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第24回Wリーグ HCインタビュー【山梨クィーンビーズ】

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いつもWリーグに温かいご声援いただきありがとうございます。

毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全14チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。


「山梨県のバスケットの牽引役を目指す」



今回のヘッドコーチ就任は、「運」と「縁」、「タイミング」が合って話が進みました。トップカテゴリーは初めてですが、高校(安城学園)で21年間の指導歴がありますから、心境の変化はさほどありません。急な就任でしたがチームビルディングについては慌てることなく、現状からいかに積み上げで行くか。仮にネガティブな状況があったとしても、そこは早足で歩いて行けばいいですし、要は「どうやって山を登っていけばいいのか」ということ。その点は、これまでの経験が活かせると思います。

女子バスケとの関わりは深く、中川(文一)さんがシドニー五輪に向けた活動中にお手伝いをしましたし、リオ五輪の時は内海(知秀)さんがHCを務めたチーム(トム ホーバスさん、恩塚亨さんがスタッフとして参加)がすごく面白いと感じました。内海さんが「アタック・モーション」と称したバスケットです。昨年の東京五輪ではホーバスHCがチームを率いて銀メダルを獲得しました。3ポイントシュートを中心に戦いましたが、今は恩塚さんがパリ五輪を目指しており、女子バスケ全体が大きく躍進していると感じます。

高校とWリーグではカテゴリーこそ違いますが、状況は似ているのではないでしょうか。日本で成長した留学生の選手たちがいますから、ここも私の経験が活かせるところです。
これまでの引き出しにプラスして、さまざまな引き出し(アイデア)をプラスしている段階。 選手たちは一生懸命練習していますし、ビデオセッションなどを重ねながらバスケについて勉強しています。みんなよく頑張る、リスペクトできる選手たちです。練習試合を通じてさまざまなケーススタディを経験し、それぞれが役割を理解しながらパズル(チーム)を完成させていこうという思いを全員で共有しています。

選手たちは自分がどういう役割なのか、周りの選手がどういう役割なのかがわかり少しずつつながって来ています。これからも全員の力を結集して戦っていく、そういうチームへと成長させたいと思っています。

観ていて面白いバスケット、選手たちの頑張る姿を通してファンのみなさんに感動をお届けしたいと思います。みなさんが「また明日も頑張ろう」と思ってくださるようなバスケットを披露したいと思いますし、地元・山梨県のバスケットを盛り上げながら全国に発信したいとも思っていますので、チームの応援よろしくお願いいたします。


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