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先月閉幕した第20回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者へ独占インタビューを敢行!
今シーズンの活躍の裏にあったそれぞれの想いに迫ります。
「とにかく彼女について行こうと思っていました。」
切磋琢磨をして戦った刺激的な同期の存在。
チームをまた一つ上のステージへ…
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第20回Wリーグ リーダーズ表彰者コメント
【ルーキー・オブ・ザ・イヤー】
鷹のはし 公歌(たかのはし きみか)
(東京羽田ヴィッキーズ#20)
──受賞を知ったのは、どういう状況でしたか?
「リーグからの電話で知りましたが、まさか受賞するとは思っていなかったので、一瞬間があって“ありがとうございます!”って(笑)。最初に父に報告しましたが、『良かったね』って言われて嬉しかったです」
──評価されたポイントはどこだと感じていますか?
「試合で得点に絡むことが自分の役割だと思っていました。全くダメな試合もあったのですが、2ケタ得点を上げられた試合もいくつかあったので、その部分ではチームにも貢献できたのかなと思います。学生の頃、Wリーグは観ていましたが、実際にプレーしてみると当たりの強さだったり、スピードだったり、その差が学生とは違うと実感しました」
──それに対応するため、どんなことを心掛けたのでしょうか?
「チームメイトですが、同じポジションに#25津村(ゆり子)がいます。ユニバーシアード代表で、スピードがある選手ですから、とにかく彼女について行こうと思っていました。チームメイトにそういう存在がいたことも大きかったですね。4人同期がいますが、身近にライバルというか、切磋琢磨できる選手がいたのがプラスになりました」
──同世代のライバルが刺激になったのですね。
「私はまだ代表に選ばれるレベルには届いていませんから、そこは来シーズン以降も自分のモチベーションにして頑張っていきたいと思います。今シーズン以上にいろいろな部分でパフォーマンスを上げていかなければと、強く感じています」
──大学とは違って練習場はいつでも使える環境ではないと思います。そういう面でハンディを感じますか?
「限られた時間の中で練習しなければなりませんから、その時間は集中して、自分の課題を見つけては克服していくことの繰り返しです。大学の時はいつでも空いている時間に、トレーニングやシュート練習などできましたが、今は集中して練習することの大切さや、自分で自分をコントロールすることの重要性を学ぶことができていると思います」
──学生気分が抜けたというか、「プロ意識」が身に付いたわけですね。コンディションの維持などいかがでしょうか。
「食事に気をつけるようになりました。でもまだかな……スイーツに目が行ったりしますね(笑)」
──改めてですが、1シーズン目の手応えはいかがでしたか?
「オフェンスではドライブで行けるところもありますが、それで突っ込んでしまうこともあります。しっかりとディフェンスを見ながらリズムを変えたり、ストップしてジャンプシュートを打つといったスキルを身につけたいと思います。課題はディフェンスです。フィジカルの強い選手がいっぱいいますから、当たり負けしないようウエイトトレーニングで鍛え、来シーズンに臨みたいと思います。チームの勝利に貢献し、1つでの上の成績に届くよう頑張ります」
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▼第20回Wリーグ リーダーズ表彰者一覧
https://www.wjbl.org/static/topics/press/20190210_leaders.pdf
▼第20回Wリーグ アウォード表彰者一覧
https://www.wjbl.org/static/topics/press/20190304_award.pdf