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第25回Wリーグ HCインタビュー【日立ハイテククーガーズ】

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いつもWリーグに温かいご声援いただきありがとうございます。

毎年恒例のヘッドコーチインタビュー。
全14チームのヘッドコーチに、現在のチーム状況やシーズンに向けての意気込みを聞きました。

既存の選手と新戦力の融合で安定感がアップ!



──シーズンに向け現在のチーム状況はいかがでしょうか。
 チームが始動した当初はオフェンス中心の強化を行いました。後半になってから、ディフェンスを中心に強化を続けています。新人の3選手も含め、移籍してきた#16奥山(理々嘉)らが、既存の選手たちと上手くフィットしてきました。その点では、昨シーズンに比べて選手層は厚みを増しています。

──オータムカップではサイズのある#27大原(咲織)の活躍もありました。
 まだまだ波はありますが、昨シーズンよりだいぶ良くなっています。もともとペリメーターのシュートは上手ですし、それが彼女の持ち味でもあるので、チームとしても活かしていきたいと思っています。あとはコンタクトプレーへの対応でしょうか。まだ物足りなさがありますから、シーズンを通して成長してほしいと期待しています。

──チーム全体として、走力が上がり、ファストブレイクでの得点力やシュートの精度も上がっているのではないでしょうか。
 昨シーズンまでは、せっかくファストブレイクに持ち込んでもレイアップシュートが決まらない。メンタル面も大きいかも知れませんが、チーム全員でシュートの精度を上げていきたいですし、ここは常に取り組まなければならないと考えています。プレシーズンゲームでは、ブレイクが出ている時はいい流れのバスケットができていますから。

──ゲームメイクのところはいかがでしょうか。
 #7船生(晴香)が少しずつ良くなっていますし、新人の#31窪田(真優)もまだミスはありますが楽しみな選手です。同じ新人の#14森岡(ほのか)はプレータイムを与えながら、Wリーグに慣れさせようと思っています。いい素質を持っていて点も取れますから、1番2番両方で育てていきたいと思っています。

──今シーズンの目標をお聞かせください。
 チームの目標はベスト4ですが、そのためには(昨シーズンも狙いは同じでしたが)、相手を60点台に抑え、オフェンスでは80点以上取るゲームをしていきたいと考えています。当然トランジションも速くしなければなりませんし、単純なターンオーバーを減らさなければなりません。ただ、昨シーズンに比べると確実にフィニッシュ力がアップしていますから、期待値は上がっています。

──来シーズンからは2部制に移行しますが、そこは意識されていますか。
 それはあります、昨シーズンはギリギリの8位ですから。チームだけでなく応援してくださるみなさんも意識はあると思いますが、気にし過ぎないことも大切かなと。自分たちの課題にフォーカスしながら、ミスを減らしていく。目標に向けてやるべきことをやり切る、その大切さを選手たちに求めていきたいと思います。

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