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【interview】第22回Wリーグ表彰者・馬瓜エブリン(トヨタ自動車)

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 いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

今年も、Wリーグ公式サイト恒例企画として第22回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者のインタビューを掲載いたします。

選手それぞれに2020-21シーズンを振り返ってもらいました。



馬瓜 エブリン(トヨタ自動車アンテロープス#0)

アウォード【プレーオフベスト5】初受賞

リーダーズ【リバウンド(西地区)/Avg.9.16】初受賞


リバウンドに飛び込んで行くのはチーム全体の特長

 

──ENEOSサンフラワーズの連覇を止めて初優勝。歴史を変えましたが、シーズン前からかなり意識していたのでしょうか?

「“歴史を変えよう”とは、シーズン序盤から言っていましたが、(12月の)皇后杯を前に現実のテーマとして捉えるようになりました。皇后杯は決勝で負けてしまいましたが、より歴史を変えなければいけないという気持ちをみんなで再確認できたと思います」


──皇后杯は悔しい敗戦で、ショックは大きかったと思います。

「勝ちたいという気持ちが強かった分、ショックはありましたが、相手(ENEOS)がどのような勝ち方をするか、どれくらいの経験値があるかが分かりました。一度経験できたのは良かったと思います」


──西地区のリバウンド王ですが、そこは意識してプレーをしていましたか?

「リバウンドに飛び込んで行くのはチーム全体の特長で、自分たちのアドバンテージがあるところ。リバウンドは意識していましたし、自分がシュートを外しても、すぐにリバウンドに行き、もう一度シュートにチャレンジできるよう頑張ったことが数字に表れたのかもしれません。シュートを外した時にガクッとならなかったのは良かったですね」


──「メンタルの部分で波がある」と、ファイナルの記者会見でコメントしていました。その部分の成長はいかがでしょう。

「シーズンを通して、どのように試合に臨むのかという心の持ちようや、試合中、良くないプレーをしてしまっても、どうリカバリーするかはかなり意識していました。チームの特長として、みんなポジティブ(笑)。年齢に関係なく声をかけ合いますし、『ダンさん、もっとこうしたらいいんじゃない?』と言われますが、そういった雰囲気が、チームも、自分自身も“明るさ”につながっていると思います」


──ルーカス・モンデーロヘッドコーチの下で2シーズン目。どういったことを求められているのか、改めて理解できたのではないでしょうか。

「ディフェンスは1ポゼッションごとに変化し、かなり細かい指示を受けます。ディフェンスのローテーションを間違えてしまうこともありますが、ミスはミスとして、次のプレーを考えていく。やりやすくて楽しいですし、カバーディフェンスが上手く行くとベンチも含め、みんなで盛り上がります。そこはリーグNo.1だと思います。そういった雰囲気作りも勝利につなげていくという考え方なのだと感じます。そういった雰囲気を、みんなが意識していたので、みんなでつかんだ優勝です。今度は私たちが歴史を創れるように頑張ります」

 


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