグ HCインタビュー【日立ハイテク クーガーズ】

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毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全13チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。


あと一歩に迫った〝ファイナル4〟へ




 今シーズンも大きな変化はなく、トランジションを前面に出した、我々の走るバスケットを継続していきたいと思っています。昨シーズンのメンバーから、主力だった曽我部奈央、鈴木知佳両選手が抜けたため、経験値では少し劣ってしまうかも知れません。ただ、昨シーズンの成績を踏まえ、選手は自分たちのプレーに自信を付けました。そういった意味では、若手だけではなく、中堅クラスの選手たちが確実にステップアップしていると感じています。

 このチームは谷村里佳が中心ですし、彼女を中心につくり上げてきたチームで、そこは変わりません。また、北村悠貴も柱の1人として活躍しており、この2人を核にしながら、中堅クラスの星佳那恵や白鞘郁里らがチームを支える存在になってくれるはずです。

 コロナ禍ということで練習ゲームができず、日々積み重ねてきた練習の習熟度、チームの完成度がどうなのか評価しづらい面がありました。特にベテラン選手が抜けた分、経験値を上げる意味では、練習ゲームをもう少し行いたかったというのが正直なところです。

 ただ、先に挙げた選手以外にも、ルーキーのポイントガード、船生晴香が良い働きをしてくれると期待しています。先輩PG・鶴見彩とともに、お互いの持ち味を発揮しながらゲームの流れをつくり、チームをコントロールしてくれるでしょう。

 チームとして、昨シーズンはプレーオフを経験したのが良かったですし、ベースの部分がアップしたのは間違いありません。私自身、昨シーズンの就任以来、目標は「ファイナル4」と言い続けています。まずはそこを目指して戦って行こう、チームを作って行こうという思いはみんなで共有しています。

コロナ禍でどうなるかわかりませんが、もし体育館にお越しいただく機会がありましたら、みなさんの応援で選手たちを支えていただければと思います。今シーズンもよろしくお願いいたします。


第23回Wリーグ HCインタビュー【トヨタ紡織 サンシャインラビッツ】

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毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全13チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。

「ギラつき感」のある挑戦者の眼差し

 


 今シーズンより新たな体制でスタートするにあたり、攻防においての原理原則を共有すること、戦術をしっかり遂行するためのファンダメンタルに重きをおいて練習をしてきました。チームの強みといえる要素を蓄え、そして整えている段階ですが、強いて言うなら、毎日成長しているから、明日別の顔になっている……その楽しみが、〝強み〟になっているということです。

 チームづくりにおいては、まずは福島(雅人)アソシエイトコーチの招へいが、構築の大きな力になっています。これまでの経験や知識、進め方なども含め、私自身や選手たちにとっても、細やかな気づきと新たな視点が与えられており、それぞれがエネルギーを加えながら切磋琢磨しています。ロスターに関しては、それぞれ個性のある選手たちですから、長所を伸ばしつつファンダメンタルの是正が必要なところがあれば、手直しをしています。

 チーム全体の状況や雰囲気を把握するために一番わかりやすいのが、選手の目。眼差しに力があるか、そうでないのかをよく見て判断するよう心がけています。「ギラつき感」が出てきており、これは良い傾向だと思っています。

 ヘッドコーチ1年目ですが、チームを指揮する上で必要なことは、「勝つこと」と「成長させること」。それぞれの選手について、どの場面でコートに送り出し、持てる力を存分に発揮してもらうかを考えていますので全員に期待しています。

 また、先の東京オリンピックでは女子日本代表のアシスタントコーチを務めました。これは個人的な感覚ですが、(Wリーグの)どのチームも意識やスキルのスタンダードが上がったと捉えています。チームとして、どのレベルに基づいた視点で練習に取り組むかが重要になっているので、練習でどのような動きをするのかを見ています。そういう意味では、自主練習中に力強さ、緩急のつけ方、フィニッシングの練習を多く入れている部分に選手たちの変化を感じています。

 最後になりましたが、「何かしそうな、トヨタ紡織」──何かしますので、今シーズンも応援をよろしくお願いします。

 

第23回Wリーグ HCインタビュー【三菱電機 コアラーズ】

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毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全13チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。


進化を続け、ファイナルの舞台へ再び

 


 昨シーズンは、シーズンの前半と後半で試合の入り方を切り換えたことがひとつのキーになりました。後半戦に入ってから、スピーディーな展開に持って行こうとチームで確認し、試合の入り方でスペーシングを変えたことが功を奏しました。6thマンのところに少し課題が残りましたが、好結果が残せたと思います。

 今シーズンは、ロスター的には2人(櫻木千華、川井麻衣)が抜けましたが、特にガードポジションに関して言えば、今シーズン移籍してきた笠置晴菜と中堅の見﨑南美、若手の藤田和でカバーできると考えております。3選手ともディフェンスは安定しており、オフの間にハードワークをして競い合いそれぞれが特長を伸ばしてきました。固定せずに三位一体、それぞれのカラーをチームにフィットしてくれれば良いと考えていますし、役割分担の明確化と持ち味を活かしたゲームメイクをしてくれると期待しています。

 チームの柱となる渡邉亜弥、根本葉瑠乃、西岡里紗の主力組は安定感があります。オリンピックシーズン、さらに「FIBA女子アジアカップ2021」に西岡、根本が選出されたため、プレーの合わせの部分では懸念材料は残りますが、そこは既存の選手たちがしっかり頑張ってくれています。特に永井唯菜の成長が著しく、3番、4番どちらもこなすことができるようになっています。

 西岡は3x3で世界の強豪チームと対戦したことによりプレーの幅が広がりました。技術面、メンタル面で向上が見られ、チームに戻ってからはみんなを私が引っ張っていくんだといった意識がさらに強くなったように感じます。根本は副キャプテンとして、モチベーションが上がっていますし、渡邉は相変わらずフル活動で頑張っています。

 この2年で選手の半数が入れ替わり、システムのことやコアラーズの基盤などを浸透させる時間は必要ですが、ファイナルを経験した選手たちがいますから、目標はファイナルの舞台に戻ることです。手応えを感じていますし、楽しみにしています。進化を続けるコアラーズの応援を今年もよろしくお願いいたします。

第23回Wリーグ HCインタビュー【富士通 レッドウェーブ】

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毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全13チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。


ファイナルへ戻る、その一歩のために




 移籍選手(宮澤夕貴、中村優花)を迎え、全体的にスキルと才能のレベルが上がりました。練習中から競争が激しくなり、内容も良くなっていると思います。ただ、バスケットはこれまでと変わりません。「ディフェンスからブレイク」がテーマで、激しいディフェンスからのトランジション、スペースがあれば誰もが積極的に3ポイントシュートを狙います。それは現代のバスケットのスタンダードであり、女子日本代表の戦い方にも共通するものだと思います。

 ロスターに厚みが増したことで選択肢が増えました。どのポジションにもバックアップがいますので、故障やコンデションが悪くて出場できない選手がいても、高いレベルを保ったまま代わりの選手をコートに送り出すことができます。昨シーズンはできなかったビッグラインナップを試すことも考えています。移籍の2人はチャンピオンシップの経験があり、フィジカルもメンタルもタフネスがあり、チームのプラス要素になります。

 良いことを先に言いましたが、注意すべきことも移籍の2人かも知れません。実力のある選手で、キープレーヤーになるのは間違いありません。周りの期待が大きいのも理解できます。しかし、すぐに新しいチームに馴染むのは難しいのと思っています。富士通のバスケットは特定の選手が頑張るのではなく、チームとして機能するもの。流れの中でのコンビネーションが重要で、選手同士がお互いのことを理解しなければなりません。そこは時間がかかりますし、プロセスの時間が足りませんでした。そこは我慢が必要でしょう。メンバー的にはそろいましたが課題はあります。それでも、徐々に克服していきたいと思っています。

 移籍選手に注目が集まりがちですが、田中真美子はディフェンスと3ポイントシュートが向上し、3番をポジションこなせるようになりました。そうすれば、内尾聡菜とプレータイムをシェアできるでしょう。このように若手もモチベーションが上がっています。選手全員が自分たちのバスケットを信じています。

 今シーズンの目標としてはファイナルに戻ること。その先を見れば、自分たちのバスケットを作り上げることが目標です。みなさんの応援、よろしくお願いします。


第23回Wリーグ HCインタビュー【デンソー アイリス】

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毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全13チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。


ともに過ごす時間こそが、2年目を迎えた〝強み〟に




 昨シーズンは新型コロナウイルスの影響もあり、唯一、プレシーズンがまったくないチームでした。それでも皆さんがご存じの通り、とても成功したシーズンだったと思います。アグレッシブなディフェンスと、とても速いオフェンス、選手全員がコート上でハッスルするという新しいプレースタイルを導入しました。1年目で、チームのやり方を認知していただけたと確信しています。

 今年のチームの強みは、私と選手たちが一緒に仕事をする2年目だということ。選手たちは私のシステムや練習の進め方を理解し始めています。それが一番の強みです。それはロスターにも関係していて、それほど変化はありません。むしろ人数は減っており、新加入は石川愛選手のみ。ということは、チームとして私のシステムの理解度は深まり、ハードな練習と一緒に過ごす質の良い時間の量を考慮すれば、より強みを追求していると言えるでしょう。

 さて、期待する選手についてですが、一人の選手を挙げるということは決してしないというのが私のルールです。チームであるということがすべてで、「I」ではなく必ず「We」。私にとってはチームがすべてで、チーム一丸となって勝つ、ということです。

 女子日本代表が銀メダルを獲得したことは、Wリーグとリーグに参加する人たちを前進させるものになると思います。コーチ、選手、そしてファンのみなさんにとって今までとは違う一年になるでしょう。Wリーグ史上、一番良いものになると信じています。

 日本の女子バスケットのレベルはピークを迎えつつあるかも知れませんし、観ていてとても面白いものです。多くのみなさんに会場にお越しいただきたいと思いますし、結果を残してきた、日本の女子バスケットボール選手たちにはその価値があります。ファンの皆さんはとても盛り上がっているでしょうし、女子選手がとても良いプレーすることもご存じのはずです。世界的にもレベルが高く、魅力にあふれたこのWリーグを見に来てください。女子日本代表の大きな成功を受けて、さらに違ったシーズンになると思います。

第23回Wリーグ HCインタビュー【ENEOSサンフラワーズ】

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毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全13チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。

新たな歴史を刻み、シーズンを通して成長する姿を

 


 3シーズンぶりのヘッドコーチ復帰です。前回は連覇を続ける中で、「勝たなければ」というプレッシャーがありました。残念ながら連覇が途絶えてしまい、その意味でのプレッシャーは軽くなっていますが、今回は正直、不安を感じています。

 というのも、東京オリンピックや先のアジアカップで活躍した日本代表メンバーの合流が開幕直前。ケガ人やリハビリ中の選手もおり、チーム練習はままならず、チーム力の把握が難しいのが現状だからです。これまでも代表選手不在のままチーム作りを行った経験はありますが、ロスターが変わっている中、55の練習ができないまま開幕を迎えることになりました。

 ただ、ENEOSの持ち味であるハードなディフェンスからのトランジション、切り換えの速いバスケットは継続します。その意識は個々の選手が強く持っていますので、それをいかに「チームの力」として高められるかが重要です。

 開幕をベストな状態で迎えるのは難しいと思いますが、そこは割り切っていますし、ベンチメンバーのプレータイムが増える分、ベースの部分をしっかり固めてチーム力の底上げを図りたいと思っています。キャプテンの岡本彩也花や渡嘉敷来夢を中心に、宮崎早織、林咲希、中田珠未ら代表組が若手を引っ張ってくれるはずです。若手の奥山理々嘉、藤本愛瑚らは昨シーズンの活躍があり、責任感が増していますし、ディフェンスが良くなっています。若手の成長は大いに期待しています。

 宮崎、林の2人は今夏、大きな注目を集める活躍しました。対戦チームが対策を練って来るのは間違いないので、彼女たちがそれをはね返すプレーができるかどうか。それは、チームにとっても彼女たちにとっても、今後の成長に向けた大事な要素になります。

 レギュラーシーズンを勝ち抜いて、まずはプレーオフ進出。それまでにチームのコンディションを万全な状態に戻しつつ、若手の成長を促していくことで、また新たな歴史の一歩を刻みたいと思います。ぜひとも応援のほどよろしくお願いいたします。

第23回Wリーグ HCインタビュー【トヨタ自動車 アンテロープス】

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毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全13チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。

選手を信じ、チームを信じて再び頂点へ

 


 今シーズンはプレーオフMVPの安間志織選手が抜けました。インサイドプレーヤーを活用して良い流れをつくり、勝利してきたチームのバスケットが変わるかも知れません。それでも今まで通り、私たちらしいバスケットをやり通し、『TOYOTA』の看板を背負って戦う責任を果たしたいと考えています。

 新たなロスターは移籍でも3選手(川井麻衣、宮下希保、梅木千夏)が加わり、若手が増えました。彼女たちが成長するまでに時間は多少かかると思いますが、今シーズンはこのメンバーで精一杯戦って行きます。

 私自身、選手たちを信じています。チームは上位に位置するような成長をしてくれるはずですし、メンタルが強い選手、やる気にあふれた選手がいるのは間違いありません。だからといって確実に上位になるとは限りませんが、私は「チームの力」を信じています。コートの5人と、ベンチにいるすべての選手が力を発揮してくれるでしょう。

 全員の力が必要ですが、先述したように時間をかけて成長が期待できる選手という前提で名前を挙げるとすれば、山本麻衣、馬瓜ステファニー、梅木千夏、宮下希保、平下愛佳らが当てはまります。ただし、経験値の高いコーチの下で指導を受けなければなりません。私自身、その役目を果たすことができると思っています。しっかり指導をしていけばチームも選手たちも飛躍できると思います。

 それは、東京オリンピックで女子日本代表が銀メダルを獲得したのが良い成功例と言えるかも知れません。選手やスタッフ、日本バスケットボール協会関係者の努力があっての成果ですが、出場した多くの選手が所属チームの外国人コーチに指導を受けました。そこで選手たちのメンタリティーに変化があったことも起因になると思います。

 最後になりますが、我々の目標は変わりません。どの試合も全力で戦って全勝する。ファンのみなさんにも喜んでいただきたいと思いますし、目標はファイナル進出。そうすれば優勝が狙えるからです。ディフェンスはアグレッシブに、オフェンスはスピーディに展開したいと思います。昨シーズンと同じく応援をお願いします。

【更新】第23回Wリーグ公式戦に伴う新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン

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いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

当リーグでは、第23回Wリーグ(2021-2022シーズン)に向けて、新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインを作成しております。
当ガイドラインは、新型コロナウイルス感染症の感染予防および対処についてのWリーグ選手、関係者の行動指針を示し、安全にWリーグ公式戦を実施できるように意識を統一することを目的としています。
ガイドラインの内容は、対策に向けての共通ルールと位置付け、必ず実施するとともに、各チームにおいても適宜、感染予防対策を実施して参ります。
なお、感染状況に基づく政府の対策、都道府県の方針に従うことが大前提とし、状況の変化に応じて、ガイドラインは随時更新いたします

20211027日 更新

Wリーグオールスター 2021-2022 イベント冠協賛に「株式会社ブロンコビリー」 ウェア協賛に「株式会社オンザコート」が決定!ファン投票スケジュールも決定!

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いつもWリーグに温かいご声援いただきありがとうございます。

2022年129日、30日(日)に開催いたします、『Wリーグオールスター 2021-2022 in 代々木』におきまして、イベント冠協賛として「株式会社ブロンコビリー」が決定いたしました。「株式会社ブロンコビリー」には冠協賛社としてイベント全体においてご支援いただきます。
また、ウェア協賛として、昨年に引き続き「株式会社オンザコート」が決定しましたのでお知らせいたします。「株式会社オンザコート」には、ユニフォームなどをご提供いただきます。

加えて、ファン投票の各種スケジュールも決定いたしましたので併せてご参照ください。

詳細は添付PDFをご覧ください。


Wリーグオールスター2021-22 ファン投票中間発表

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いつもWリーグに温かいご声援いただきありがとうございます。

2022年1月30日(日)に開催いたします、「Wリーグオールスター 2021-2022 in 代々木」の出場選手を決めるファン投票の途中経過(11月21日付)をお知らせいたします。

Wリーグオールスターファン投票は、公式サイト内のオールスターページより11月28日(日)24:00まで受け付けております。
ファン投票選出選手(東西上位各5名)の発表は、12月2日(木)12:00にWリーグ公式Twitterより順次発表予定です。
ぜひご注目ください。

【Wリーグ公式サイト】
オールスターページ
https://allstar.wjbl.org/vote/2022/

ファン投票途中経過(2021年11月21日現在)

※中間発表はWeb投票のみの集計です。



《EAST》
ENEOS、富士通、シャンソン、東京羽田、日立ハイテク、新潟、アランマーレ秋田より選出

順位選手名所属 #背番号獲得ポイント
町田 瑠唯富士通 #105,274
篠崎 澪富士通 #113,668
宮澤 夕貴富士通 #522,924
林 咲希ENEOS #72,408
宮崎 早織ENEOS #322,225
渡嘉敷 来夢ENEOS #102,152
オコエ 桃仁花富士通 #991,549
藤岡 麻菜美シャンソン #01,406
本橋 菜子東京羽田 #121,344
10軸丸 ひかる東京羽田 #101,205



《WEST》
トヨタ自動車、トヨタ紡織、デンソー、三菱電機、山梨QB、アイシンより選出

順位選手名所属 #背番号獲得ポイント
髙田 真希デンソー #83,780
赤穂 ひまわりデンソー #883,676
東藤 なな子トヨタ紡織 #82,982
三好 南穂トヨタ自動車 #122,815
馬瓜 エブリントヨタ自動車 #02,791
長岡 萌映子トヨタ自動車 #21,961
本川 紗奈生デンソー #61,724
馬瓜 ステファニートヨタ自動車 #331,395
山本 麻衣トヨタ自動車 #231,318
10渡邉 亜弥三菱電機 #451,230

「~このまま終われない~第21回&第22回Wリーグ引退選手による"LAST GAME"」開催決定!

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いつもWリーグに温かいご声援いただきありがとうございます。

2022年129日(土)国立代々木第二体育館にて開催される『ステーキハウス ブロンコビリー presents Wリーグオールスター 2021-2022 in 代々木』 Day1においてイベント第1弾として『第21回&第22Wリーグ引退選手による”LAST GAME”』の開催が決定しましたのでお知らせします。

出場選手は、第21回&第22Wリーグをもって引退した選手有志です。新型コロナウイルスの影響により、最後のシーズンを途中終了せざるを得なかった第21Wリーグ引退選手たち、そしてコロナ禍を駆け抜けた昨年第22回の引退選手たちによる、「現役生活最後のプレー」にご注目ください。
詳細は添付PDFをご覧ください。





このイベントについて

一昨年のシーズン、新型コロナウイルスの猛威により途中終了を余儀なくされたWリーグ。
この予期せぬ途中終了は、多くの選手とファンにとって、あまりにも突然の別れとなってしまいました。

 「引退試合やりましょう」
髙田真希選手(デンソーアイリス)からのLINEでした。

もう一度プレーをする姿を一人でも多くのファンの方に観てもらいたい。そして応援してくださった皆様へ感謝を伝えてもらいたい。
この髙田選手の呼びかけに、本当に多くの選手たちが集まってくれました。
そして会場は選手たちにとって、たくさんの思い出が詰まった場所「国立代々木第二体育館」と舞台は完全に整ったかに思われました…。

しかし、イベント発表後に再び猛威を振るった新型コロナウイルスの影響によりオールスター自体が中止に。
感謝を伝える場は再び失われました。

それでも、再び決まった今シーズンのオールスターに向けて、昨年引退したメンバーを新たに加え、
2
年分の引退試合を今回あらためて行うことになりました。

2年分の思いを込めて、ここに集いし選手たちへ、大きな拍手で背中を押してください。
これが今度こそ、正真正銘の「LAST GAME」です。


Wリーグオールスター2021‐22 ファン投票最終結果

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いつもWリーグに温かいご声援いただき誠にありがとうございます。

2022年1月30日(日)に国立代々木第二体育館(東京都渋谷区)にて開催の『Wリーグオールスター 2021-2022 in 代々木』の出場選手を決めるファン投票(WEB投票)の最終結果をお知らせいたします。たくさんの投票誠にありがとうございました。
なお、リーグ推薦選手を加えたチーム分けは、12月10日(金)に発表予定です。


ファン投票(WEB投票)最終結果



《EAST》
順位 氏名
 (所属)
ポイント 備考
町田 瑠唯
 (富士通 レッドウェーブ)
9,9237年連続7回目
全体最多得票、CAP
篠崎 澪
 (富士通 レッドウェーブ)
7,1437年連続7回目
宮澤 夕貴
 (富士通 レッドウェーブ)
5,7207年連続7回目
林 咲希
 (ENEOSサンフラワーズ)
4,383
宮崎 早織
 (ENEOSサンフラワーズ)
3,9554年連続4回目



《WEST》
順位 氏名
  (所属)
ポイント 備考
髙田 真希
 (デンソー アイリス)
6,9957年連続7回目
WEST最多得票、CAP
赤穂 ひまわり
 (デンソー アイリス)
6,8884年連続4回目
東藤 なな子
 (トヨタ紡織 サンシャインラビッツ)
5,8343年連続3回目
三好 南穂
 (トヨタ自動車 アンテロープス)
5,1606年連続6回目
馬瓜 エブリン
 (トヨタ自動車 アンテロープス)
5,0087年連続7回目


■ポイント・・・WEB投票=1ポイント
■ファン投票のチーム分けは、最多得票数を獲得した町田瑠唯選手と髙田真希選手によるドラフト会議により決定いたします。
■リーグ推薦選手を含めたチーム編成は別途お知らせいたします。(12月10日12:00を予定)

プレーオフファイナルは『国立代々木第一体育館』に決定! 第23回Wリーグ日程・会場変更について

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いつもWリーグに温かいご声援いただき誠にありがとうございます。

23Wリーグ(2021-2022 シーズン)の日程および会場につきまして、以下の通り変更させていただきますことをご報告させていただきます。

Wリーグとしてはこれまで、20222月に開催されるFIBA女子ワールドカップ2022予選向けて海外からの帰国後に発生する2週間の隔離期間に伴い、13週、14週における日程・会場延期・変更を計画しておりました

しかし、既に報道の通りFIBA女子ワールドカップ2022予選は日本国内(大阪)での開催が決定し、懸念されておりました2週間の隔離問題は解消されました。ただ、各チームが万全な環境・コンディションで試合ができることを総合的に考慮した結果、一部日程を以下の通り変更させていただくこととなりました。



またこの調整の過程において、プレーオフファイナルの会場をWリーグとして初開催となる国立代々木第一体育館とすることが決定いたしました。

東京2020オリンピックは残念ながら無観客でしたが、「もっとたくさんのお客様に女子バスケットボールを観てほしい」、そして「選手たちにたくさんの観客の前でプレーしてもらいたい」 このような想いから先日の開幕記者会見時にリーグとして掲げた公約の通り、10,000人の集客を目指してチャレンジいたします。

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リーグ史上初のチャレンジとなりますが、たくさんのお客様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

詳細は添付PDFをご覧ください。

第23回Wリーグ 1月3日(月)「トヨタ自動車vsENEOS」 BS-TBSでのテレビ放映が決定!

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いつもWリーグに温かいご声援いただきありがとうございます。

2022年1月3日(月)に行われます、第23Wリーグ第9週 代々木大会におきまして、「トヨタ自動車アンテロープスvs ENEOSサンフラワーズ」戦をB-TBSにて生中継することが決定しましたのでお知らせいたします。

昨シーズンのファイナルでの激闘が記憶に新しいWリーグ屈指の好カードであり、日本中に多くの感動をもたらした東京2020オリンピック銀メダルメンバーや前人未踏の5連覇を遂げたアジアカップ日本代表メンバー同士が対戦いたします。この注目の一戦を、テレビを通して多くの方々にお届け出来ることを期待しております。

なお、本中継決定に伴い、当日の試合時間を以下の通り変更させていただきます。
何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

詳細は添付PDFをご覧ください。

第23回Wリーグ レギュラーシーズン(第9週~第12週まで) リーグ主管試合 チケット販売概要のお知らせ

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いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

レギュラーシーズン後半戦(第9週~第12週)分のリーグ主管試合におけるチケット販売概要が決定しましたのでお知らせいたします。詳細は別紙にてご確認ください。レギュラーシーズン第13週以降のチケット販売につきましては、決まり次第適宜お知らせいたします。

当日ご来場される皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、各種注意事項を遵守いただきますようお願いいたします。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

なお、当リーグでは試合が無事に開催できるよう全力で準備を進めてまいりますが、国内の新型コロナウイルス感染拡大状況によっては中止や無観客での開催(リモートマッチ)を含めた変更等の可能性がございます。何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。


詳細は添付PDFをご覧ください。


新型コロナウイルス感染症に関するWリーグ公式PCR検査(第3回)結果報告

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いつもWリーグに温かいご声援いただきありがとうございます。

この度、新型コロナウイルス感染症に対し、当リーグでWリーグ公式PCR検査(第3回)を行い、4名の受検者が判定不可、それ以外全員陰性が確認されましたので下記の通りお知らせいたします。
(検体量の不足や、検査における阻害物質混入等により)判定不可となった4名は、医療機関でのPCR検査の陰性判定を受けることにより、試合エントリー要件を充足することが可能です。

 

Wリーグ公式PCR検査(第3回)

【検査対象者】
Wリーグに所属する全チームにおいて毎試合ベンチ入りする者
(選手、ヘッドコーチ、各コーチ、トレーナー、マネージャー、ゼネラルマネージャー、部長、審判、W リーグ事務局職員)

 
【検査実施日】
12月5

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