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【第15回Wリーグ・プレビュー/ライバル】

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 第15回Wリーグは、セミファイナル進出4チームを巡って上位6チームが大混戦。2敗のJX-ENEOSを追って4敗がデンソー、5敗にシャンソンとトヨタ自動車が並び、それを7敗の富士通、8敗の三菱電機が追いかけます。

 今節の注目カードは、1位・JX-ENEOS(23勝2敗) vs 3位・シャンソン化粧品(20勝5敗)の連戦です。
(3月1日(土)横手市増田体育館、2日(日)秋田県立体育館)

 JX-ENEOSは、#10 渡嘉敷 (192cm)、#21 間宮(184cm)、#52 宮澤(182cm)と3人の日本代表選手を擁する強力インサイド陣で他を圧倒していますが、対するシャンソンも、#1 杉山(196cm)、# 22河村(184cm)、#21 近平(182cm)と高さでは互角。近平が2年目、杉山・河村はルーキーと、シャンソンの若い3人は、経験値で優位に立つJX-ENEOSインサイド陣にどう立ち向かっていくのでしょうか。

 注目選手は、シャンソン #12 三好。桜花学園高出身の20歳。昨季、ルーキーながらスタメンに抜擢されると、正確な3PTSを武器に1試合平均得点12.0点(16位)、3PTS成功率39.84%(3位)と中心選手としてのポジションを確立しました。今季もここまで、1試合得点13.84点。#22 河村(13.72点)とともにチームの稼ぎ頭となっています。しかし、2/8(土)に日立ハイテクに手痛い一敗を受けた翌日の2/9(日)は入団して初めてのスタメン落ちを経験するなど、試練も味わっています。

 対するJX-ENEOSは、#11 岡本。桜花学園高出身の22歳。三好の先輩です。1・2年目は層の厚いJX-ENEOSの中で、2年間で合計103分しかプレータイムがありませんでしたが、昨季スタメンに抜擢されると全試合をスタメンで通し、3PTS成功率43.02%で3PTS女王のタイトルを獲得しました。今季は故障で出遅れましたが、12月に復帰後再びスタメンに戻り、1試合平均11.47点と、#21 間宮(16.6点)、#10 渡嘉敷(15.91点)に次ぐ得点を挙げてスコアラーとしての実力を発揮しています。

 インサイドの激突で勝負が着くのか? それとも、先輩後輩のシューターのショットが勝敗を分けるのか? 今シーズン屈指の好勝負です。
 是非、試合会場まで足をお運びいただき、寒さを吹き飛ばす熱い戦いをご覧ください。

(写真は、シャンソン #12 三好南穂選手)

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