Wリーグ公式WEBサイト恒例企画!
先月閉幕した第20回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者へ独占インタビューを敢行!
今シーズンの活躍の裏にあったそれぞれの想いに迫ります。
「今シーズンは受賞できるとは思っていませんでした」
今シーズン新たに3Pシュートに挑戦した渡嘉敷選手。見事5年連続6回目のフィールドゴール成功率No.1受賞です!
──────────
第20回Wリーグ リーダーズ表彰者コメント
【フィールドゴール成功率】
第1位・計162/247本(65.59%)
渡嘉敷 来夢
(JX-ENEOSサンフラワーズ#10)
※5年連続6回目
──毎年、リーダーズは複数受賞。今回もフィールドゴール成功率、ブロック・ショット分で受賞されました。
「今回は、このフィールドゴール成功率No.1が嬉しいです。これは3Pシュートの数字も入っていますよね!? それでも受賞したわけですから良かったなと(笑)」
──「3Pシュートを積極的に打つようになった」というコメントをお聞きしましたが?
「そうですね、それでもこの賞がいただけたというのは、今までで一番手応えがあったというか、3Pシュートを打ってもFG%が落ちなかったのは嬉しいです。今シーズンは受賞できるとは思っていませんでした」
──シーズン前から意識して、3Pシュートを打ったわけですね。日本代表チームはインサイドプレーヤーも打つように指示されているのですよね?
「日本代表を意識したというより、ディフェンスが前を空けたら打とうというのは心掛けていました。1試合でそれほど多い本数ではないですが、逆に少ないながらもきっちり決められたかなと思います。これまでに比べれば、3Pシュートの本数が含まれていますから、それでもフィールドゴールの確率が一番だったというのは、成長したかなと思います。3Pシュートに関しては、ノーマークで打っていますけどね(笑)」
──アウトサイドからシュートを狙うことで、相手はディフェンスも対策しなければなりません。成長の証であり、ますます脅威になりますね。それと、インサイドのスターターが大﨑(佑圭)さん(出産のため今シーズンは選手登録なし)から#33梅沢(カディシャ樹奈)選手に代わりました。自分がしっかりしなければ、という考えはあったのでしょうか?
「(自分が)頑張んなきゃ、っていう気負いはなかったですね。逆に、自分のプレーをしっかりやろうと思っていました」
──自分のプレーを見せて、梅沢選手に勉強してほしい、成長してもらいたいとか……?
「そうですね、でも自分自身まだ成長が足りないので、もっともっとやらないと(笑)。彼女も、これからもっと良いパフォーマンスを見せてくれると思います。」
──キャリアのある大﨑さんだと任せてもいいところがあったと思います。今度は自分がしっかりプレーをして、それが若手の成長につながるように、ということですね。
「自分が何かを教えるというわけではありませんが、練習でも気になったところはアドバイスします。試合中は、若手が思いっ切りプレーしても大丈夫なように、まずは自分自身のプレーをしっかりやることが大事。試合で経験を積むことが成長につながりますが、それは自分にも当てはまるので、自分がやるべきことに集中しなければと思っています」
──────────
▼第20回Wリーグ リーダーズ表彰者一覧
https://www.wjbl.org/static/topics/press/20190210_leaders.pdf
▼第20回Wリーグ アウォード表彰者一覧
https://www.wjbl.org/static/topics/press/20190304_award.pdf