第16回Wリーグは第6節を終了し、デンソー、富士通、JX-ENEOSが8勝2敗となって首位から3位に並び、それを追って3敗のシャンソン化粧品、トヨタ自動車、4敗の三菱電機が追いかけます。この中から抜け出すチームはあるのか、大混戦となっています。
今節からは土日同一カードの連戦となります。
第1クールの台風の目、トヨタ紡織がシャンソン化粧品と連戦です。(12/13(土)、14(日)エスフォルタアリーナ八王子)
富士通に勝利し、開幕4連勝したトヨタ紡織ですが、シャンソン化粧品に敗れるとそのまま4連敗。現在、5勝5敗と五分の星です。トヨタ紡織としては、第1クールのリベンジとしてシャンソン化粧品を倒し、再び旋風を巻き起こしたいところです。
注目選手はトヨタ紡織 #33長部沙梨。高い身体能力を生かした鋭いドライブとリバウンドを武器に、2010年シーズンから全試合スタメン出場を続けるトヨタ紡織の大黒柱です。シーズン当初は #9野町とともに1試合平均20点以上の得点を挙げ、トヨタ紡織好発進の原動力となっていますが、第1クールが終了した時点で1試合当たり得点は12.8とやや落ち込んでおり、チームの巻き返しのためにも、得意のリバウンドと合わせ更なる奮起が期待されます。
対するシャンソン化粧品では #12 三好南穂。昨シーズン、新人ながらポイントガードに抜擢され注目を浴びました。今年はアジア競技大会日本代表に選ばれ、3Pシュートを武器に銅メダル獲得に貢献しました。今シーズンも第6節終了時点で22本(42.3%)の3Pシュートを沈め、現在ランキングの6位につけています。他に20本以上の3Pシュートを沈めているのは、三菱電機 #3 宮本27本(1位・49.1%)、トヨタ自動車 #24 栗原27本(3位・44.3%)、富士通 #15 山本26本(4位・44.1%)、JX-ENEOS #11 岡本26本(22位・32.1%)、羽田 #15 落合25本(23位・28.4%)の5人だけです。ランキングで上を行く3人はいずれも日本代表。三好が今後フル代表に選出されるためには、更に武器を磨く必要がありそうです。
鋭いペネトレイトからの得点。アウトサイドから華麗な弧を描く3Pシュート。様々なシュートで、ひとつひとつの得点が積み重ねられていきます。是非会場で熱いシーンを目撃してください。
12/14(日)に行われる本ゲームは、動画配信サイト『WJBLチャンネル』で12/15(月)配信予定です。お楽しみに!!
動画配信サイト『WJBLチャンネル』はこちらから↓
http://www.wjblchannel.jp(写真左・シャンソン化粧品 #12 三好南穂選手/右・トヨタ紡織 #33長部沙梨選手)