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セミファイナル第1戦・会見コメント

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【トヨタ自動車アンテロープス(1勝0敗)】

<後藤 敏博 ヘッドコーチ>
緒戦は大事なので内容はともかく勝てたのはうれしく思っている。ずっと課題としてきている、相手に流れをあげてしまうというところは変わっていない。何か今から新しいことができるわけではないが、ミーティングで再度確認したい。ディフェンスは用意していたことが徹底できたが、徹底しすぎて逆サイドで3PTSを打たれる場面があったので明日はガードにプレッシャーをかけるなど対策を講じたい。

<久手堅 笑美 選手>
今日は自分たちのくだらないミスから相手に流れを渡してしまった。後半に入って相手ディフェンスが強くなったこともあるが、前半大きくリードして緩んだつもりはなかったが知らず知らず油断があったのかもしれない。そこはタイムアウトの時などに、私や矢野選手がみんなに声をかけて引き締めるようにはしていた。リバウンドも1本負けているし、課題はまだまだある。この後も新しいことでがんばるのではなく、今までやってきたことを出せるようにしたい。

<森 ムチャ 選手>
今シーズンは、苦手としてきたセンターポジションとしてのインサイドでのプレーを後藤ヘッドコーチとずっと取り組んできて、ここまではあまり出せなかったものの、今日はその成果が少し出せたのでよかった。しかし、ディフェンスは簡単にやられてしまう部分もあったのでそこは反省したい。こういうビッグゲームに立てることはうれしいことだし、ベテランの池田選手や矢野選手が助けてくれるので、思い切りプレーすることができている。


【富士通レッドウェーブ(0勝1敗)】

<藪内 夏美 ヘッドコーチ>
最終的に得点差は縮まったが、私自身は惨敗だと思っている。前半のミスの多さ、シュート確率、プレーの質そのものがすべて出し切れずに終わってしまった。センター陣やインサイドでのポジション取りで戦うと指示していたがポイントがまず作れず、きっかけが作れないままただボールだけが回っているだけでチャンスが生まれなかった。ここまでも得点がなかなか上がらなかったので攻撃回数を増やそうとチームとしてやってきたがなかなかブレークも出なかったし、とにかくシュートミスが今日のゲームの敗因だと思う。トヨタはこちらのインサイドをかなり意識して対策してきたが、こちらのその次の一手がなかったということで私自身の責任も感じている。

<鈴木 あゆみ 選手>
前半、足が止まってしまってオフェンスの流れがなかなか作れずに、シュートは打っているもののいい形で攻めているという感覚はなかった。後半のように早めにガードに対してセンターがきっかけを作るようにスクリーンに絡んだりなど、早めに仕掛けていかないとエンジンがかかるのが遅すぎて追いつけないということがあるので、もう少し前半から攻撃を仕掛けていくようなバスケットをできればと思っている。

<長岡 萌映子 選手>
得点は取れているものの、前半は3点だったので、自分が基点となってこのチームは攻める、と自分では思っているので、その基点になることができなかったのが自分たちのオフェンスが機能しなかったことにつながっていると思う。後半にあれだけの巻き返しをチームとしてできていたので、それを前半から出すということが自分たちの課題ということでここまできたが、それが今日も出てしまったので明日はチームとしてもっと速い展開のバスケットをしなければいけない。トヨタのオフェンスも研究してきていたが、スクリーンでの得点を抑えられなかった。今まで対策してきているところなので、明日はコミュニケーションを取ってそこを止められれば、トヨタの得点も抑えられるのではないかと思う。


【JXサンフラワーズ(1勝0敗)】

<佐藤 清美 ヘッドコーチ>
前半はターンオーバーが多く、うちのリズムでバスケットを展開することができなかったが、後半はそこを修正してリズムに乗ることができたし、今まで練習してきたディフェンスが後半に発揮できたのでよかったと思う。特にインターセプトから流れを作ることができた。出だしで3PTSを入れられたので大きい選手でサイズアップを図って対抗したが、後半はガード陣の機動力を使いたいと思い速いテンポのゲーム展開にしたところ、ディフェンスからのスティールが出て、シャンソンのターンオーバーも19個に持っていけたので、明日もこのような形でできればいいと思っている。オフェンスでは2PTSの確率が50%とやや低かったので、インサイド中心のオフェンスを展開するチームとしては、ここを上げていかないと自分たちのペースにはならないので明日は修正して臨みたい。

<吉田 亜沙美 選手>
今日は出だしからディフェンスリバウンドが取れなかったり、ミスが出たりなどして展開が重くなってしまった。シャンソンの3PTSを警戒していたのに、出だしで入れられてしまってからリズムが悪くなった。後半はディフェンスでボールマンへのプレッシャーや周りの選手のヘルプでの連携ができてスティールにつながった。そこでやっと自分たちのディフェンスができて流れが変えられてよかった。明日は早い段階からできるようにしていきたい。

<間宮 佑圭 選手>
個人として試合前は、「冷静に自分のペースを崩さないように」ということを意識して臨んだ。リバウンドで貢献できたのでよかったと思う。厳しい戦いが続くが、簡単にできると思わず、一戦一戦しっかりと自分のペースを崩さずに、相手と一緒に熱くならないように自分のプレーをしっかりやっていけたらと思う。


【シャンソン化粧品シャンソンVマジック(0勝1敗)】

<木村 功 ヘッドコーチ>
まだ若い選手が多いので後半勝負になる時のことを考えて、今日はメンバー交代を頻繁に行ったのでチームとしては落ち着いた試合運びができなかったかもしれないが、前半はこちらのペースではなかったが何とかうまくゲームは作れたかなと思う。しかし3Qに入ってから、前半ある程度抑えていたJX・渡嘉敷選手のリバウンドをわかっていながらやられてしまったことと、ガード陣のスティールからの得点で相手を勢いに乗せてしまい、こちらの攻撃が一本調子になってしまった。そのあたりがもう少しタフに戦えるように、明日に向けて修正したい。

<池住 美穂 選手>
前半は、自分たちがよかったわけではないが得点が取れ、ディフェンスも抑えることができていた。渡嘉敷選手のリバウンドについては、前半は何とか中に入らせないようにポジションが取れていたが、後半に入っていいポジションを取られ、周りの選手もボールを見てしまって飛び込めずにマッチアップの選手との1on1のシチュエーションにさせてしまった。ここは気持ちの問題かと思う。また、オフェンスでもボールをもらいたいときにもらえなくなって、動きを入れないと、と意識するあまり、攻撃にならない無駄な動きが出るようになってしまった。スクリーンをかけても相手のガード陣がそれをすり抜けてしまったので、もう少し自分たちが攻撃的にならないといけないと思う。後半に入って、相手がよくなったということよりも自分たちのできていたことができなくなってしまった。そこを明日は修正したい。

<三好 南穂 選手>
3Qで相手ガード陣に何本かスティールをやられてそこから勢いを与えてしまった。相手が狙っているのはわかっていたが、自分が一人の味方しか見ていなかったり、周りが動かなかったり、もらうときにスピードの強弱をつけて振り切るなどもしなかったので単調になったところをやられてしまったかと思う。リバウンドのルーズも渡嘉敷選手にかなり取られてしまったので全員で取れるように明日は切り替えてプレーしたい。

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