第15回Wリーグ・受賞者コメント／ベスト5・センターフォワード部門

JX-ENEOSサンフラワーズ　#10　渡嘉敷 来夢（2年連続3回目）

Q：センターフォワードでの受賞は2年連続3回目。このポジションはもう私のもの（笑）？
──まぁ、そうですね（笑）でも、今シーズンは表彰者一覧を見ると「高田選手オンパレード」で、ちょっとやられたかなという感じです。ただ今シーズンは個人の成績や受賞がどうこうというより、チーム全員でしっかり戦って、しっかり結果が残せたと思います。

Q：それは吉田選手の離脱があったからでしょうか？
──それはありますけど、私個人としても日本代表として結果を残すことができました。FIBA ASIAで優勝し、MVPを獲得したことで、改めて「日本代表としての責任」を感じました。代表でもチームでも、自分がやらなければならないと感じながら臨んだシーズンでした。

Q：代表での好結果を受けて、昨シーズンとは気持ちの面で違いがありましたか？
──昨シーズンは間宮さんに頼っていたというか、自分がダメでもメイさん（間宮選手）にパスをすれば何とかしてくれる、みたいなところがありました。でも、今シーズンはとにかく自分で何とかしようと、まずは自分から仕掛けて、それでダメならパスを回して、またパスを受けてもう一度攻める……そんなプレーを心掛けたつもりです。

Q：代表での経験、特にアジアNo.1になったのは自信につながりましたか？
──そうですね、自信を得たこともありますが、アジア・チャンピオンですし、MVPもいただきました。これはヘタなことはできないな、と（笑）プレッシャーではないですが、マークも厳しくなることは覚悟しています。その中で自分の仕事をしっかりこなし、さらに周りとの連携を意識してプレーしようと。「このポジションは自分のもの」、そういうポジティブな受け止め方を意識して、好結果につながったというのはありますね。