〈3月11日〉
■富士通レッドウェーブ vs. トヨタ自動車アンテロープス(TKCいちごアリーナ)
■山梨クィーンビーズ vs. アイシンウィングス(高根総合グラウンド・体育館)
■日立ハイテククーガーズ vs. 姫路イーグレッツ(ベイコム総合体育館)
■東京羽田ヴィッキーズ vs. 新潟アルビレックスBBラビッツ(ヤマタスポーツパーク 鳥取県民体育館)
■プレステージ・インターナショナル アランマーレ vs. トヨタ紡織サンシャインラビッツ(タクミアリーナ)
■デンソーアイリス vs. 三菱電機コアラーズ(ウィングアリーナ刈谷)
■シャンソン化粧品シャンソンVマジック vs. ENEOSサンフラワーズ(北九州市立総合体育館)
〈3月12日〉
■富士通レッドウェーブ vs. トヨタ自動車アンテロープス(宇都宮市体育館[ブレックスアリーナ宇都宮])
■山梨クィーンビーズ vs. アイシンウィングス(高根総合グラウンド・体育館)
■日立ハイテククーガーズ vs. 姫路イーグレッツ(ベイコム総合体育館)
■東京羽田ヴィッキーズ vs. 新潟アルビレックスBBラビッツ(鳥取県立米子産業体育館)
■プレステージ・インターナショナル アランマーレ vs. トヨタ紡織サンシャインラビッツ(タクミアリーナ)
■デンソーアイリス vs. 三菱電機コアラーズ(ウィングアリーナ刈谷)
■シャンソン化粧品シャンソンVマジック vs. ENEOSサンフラワーズ(照葉積水ハウスアリーナ[福岡市総合体育館])
3月4、5日に行われた第11週の試合を経て、トヨタ紡織、富士通、シャンソンのプレーオフ進出が決定。これでトヨタ自動車、三菱電機、デンソー、ENEOS、トヨタ紡織、富士通、シャンソンの7チームが出そろい、プレーオフの出場は残り1枠となった。
その1枠をレギュラーシーズン残り4試合で争うこととなるのが日立ハイテクとアランマーレ秋田とアイシンの3チーム。3月5日現在で勝ち点は日立ハイテクが32、アランマーレ秋田は30、そしてアイシンは29と、日立ハイテクがやや有利ではあるが、3チームともに一つの敗戦が命取りとなる状況ではある。第11週ではいずれも連敗を喫しているだけに、残り4試合では一つでも多くの勝利をつかみたい。第12週では日立ハイテクが姫路と、アランマーレ秋田はトヨタ紡織と、そしてアイシンは山梨QBと対戦する。
一方、プレーオフ進出を決めている7チームも残り4試合は負けられない戦いとなる。
というのも、レギュラーシーズンの順位がプレーオフの組み合わせや試合数に影響するからだ。
※「Wリーグプレーオフ 2022-2023」のトーナメント表や試合時間などはこちらにて↓
https://www.wjbl.org/topics/detail.html?id=3245
5〜8位はセミクォーターファイナルから参戦。このセミクォーターファイナルと、3、4位も参加するクォーターファイナルは1戦先勝方式のため、一発勝負の厳しい戦いを強いられる。どのチームも一つでも順位を上げたいところで、残り4試合は、上位チーム同士の対戦も多くあるだけに、星のつぶし合いが予想される。
その中で第12週では、昨シーズンのファイナルのカードであるトヨタ自動車と富士通が激突。栃木県を舞台に熱戦が繰り広げられる。
第11週で三菱電機に連勝したトヨタ自動車は、182センチの馬瓜ステファニーに、190センチの梅沢カディシャ樹奈、そして187センチのシラ ソハナ ファトー ジャらが高さを生かして得点やリバウンドを奪取。ガードの川井麻衣、山本麻衣も勝負強くアウトサイドシュートを沈めてチームをけん引した。また、パワーフォワードの宮下希保や高いシュート力を持つ平下愛佳らも健在で、リーグ一の得点力を誇っている。
対する富士通は、第11週ではトヨタ紡織と1勝1敗としたが、勝った2戦目では中村優花(178センチ)に田中真美子(180センチ)、ジョシュア ンフォンノボン テミトペ(190センチ)らが体を張って奮起。アウトサイド陣の町田瑠唯や内尾聡菜は、オフェンスだけでなくディフェンスでも大きく貢献している。コンディション不良などで、戦力が思うようにそろわない状況ではあるが、チーム力を武器に、昨シーズンのファイナルで敗れたリベンジを果たしたい。
ほかにも第12週では「デンソーvs.三菱電機」に「シャンソンvs.ENEOS」と、プレーオフ進出チーム同士の対戦があり、大きな順位変動の可能性もある。「アランマーレ秋田vs.トヨタ紡織」戦も含めて、全14チームの戦いから目が離せない。