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セミファイナル第2戦 試合後コメント(ENEOS、デンソー)

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ENEOSサンフラワーズ

■梅嵜英毅HC

 勝って、ホッとしているのが一番です。2試合の合計で3点差という勝利でした。それはデンソーが皇后杯以降、ディフェンスを強化してきたというのが一番の理由です。かなり手こずりましたし、改めて高さのアドバンテージを失った大変さを実感しています。

 最後はみんなでリバウンドを取って頑張ってくれましたが、取られることも多く、相手にセカンドチャンスを決められて苦しかったので、ファイナルに向けてはもう一度、ボックスアウトをしっかりと徹底しなければなりません。

 石原愛子選手はリーグの終盤からこのセミファイナルも、良いつなぎをこなしてくれていますし、藤本愛瑚選手は今日の試合の重たい状況の中、独特のリズムが奏功しチームを救ってくれました。他にも起用したい選手はいますので、練習をこなしながら判断してきたいと思います。

■岡本彩也花選手

 率直に、ホッとしたという気持ちです。ようやくファイナルへの一歩を踏み出せたと感じていますが、課題も残る試合でした。それは、1人の選手に多く得点を許してしまうことで、昨日(第1戦)は髙田真希選手、今日は本川紗奈生選手にやられてしまいました。そこは試合の中でアジャストしなければ後半苦しくなりますし、リードを広げることもできません。ディフェンスの部分で甘さがあったと思います。

 ファイナルは皇后杯で対戦したトヨタ自動車が相手ですが、集大成として向かって来ると思います。決して受け身にならず、負けていても我慢して、オフェンスでもディフェンスでも攻めるバスケットをすることと、最後は気持ちだと思うので、そこは自分たちのバスケットを遂行できるように〝走りたい”です。

■中村優花選手

 昨日の試合は、個人的には不甲斐ないプレーだったと思っていて、今日は、相手が自分たちにどれだけアジャストしてきても、いかに気持ちを切り替えてやるかが大事だと考えていました。アジャストされることをマイナスに捉えずに、どういうチャレンジができるのか前向きに考えながらプレーできたのが良かったと思います。
 
 チーム全員が大好きなバスケットを楽みながらプレーしている姿を披露することで、みなさんに何かを届けたいというのが私のモットーです。コロナ禍でも、「希望と元気と勇気と愛」を広げて行ければと思いますので、頑張ります!


デンソー アイリス

■マリーナ・マルコヴィッチHC

 コロナ禍という難しい状況の中、このような素晴らしい舞台を準備してくださったWリーグを称えたいと思います。世界中でプレーが困難な状況が続いていますが、ソーシャルディスタンスや応援ルールなどを守りながら関わってくださった多くの皆様をリスペクトしています。そして、ENEOSのファイナル進出を称えたいと思います。次のトヨタ自動車との対戦においても素晴らしい試合をしていただき、日本の女子バスケットがさらに上のレベルに行けること示してもらいたいと思います。

 今シーズンですが、プレシーズンがないまま開幕を迎えるという難しさがありました。ただ、昨日、今日の試合を通して、自分たちがどれほど成長したかを見せることができたと思います。セミファイナルで競り合えたことは素晴らしい成長だと思っています。この2試合は経験の差で負けたと感じています。来シーズンはオリンピック後、すぐに来日して準備を進める予定ですので、より良い成長を見せられると思います。

■髙田真希選手

 このセミファイルはチームを勝たせることができなくて申し訳ない気持ちいっぱいです。最後のプレーは決められた形ではありましたが、そうではなくても自分がしっかり決めるという気持ちでいました。
 
 新しいヘッドコーチを迎えて、ボールへの執着心や最後まであきらめないプレー、タフに戦うということについて少しずつできていると感じています。指示されていることをやれば良い結果につながるという自信も付いて来ています。今回は悔しい結果になりましたが、マリーナHCを迎えて、本当に大きな一歩を踏み出せたと手応えを感じています。今回の経験を忘れないように、一日一日練習でハードワークすることが大切だと学びました。

■本川紗奈生選手

 最後までタフな試合になることはわかっていました。本当に最後の最後のところで勝ち切ることができず、力不足を感じました。

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