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プレーオフ・セミファイナル第2戦 会見要旨 JX-ENEOS

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■佐藤 清美 ヘッドコーチ
トヨタ自動車さんの外角のシュートを抑えることができず、常にビハインドのゲームになってしまいました。選手たちがよく我慢して、第4クォーターまで粘ってプレーしてくれたことが逆転勝利につながったと思います。 ハーフタイムでのミーティングでは(13点差でしたが)絶対に諦めないで、第4クォーターには1ケタの差に持って行こうと指示しました。その通りに選手たちが頑張ってくれました。第3クォーターに粘ってくれて、指示通りの形に持って行けたのが良かったですね。
 この2戦を通してですが、昨日のゲームがああいう形(大差の勝利)になって選手たちに気の緩みがあった、というよりもトヨタさんの気迫が上回ったゲームでした。ウチのチームも油断はなかったと思いますが、それが第3、第4クォーターのプレーにつながったと思います。
ファイナルの対戦は富士通さんで、リーグ戦では負け越し(1勝2敗)ている相手です。終盤の横浜での試合もいい内容ではなく、相手の3ポイントをどう抑えるかが課題だと思っています。

■#21 間宮 佑圭 選手
とても苦しいゲームでした。10点差からなかなか詰めることができず、点数を取っても相手にゴールを許し、ディフェンスを頑張ってもリバウンドを取られてしまうという部分がところどころ出てしまったのが反省点です。それはファイナルに向けて修正するところだと思いますが、それでも第4クォーターで逆転できたように、チームの強さ、センター陣の強さをいうのが観ている方たちにもわかったと思いますから、それは忘れずに(最短)3戦のファイナルを頑張りたいと思います。
ファイナルの相手は負け越しているので「いやだな」というのが正直な気持ちです。シーズン当初から、なかなか自分たちらしいプレーができていませんでしたが、徐々にいい形になってきたと思います。「終わりよければすべてよし」今シーズンは、この言葉の通りになるように、相手はどこであれ優勝できるように頑張ります。

■#10 渡嘉敷 来夢 選手
本当に苦しい試合になったのですが、絶対に負けたくないという気持ちで、どんな形でも点を取ろうという気持ちでプレーしました。絶対に勝てると信じて40分間プレーしていました。みんなで我慢して、みんなで勝利をつかんだので、また1週間、しっかり練習してファイナルに臨みたいと思います。今日の39点はこれまで記憶がありません。おそらくキャリアハイだと思います。
ファイナル(対富士通戦)は今から楽しみにしています。今シーズンは、戦っていても絶対に勝てるという確信はありませんし、むしろ相手のほうが強いと思っています。「自分たちのバスケットをやって勝てるのか」というところですが、それだけに150%の力を出して、しっかりプレーして勝ちたいと思います。とにかく楽しみです。

プレーオフ・ファイナル進出チームが決定しました!!

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本日、第16回Wリーグは代々木第二体育館においてプレーオフ・セミファイナル第2戦を行い、JX-ENEOS、富士通が連勝でセミファイナルを突破、ファイナル進出を決定しました。
JX-ENEOSは9年連続33回目、富士通は7年ぶり3回目のファイナル進出となります。

本日の結果、3/24(火)に開催予定でしたセミファイナル第3戦は行われませんのでご注意ください。

プレーオフ・ファイナルは4/2(木)から行われます。

プレーオフ特設サイト
http://www.wjbl.org/playoff/14-15/

プレーオフ・セミファイナル第2戦 会見要旨 富士通

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■BT テーブス ヘッドコーチ
(今日のゲームについて)
前半の出だしが良かったです。チェンジングディフェンスを使って、マンツーマンがダメでもゾーンにしたり、ゾーンがダメでもマンツーマンで対応したり、それが上手くいったと思います。それと、ゾーンからブレイクがよく出て、山本選手の3ポイントが爆発してくれたお陰で良かったと思います。後半は、また苦しい時間帯でチェンジングディフェンスがよく機能して……これが上手くいかなかったら今日のゲームはダメだろうと思いましたが……ウチの選手たちが、その大事な時間帯でよく我慢してくれました。
(セミファイナルを通して)
昨日今日とも苦しい試合になりました。デンソーさんが勝ってもおかしくなかった試合です。苦しい時間帯でウチの選手たちが気持ちの切り替えができ、我慢してプレーできました。これは精神的に大きなことで、成長につながったと思います。
(#0 長岡選手に関して)
苦しい時間帯に脚が止まってしまい、ポスティングしなければボールが上手く回らないと感じていました。長岡選手をベンチに下げた時、彼女は少し気持ちが落ちていましたが、「ここまでのプレーは良くないけど、我慢していれば大事なところで点が取れるかも知れないから」と伝えました。本人がそれに応えて気持ちを切り替え、連続6得点してくれました。彼女は昨日と今日とレギュラーシーズンよりも得点は少ないかも知れません。でも、コートにいる時、彼女は得点だけでなく他の仕事、リバウンドやブロックショット、アシストやスティールなどで貢献してくれるようになりました。その辺りは成長してきたと思います。
(#11 篠崎選手に関して)
ルーキーがこれほど活躍してくれるとは想像できませんでした。オフェンスだけではなく、彼女のディフェンスは大事です。常に相手のエースとマッチアップしているので、オフェンスへの影響は大きいと思います。その中でシュートを打つというのは難しいと思いますが、大事な試合でこの活躍は嬉しいですね。

■#15 山本 千夏 選手
今日は高田選手のところを守るというのが、チームで徹底しようとしたところですが、昨日よりも今日のほうが多く点を取られてしまいました。リバウンドの本数自体は勝っていますが、相手にオフェンスリバンドを取られてしまったことなどが今後の課題です。今日は、「打っていこう!」と決めていたので、積極的にシュートを狙い、それがいい感じに入ってくれたのが良かったと思います。

■#11 篠崎 澪 選手
(今日の試合について)
出だしは良かったと思いますが、その後はリズムが悪くなってしまいました。第3クォーターに苦しい場面がありましたが、全員で気持ちを出していくことで、この勝利につながったと思います。まだ課題はたくさんありますが、今日は勝ち切れてよかったと思います。
(ヘッドコーチの言葉を受けて)
開幕戦は全然ダメでしたが、それでもヘッドコーチが粘って粘ってコートに送り出してくれたので、徐々に自分のプレーを出せるようになりました。ヘッドコーチにはとても感謝しています。まだまだ好不調の波があるので、少しでもそれを減らしていけるように頑張りたいと思います。

プレーオフ・セミファイナル第2戦 会見要旨 トヨタ自動車

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■後藤 敏博 ヘッドコーチ
今のウチのとってはこれが精一杯でした。選手たちはよくやってくれたと思います。1戦目を終えてミーティングし、頭を切り替えて今日に臨んだので、セミファイナル2戦を振り返るのは難しいのですが、全体を通しても選手たちはよくやったと思います。

■#23 鈴木 一実 選手
出だしは昨日の反省点を生かし、自分たちの激しい攻守でペースをつかむことができました。ただ、第3クォーターに入ってから、大事なところでイージーシュートを決め切れなかったのが敗因というか、そこでもう少し踏ん張れればよかったんですが……。
昨日に比べると、前面に気持ちが出ていたと思います。コート上の5人が最後までゴールを決めに行くという強い気持ちがありました。勝ちたいという気持ち、パーフォーマンスが少しは出せたのではないかと思っています。
初めてキャプテンとして臨んだシーズンでしたが、すべてやってきたことが今日の結果だと思います。まだまだできると思いますし、セミファイナルで負けたことを経験として積み上げて、自分もチームももっともっと成長したいと感じたシーズンでした。

■#20 近藤 楓 選手
前半はチームでテーマとして決めていた「走る、守る、決める」ができていたと思います。トヨタらしいバスケットだったと思いますが、後半はディフェンスが甘くなり、自分もゴールに向かう気持ちが弱くなってしまったのが反省点です。
昨日は焦ってシュートを打ってしまって確率が悪く、リズムがつかめていませんでした。今日は積極的にゴールに向かう気持ちで、少し余裕を持ってディフェンスし、行けるところは行く、と余裕を持ってプレーできたと思います。ボールを持つ回数が増えたので、自分のシュートチャンスも増えたのではないかと思います。

プレーオフ・セミファイナル第2戦 会見要旨 デンソー

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■小嶋 裕二三 ヘッドコーチ
(今日のゲームについて)
昨日もそうでしたが、今日も富士通さんとはもう少しできたのではないかと思います。こちらも死力を尽くして戦いました。それで、こういう結果になって悔しいです。最後は2点差まで追い上げることができ、いい試合ができたのではないかと思っています。今日は出だしがすべてだったと思います。ディフェンスリバウンドが取れなかったり、こちらが少し無理な攻めをしてしまい、そこをことごとくチャンスに変えられてしまいました。早々にノックアウトパンチを食らって試合に入ったような感じです。
(セミファイナル全体を通して)
今シーズンの最少失点チーム(デンソー)vs最高得点チーム(富士通)というこで、我々のディフェンスvs富士通さんのオフェンスという見方がされていて、そういうゲーム展開が予測されていたと思います。私もその展開を目論んでいました。ただ、こちらの得点力があまりにも伸びなかったのが痛かったです。相手のディフェンスの変化に対応できず、決定力の高さに圧倒されてしまった感じがあります。そう意味で反省点はたくさんあります。相手は素晴らしいバスケットを展開していて、最後は負けましたが2点差まで追い詰められたというところに関しては頑張れたのではないかと思っています。

■#14 大庭 久美子 選手
昨日はアウトサイド中心の攻撃になってしまったので、今日はドライブやインサイドの攻めから高田のアシストパスも良くていい流れができたと思います。が、最後は悔しい試合になってしまいました。自分もチームに貢献することができず、申し訳ない気持ちです。

■#8 高田 真希 選手
一人ひとりの攻め気はあったと思いますが、それが空回りしてしまったというか……ただ、第2クォーター、第3クォーターと自分たちのリズムがつくれて、いいプレーが出ていたと思います。最終的には相手の決定力が上回っていたと思います。勝負どころでドライブや3ポイントにやられてしまいました。

第16回Wリーグの表彰者が決定しました!!

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各チームヘッドコーチ及び報道関係各位からの投票によって第16回Wリーグのアウォードの表彰者が決定しました。

アウォード・リーダーズの表彰式は、4/5(日)に代々木第二体育館で行われるファイナル第3戦終了後に実施します。


(写真は4年ぶり2回目のレギュラーシーズンMVPを受賞した、JX-ENEOS・#10渡嘉敷来夢選手)

プレーオフ・ファイナル 記者会見 ヘッドコーチのコメント

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いよいよ明日からファイナルがスタート。
ファイナル開催に先立ち行われた記者会見でのヘッドコーチのコメントをお届けします。

【佐藤 清美 ヘッドコーチ のコメント】
――最初に、セミファイナルの振り返りとファイナル出場を果たされた感想をお聞かせください。
セミファイナルでは2戦とも80点以上取れたのでとりあえずは満足しています。ただ、第2戦に関して言うと、前半でトヨタさんの得意の3ポイントを何本か入れられてしまいましたし、うちのオフェンスもインサイドが中心になってしまってアウトサイドでほとんど点数を取れなかったところが今後の課題かなと思っています。ファイナルに9年連続で出場できるのはリーグ通してのことを考えるとよかったと思っています。
――相手チームは、リーグ戦では1勝2敗と負け越している富士通となりました。緒戦は大差となりましたが残りは全日本総合選手権も含め接戦の試合となっており、一筋縄ではいかない手ごわい相手かと思います。連覇を狙うために必要な条件、というのは何だと思われますか?
とにかく富士通さんはトランジションが速いですし、アウトサイドのシューターも非常に確率のいいシュートを打ちますし、インサイドも強いのでその3つのところをどう守っていくかということをこれから考えたいと思います。
――相手のデンソーで注意したい選手を挙げてください。
皆注意しなければいけないと思いますが、やはりゲームメークをしている町田選手や、3ポイントを確率よく入れる山本選手、この2人のところはマークしなければならないと思っています。
――ご自身のチームで期待している選手を挙げていただけますか。
ここにいる2人(吉田・渡嘉敷)と間宮には期待していますが、それ以上にアウトサイドの岡本と大沼がアウトサイドのシュートをしっかり入れてくれるように期待しています。


【BTテーブス ヘッドコーチ のコメント】
――最初に、セミファイナルの振り返りとファイナル出場を果たされた感想をお聞かせください。
セミファイナルではうちのチームのメンタルを向上させるいい経験になりました。波が相手に行ってしまった時でも持ちこたえられることを証明することができました。これは選手たちの頑張りによるのもので、選手たち自身で勝てる道を見つけました。デンソーさんは本当によく統率されたチームで、勝ったのがデンソーさんでもおかしくなかったと思います。今シーズン私たちが成し遂げたことで一番重要なことはチームの構成を作り上げたということです。これはファイナル、そして来シーズンに向けても重要なカギとなります。
――今シーズンのJX-ENEOSにはリーグ戦では勝ち越しているものの、オールジャパンも含め、ほとんどが接戦の試合でした。このファイナルでの戦い方のポイントはどこになると思われますか?
富士通とJX-ENEOSさんのプレースタイルは全く違います。富士通としてはコンスタントに自分たちのバスケットを続けられるかがカギとなると思います。JX-ENEOSさんにオフェンスリバウンドを取られないようにすることが重要です。
――今シーズン新たに就任されて、チームに対してどのような印象があったかということと、どのようにチームを変えてきたかお聞かせください。また、ここにいる町田選手の山本選手についての印象の変化があれば教えてください。
今シーズン初めからチームのシステムを変えてきましたが、シーズン途中くらいからトップの強いチームと戦えるようになってきました。それは試合の内容だけでなく精神的に少しずつ成長してきたと思います。練習の環境が一番大事なことだと思いますが、試合よりも厳しい環境を作れないといけません。もちろんチームで責任を取らなければいけませんが、選手それぞれも自分の役割をしっかりわかって、プレーがよくないときは選手自身が責任を取らなければならない。そういうことはハッキリ伝えています。恐らくそれで選手たちは迷いがなくなったと思います。
町田選手は、今シーズンは昨シーズンと比べてだいぶプレーよくなりましたがターンオーバーが多くて、アシストとの比率がよくない。ターンオーバーが少ない時は、きちんとゲームコントロールができている時だと思います。ポイントガードとしては、JX-ENEOSの吉田選手のように攻撃的なプレーがなければだめだと思いますが、そのあたりはだいぶ成長してきました。山本選手については以前から3ポイントシューターと言われてきましたが、実はドライブとアウトサイドのバランスがよいです。まだプレーの波はありますが、ディフェンスで頑張ってくれれば彼女はオールラウンドの選手になると思います。
――相手のJX-ENEOSで注意したい選手を挙げてください。
やはり渡嘉敷選手です。一人で彼女を止められる選手はどこにもいません。ゴール下のシュートが決まれば彼女一人で勝つことができます。また、吉田選手が復帰したことでチームプレーがだいぶ変わると思いますので、そこも頑張って守っていきたいと思います。
――ご自身のチームで期待している選手を挙げていただけますか。
富士通には渡嘉敷選手のように一人で試合を支配できる選手はいません。うちのカギはチームバランスです。セミファイナルではそれが上手くいったので勝つことができました。隣にいる2人(山本選手・町田選手)にはファイナルも続けて頑張ってほしいです。
――ファイナルに向けての意気込みをお聞かせください。
JX-ENEOSさんと同じく、優勝することです。選手たちには情熱を持ってプレーし、オフェンスでもディフェンスでも常に攻撃的に攻めてほしい。この経験を楽しみながら戦ってほしいと思います。勝つしかないですね。

(写真左・JX-ENEOS 佐藤HC/右・富士通 テーブスHC)

プレーオフ・ファイナル 記者会見 選手のコメント

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いよいよ明日からプレーオフ・ファイナル!!
ファイナル開催に先立ち行われた記者会見での選手のコメントをお届けします。


【JX-ENEOS #12 吉田 亜沙美 選手】
――最初に、セミファイナルの振り返りとファイナル出場を果たされた感想をお聞かせください。
 セミファイナルはやっと自分たちのバスケットができるようになってきたゲームではなかったかと思います。2戦を終えて自信につながった部分があったと思いますので、いい経験ができました。ファイナルに向けてチーム一丸となって7連覇目指して、相手がどうとかではなく自分たちのバスケットを40分間できるように一からまた練習しなおして頑張りたいと思います。
――相手チームは、富士通となりましたが、ポイントガードとして、どのような展開に持ち込みたいとお考えでしょうか。オフェンス面、ディフェンス面それぞれお聞かせください。
 JX-ENEOSというチームはディフェンスからスピードのチームだと思っていますので、自分たちのルールを徹底してディフェンスからリバウンド、ファーストブレークにつなげられるようにアップテンポな展開をしていきたいと思っています。富士通さんには得点源の選手がたくさんいるので、どこに絞るというよりはチーム全員で守っていく形になると思います。その中でもやはり山本選手の3ポイントは抑えていきたいと思っています。
――富士通のガード陣(町田選手・篠崎選手)の印象を聞かせてください。
 今年初めて対戦したのがオールジャパンの準決勝だったのですが、それまでベンチで、あるいはビデオを通して見ていましたが、非常に速いと思います。篠崎選手はすごく走る、町田選手はパスを飛ばせる、私自身の理想とする「走るバスケット」に近いものがありましたので、見ていて気持ちよかったですし、私たちももう1回学ばせてもらうことができました。すごく刺激になっている2人です。

【JX-ENEOS #10 渡嘉敷 来夢 選手】
――最初に、セミファイナルの振り返りとファイナル出場を果たされた感想をお聞かせください。
 セミファイナルは2連勝で終われたので良かったと思っています。ファイナルの舞台で今年も自分たちJX-ENEOSのバスケットができるというのは非常にうれしく思っていますので、相手がどこであれ自分たちのバスケットをコートで表現したいと思っています。
――7連覇を目指すこのファイナルを戦うにあたって、チームとしてのポイントはどこになると思われますか?
 やはり富士通さんの速攻や3ポイントをどこまで止められるかというのがポイントになると思います。JX-ENEOSとしては吉田選手と私との2on2や宮澤選手の高確率のジャンプシュートや1on1を中心に戦っていきたいと思います。
――相手の富士通で注意したい選手を挙げてください。
 個人的には三谷選手が嫌です(笑)。延長になった試合(3/8)も最後同点になるシュートは三谷選手の3ポイントだったので、そういう勝負どころの強さや交代で出てきたときにこちらとしてはプレッシャーを感じます。でもそれに負けないプレッシャーで頑張ります(笑)。


【富士通 #10 山本 千夏 選手】
――最初に、セミファイナルの振り返りとファイナル出場を果たされた感想をお聞かせください。
 セミファイナルではレギュラーシーズンで負け越していたデンソーさんに2連勝できたということがよかったと思っています。ファイナルに関しては自分も含めて初めて経験するメンバーばかりなので、この2連勝した勢いで自分たちのプレーができればいいなと思います。
――ファイナルの対戦はJX-ENEOSとなりました。チームとしてやらなければならないこと、逆にJX-ENEOSにやられてはいけないことは何でしょうか。
 自分たちの持ち味であるブレークを含めた速い展開のバスケットや3ポイントをどんどん狙っていきたいと思います。JX-ENEOSさんにはオフェンスリバウンドを取られてセカンドチャンスを与えたくないので、チーム全員でリバウンドを徹底していきたいと思います。毎試合40分間自分たちのバスケットができれば勝てると思うので、相手というよりもまずは自分たちのプレーができるように頑張りたいと思います。
――相手のJX-ENEOSで注意したい選手を挙げてください。
 渡嘉敷選手です。ポストプレーだけでなくドライブやミドルシュートもあってどこからでも点が取れる選手なので、そこは全員で守っていきたいと思います。

【町田 瑠唯 選手のコメント】
――最初に、セミファイナルの振り返りとファイナル出場を果たされた感想をお聞かせください。
 セミファイナルは2戦とも練習してきたことができたとは思いますが、シーズン通して課題としてきた「リバウンドを取りきること」というところでオフェンスリバウンドを取られてしまったりと、まだまだ課題が残るゲームでもあったので、そこを克服してファイナルに臨みたいと思います。
――ファイナルの対戦は百戦錬磨のJX-ENEOSとなりました。ポイントガードとしてどのようにゲームを組み立てたいと思っていますか。オフェンス面、ディフェンス面それぞれお聞かせください。
 オフェンス面ではアップテンポなバスケットを展開すること、ディフェンス面では守るというよりも攻撃的なディフェンスをしてしっかりリバウンドを取りきることが大事かと思います。自分たちのバスケットをして、チャレンジャーとして全力で向っていきたいと思います。
――相手のJX-ENEOSで注意したい選手を挙げてください。
 注意したいのは吉田選手です。やはり吉田選手が入るとオフェンスのスピードも上がりますし、吉田選手からのパスで得点に繋がることが多いので、そこでどれだけプレッシャーをかけて得点に繋がらないように全員でしっかり守っていくことが大事かと思います。

(写真左から JX-ENEOS 渡嘉敷選手、吉田選手/富士通 町田選手、山本選手)

プレーオフ・ファイナル第1戦 会見コメント JX-ENEOS

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【佐藤 清美 ヘッドコーチ のコメント】
第1、第2クォーターはこちらのディフェンスがとても良かったと思います。その影響でオフェンスも今まであまり調子の良くなかった岡本や大沼らアウトサイド陣が得点を入れてくれたのでこういうゲームになったかと思います。全体としては富士通さんのアウトサイドのシュートを1本に抑えられたのでそこがよかったです。また、富士通の速いトランジションに対して、ガードの町田選手をうちの吉田がしっかり止めてくれたというところが大きかったと思いますし、ハーフコートのところまで早く戻ってそこからピックアップするという練習をしてきましたが、それをしっかりできました。(インサイドアウトのバランスがよかったことについて)今日はたまたま上手くいきましたが次につながるかはわからないので、ディフェンスができたというところを評価したいと思います。ただ後半、特に第4クォーターでベンチメンバーが出たところで少しバタバタしてしまったので、そこは修正していかなければならないと思います。今日はこのような形になりましたが、富士通さんはやはりアウトサイドのシュートとトランジションが速いというところがありますので、次もそこをどう抑えるかがキーになると思います。

【吉田 亜沙美 選手のコメント】
今日はとてもいい試合ができたと思いますし、初戦がすごく大事だと思っていたので、まずは一つとれてよかったと思います。ファイナルの初戦が大事という思いは、やはりこれまで経験してきた結果だと思いますが、出だしの部分で自分たちのバスケットができている時はこのような結果になりますし、ディフェンスが悪かったり走り切れない時は苦戦したり負ける試合が多かったので、私自身は出だしからしっかりゲームを作ることや、インサイドで点を取るとか自らも攻めて最後のパスを出すなど自分が積極的に攻めるということを意識していました。

【宮澤 夕貴 選手のコメント】
今日はディフェンスがすごくよかったのと、そこからディフェンスリバウンドが取れたのでそれがオフェンスにつながったと思いますので、次も継続してやっていきたいと思います。(試合の入り方について)私はシューターのディフェンスにつくので、まずはディフェンスから頑張ろうと思っていました。オフェンス面では、インサイドに相手のディフェンスが寄るのはわかっていたので、自分が空いたら思い切りシュートを打つということを意識していました。

プレーオフ・ファイナル第1戦 会見コメント 富士通

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◆BTテーブス ヘッドコーチ
この試合は第1クォーターで結果が決まってしまいました。出だしがよくなくて、私も含めてみんなで責任を取らなければなりませんが、JX-ENEOSさんのスタートからの気持ちが全然違いました。今年の富士通のスローガンは「PRIDE&PASSION」なのですが、今日はどちらもありませんでした。選手たちの気持ちはもちろん優勝したい、勝ちたいということで一緒かもしれませんが、やはり気持ちが足りません。特に前半、大事なところですべて負けました。リバウンド、ターンオーバー、3ポイントの確率の低さ、これでは勝てません。原因はひとつではありませんが、出だしは皆緊張していたように見えました。今年JX-ENEOSとは4回対戦していますが、今まではインサイドに偏っていたところが今日は最初からインサイド-アウトサイドのバランスが良くて、守り切れませんでした。このチームはディフェンスで守れなければブレークが出ないですし、守れないのであればこちらがアウトサイドのシュートを高確率で決めなければいけないのにそれもできませんでした。皆がっかりしていますが、この1試合で終わりではないので早く切り替えて立て直さないといけません。私もこの後ゆっくり作戦を考え直します。

◆山本 千夏 選手
前半、特にスタートの入りが悪かったのと、相手の気持ちが上回っていたと思います。(初めてのファイナルで)いつもより緊張してはいましたがここまで来たらやるしかないという気持ちではいたので、マイナスな気持ちというのはありませんでした。前半は積極性がなくパスやスクリーンばかり狙ってしまって、いい形でのシュートが打てずにこの確率になってしまったと思います。あさっては気持ちを切り替えてまず自分たちのプレーができるように修正していきたいと思います。

◆町田 瑠唯 選手
やってやるという気持ちはありましたが、ファイナルというのはセミファイナルともまた違っていて、緊張していました。前半から自分たちのやりたいバスケットができなくて、逆に相手にやりたいバスケットを好きにやらせてしまいました。ディフェンスからブレークが持ち味のチームなのにディフェンスで守り切れずにオフェンスにつなげることができませんでした。自分たちはインサイドを固めるというディフェンスをしていましたが、今日はインサイドでもやられたうえにフォワードポジションのジャンプシュートをノーマークで打たせてしまっていたので、外からも中からも決められてしまったという印象があります。今までの試合とは違って、外していた選手も今日は調子が良くてどこも外せない状況だったので難しかったです。今日は終わったことで引きずっても仕方がないので、次の試合に向けて自分たちのやりたいバスケットができるようにしたいと思います。

プレーオフ・ファイナル第2戦 会見でのコメント 富士通

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◆BTテーブス ヘッドコーチ
今日は負けました。結果を出せないのでダメですね。出だしが悪いのは今日も同じで、後半の出だしもよくなかった。最初からビハインドで、選手は逆転するために力を使うしかなかった。数字だけ見たら相手のフィールドゴールパーセンテージは35%、リバウンドも同数だったのでディフェンスは頑張っていたと思います。しかしオフェンス面でうちは3ポイントを狙うチームなので、ノーマークのシュートチャンスは作れていましたが27本中4本の決定率ではきついです。シュートを落としすぎです。シュートを決めるチームが勝つんです。それからターンオーバー。うちの平均は14くらいなのですがこの大事な試合で20ターンオーバーはやはりきついです。気持ちの面では第1戦より今日の方がよかったですが、まだうちのプレーが足りません。明日もありますのでまた頑張っていきたいと思います。(明日に向けては)シュートを決めること、それだけです。

◆三谷 藍 選手
リバウンド数は同じですが、ここ一番というところでリバウンドを取られてしまってそれが点数に繋がってしまうことが多かったのでまだやはり自分たちのやらなければならないディフェンスリバウンド、ボックスアウトが徹底されていないと思いました。(今シーズン接戦を演じてきたJX-ENEOSに対して、このファイナルになって劣勢に立たされていることについて)JX-ENEOSはファイナルに何年も出続けてこの舞台を何回も経験しているというところで試合運びや勝ち方を知っているというところでやはり相手が上だと思います。私たちの経験不足は変えられないので、知らないものの強みを発揮できるよう、切り替えて開き直ってどんどん攻めていくだけだと思います。

◆町田 瑠唯 選手
第1Qと第3Qの出だしが悪くてそこで差が開いてしまいました。オープンシュートは作れているのですがそれを決めきれませんでした。また、オフェンスリバウンドも飛び込んで取っているのですが、それも得点につなげられなかったことで点差が開いていったのかなと思います。(シュートが入らないことについて、いつもとの違いがあるのか)私個人としては3ポイントが入らなかったので弱気になってしまった部分があったのと、相手が大きいというだけで意識してしまう部分があった気がします。

プレーオフ・ファイナル第2戦 会見でのコメント JX-ENEOS

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◆佐藤 清美 ヘッドコーチ
全体的にはディフェンスがよかったのでこのようなゲームになったのかなと思っています。第2Qのところでヘルプディフェンスとトラップを意識しすぎてアウトサイドのノーマークができてしまい、そこからアウトサイドのシュートを4本入れられてしまったのは反省しなければならないと思っています。自分たちはディフェンスを頑張ってリバウンドからブレークにつなげていくというバスケットを目指していますので、富士通さんに合わせるのではなくて自分たちのバスケットをやり切るという戦い方をしたいと思っています。

◆吉田 亜沙美 選手
とてもタフなゲームになりましたが、選手一人ひとりがしっかり集中して自分たちのバスケットを信じて40分間やり切った結果だと思いますし、強い気持ちをもってプレーしたことでまた明日につながるいい結果につながったと思います。明日で決めたいと思ってはいますが、何が起こるかわからないので、1戦1戦勝ち切ることが大事だと思います。今日は自分も含めてアウトサイドのシュートの確率が悪かったのでそこの修正と、インサイドに頼らずに全員で点を取るという気持ちで、明日も今日のようにディフェンスからブレークという形で、3連勝にこだわらずに、目の前の試合で自分たちのバスケットをするということがキーになると思います。

◆間宮 佑圭 選手
今日は第2Qのディフェンスが反省点です。しかしそれでも第3Qに自分たちでしっかり立て直してゲームを作れたというのはまた明日につながるのではないかと思います。

シーズン終了、ファイナル第4戦、5戦の払い戻しについて

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本日、第16回Wリーグはプレーオフ・ファイナル第3戦を行い、JX-ENEOSサンフラワーズが富士通レッドウェーブを下して3連勝で7年連続18回目の優勝を果たし、今シーズンの全日程を終了しました。

本日の結果、4/7(火)の第4戦、4/9(木)の第5戦は行われませんのでご注意ください。
また、第4戦、第5戦の前売券は、4/7(火)〜4/22(水)の期間でお買い求めの店舗にて払い戻し手続きを行います。期間中でのお手続きをお願いいたします。

今シーズンもご声援ありがとうございました。
来シーズンもまたよろしくお願いします!!

プレーオフ・ファイナル第3戦 会見でのコメント 富士通

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◆BTテーブス ヘッドコーチ
 今日はやっと良い出だしのゲームができました。第1Qから第4Qのスタートまでは良いゲームができたと思います。渡嘉敷選手の得点は抑えきれていませんでしたが、それ以外のところはうまく対応できていて、特にアウトサイドのシュートは抑えることができました。ただ第4Qは、ウチのチームの体力が足りなかったのかも知れません。第4Qはハイピックからのプレーが多くなって、第1Qのような良い動きができずに得点が取れませんでした。リバウンドは頑張っていたと思いますが、第4Qは大事な時間帯に相手にオフェンスリバウンドを取られ、セカンドチャンスを与えてしまったのが敗因のひとつになったと思います。
 このシリーズを通してみると、最初から今日のような強い気持ちでプレーできていたらもっといいシリーズになったと思います。選手には言いましたが、1戦目、2戦目は自分の気持ちに負けました。緊張に負けました。今日はそれがなかったのでいいプレーができるようになった。毎試合、ヘッドコーチとして調整を行い試合に臨みますが、今日の試合に関しては選手たちがよく頑張りました。
 今シーズン就任1年目で得た手応えは、強いチームと戦えるようになったということ。また、自分たちのスタイルを作ることができたので、昨年よりはコートの中での迷いが少なくなった、またメンタル面でもだいぶ成長したと思います。システムをしっかり身に付け、展開できるようになりチームプレーの精度が上がりました。マンツーマンのプレッシャーディフェンスからのファーストブレイクを出すスピードバスケや、ハーフコートオフェンスでいいパスから積極的に3ポイントシュートを狙うプレーなど……また、アシストがリーグ1位になったという結果に手応えを感じています。

◆町田 瑠唯 選手
 今日は出だしは良かったのですが後半になって脚が止まって、大事なところでオフェンスリバウンドを取られ、そのセカンドチャンスの得点で追いつかれてしまいました。第4Qはハイピックからのプレーで崩すことを指示されていましたが、カッティングなどを増やして得点を狙うつもりでした。それがうまく行かず、無理なシュートを打ってしまい3点しか取れませんでした。
 この1、2戦は自分たちのプレーができませんでした。3戦目は今まで以上に強い気持ちで、自分たちのバスケを信じてプレーしようと確認し、今日は3戦の中では一番良い試合ができたと思います。
 個人的には相手の高さに対して、スピードで対抗できると手応えを感じています。ただ、技術的にはまだまだ足りませんし、大事な場面でのゲームコントロールなどもっとうまくならなければならないと思っています。

◆篠崎 澪 選手
 3戦の中で一番良いゲームができました。それだけに1、2戦の負け方がもったいなかったと思います。出だしが良くて、リードを奪う展開になりましたが、第4Qにつなげることができませんでした。相手の気持ちの強さが出ていたんだと思います。
 観てくださった方も1、2戦と比べて今日が一番いいプレーだったと言ってくださると思いますが、私の場合はメンタル面の課題が大きくて、今日のように強い気持ちを持ってゴールに向かっていく姿勢が出せれば、得点を取れたりチームに貢献できるということがわかったのは良かったと思います。

プレーオフ・ファイナル第3戦 会見でのコメント JX-ENEOS

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◆佐藤 清美 ヘッドコーチ
 今日は第1Qから追いかける展開でしたが、選手たちがよく我慢してくれた結果勝つことができたと思います。スタッツを見ると(3ポイント0/6、フリースロー28.6%など)、よく勝利できたと感じますが、これも勝負どころで選手たちが自分たちを信じてプレーしてくれたからだと思います。第1、2戦はこちらがリードした展開でしたが、今日はやはり相手が最後ということで非常に強い気持ちで向かって来たのにこちら少し受け身になってしまったのかなと感じています。
 これまでの戦いでビハインドの展開は予測していませんでしたが、そのような展開の中でなかなか点差が詰まらない状況で、ハーフで11点差でしたが、第3Qで1ケタに追いついていけば、第4Qで勝負できる、そう言い続けました。私としては選手を信じるしかありませんし、練習の中でも、同じようなビハインドの状況を想定した練習を積んでいるので、選手たちも逆転できるという自信を持ってプレーしていたと思います。
 7連覇を達成しましたが、連覇を続けていくのは厳しいもので、今までも、一つも楽にできた優勝というのはなかったので、また来シーズンのことを今考えるのは難しいですが、ただ、若いメンバーが多いのでぜひ8連覇を目指して頑張りたいと思います。

◆吉田 亜沙美 選手
 今日は、出だしは自分たちのバスケットができずに接戦になりましたが、選手一人一人が集中して、もう一回ディフェンスから走ることを意識して戦った結果、優勝することができ、最高の結果で終われてうれしく思います。
 3戦を通してJX-ENEOSのバスケの良さを見せることができ、ファンの方々にも良い報告ができました。それでも、まだまだ強くなれるチームだと思いますから、これで満足せずにもっと成長して来シーズンもこの場に帰って来たいと思いますし、今は優勝できてホッとしています。
(後半追い上げの場面について)まずは第3Qで1ケタに追いつくということを第一に考えて自分が積極的に得点に絡んでいくこと、ボールを速く運んだりドライブを切って行ったりなど、どうにかして流れを変えてあげたい、自分が何とかしてあげたいと強く思っていました。後はコートにいるチームメイトを信じてパスを出し続けることを考えながらプレーしていました。
(ケガから復帰して久しぶりのフル出場だったことについて)ベンチに下がるかどうか、佐藤HCから確認されましたが、とにかく今日はコートに立ち続け、皆を勝たせてあげたいと思っていたので、絶対に休みたくないと思っていました。

◆間宮 佑圭 選手
 今日はセミファイナルのトヨタ自動車戦を思い起こしながらプレーを続けていました。10点のビハインドでしたが、その時の経験がありましたのでいい意味で落ち着いてプレーできました。個人的には今日はジャンプシュートの確率が低く、それでも「次は来る! 次は来る!」と思って打ち続けたんですが……最終的にそのまま試合が終わってしまい残念でしたが、仲間を信じて最後まで戦いきってこうやって優勝できてうれしく思います。
 今回のファイナルは“楽しかった”のひと言です。レギュラーシーズンは(富士通には)負け越していてファイナルに入ってどういう展開になるんだろうと不安も正直ありましたが、いざコートに立った時に5人の気持ちの強さが前面に出ていて、「皆とプレーをして、バスケが楽しい」そう感じる気持ちが強くありました。今日もうまく行かない場面がありましたが、それでも「楽しい」という気持ちが一番強かったです。

◆渡嘉敷 来夢 選手
 今日の試合も相手のマークが強く、立て続けにシュートを落としたり逃げたようなシュートを打ったりしたことはこれからの課題になりますし、チームとして出だしにポイントを置いていたのでそこで自分がもっと踏んばらなければいけなかったなと反省しています。ただ10点差になっても“自分たちは勝てる”そう信じて戦っていたので、優勝することができたと思います。
 個人的には3戦とも本当に苦しみました。ダブルチーム、トリプルチームを仕掛けられるということはリーグ戦でもありましたが、そこを徹底的に相手が突いてきたので、フラストレーションが溜まったり、どうしていいかわからなくなった場面もありました。ですが、それも勉強というか、良い経験ができたと思います。
 私自身は5年目で、チームの7連覇のうち関わったのは5連覇だけですが、先輩方が築き上げてきた伝統を守りたいと思っています。連覇を続ける難しさというのはあると思いますが、自分たちにしかその重みやプレッシャーはわかりませんから、それを大事にしたいと思いますし、とにかく優勝したいという気持ちが一番です。また新たに課題が見つかりましたので、もっと成長できるように頑張りたいです。
 レギュラーシーズンとプレーオフの両方でMVPをいただくことができました。本当にたくさんの方々のお陰で、たくさんの賞を獲ることができました(MVPの他、得点、リバウンド、ブロック・ショット、フィールドゴール成功率の4部門)。感謝の気持ちを忘れず、これらの賞に見合ったプレーがしっかりできるように、もっともっと頑張ってバスケットを盛り上げていきたいと思います。

◆岡本 彩也花 選手
 今日の試合は全体的に重くなってしまいました。出だしで相手に走られてしまいましたが、チーム全員で声を掛け合って“もう一回がんばろう!”と気合を入れて立て直すことができたと思います。我慢して最後までプレーをした結果だと思うので、個人的には満足していないのですが、チームが勝てたことはうれしく思います。
 今回のファイナルは、相手のディフェンスが渡嘉敷選手に寄っていたので、第1、2戦は自分が楽にシュートを打つことができました。今日は相手のマークもきつくなり、自分のプレーがなかなかうまくいかなかったのは反省点です。でも、シュートが入らなくてもまずは走ろうと思ってプレーしていました。

◆宮澤 夕貴 選手
 今日の試合はディフェンスがダメで、オフェンスもうまく行かず重たい展開でした。それでも我慢して自分たちのプレーができるようになり、優勝という結果につながって嬉しかったです。
 個人的には1戦目は良くて2戦目はダメで、この3戦目に臨みましたが、リバウンドに絡めたのが自信になりました。(ファイナルは)インサイドにディフェンスが寄って、自分のところのアウトサイドでシュートチャンスが来るとわかっていたので、積極的に狙うことができたと思います。

渡嘉敷来夢選手 WNBA参戦についての会見でのコメント

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この度、アメリカ女子プロバスケットボールチームの「シアトルストーム」とプレーヤー契約を交わし、6月に開幕するWNBA2015シーズンに参戦することをご報告させていただきます。

私はサンフラワーズに入って5年間、チームの一員として、そして日本代表の一員として多くの経験をさせていただきました。
特に日本代表では、日本で経験できないパワーを感じ、「世界で通用するようになりたい」と強く思うようになりました。よりレベルの高いところで自分の「技術」と「精神」を高め、もっともっと成長したい・・・との思いが強くなっていきました。
そんな中、今回「シアトルストーム」とプレーヤー契約を結ぶことができ、本当にうれしく思います。

私の海外挑戦にあたり、ご理解ご協力いただいた会社・チームの皆さん、そして、いつも応援してくださるファンの皆さんのためにも、自分の持てる力を100%発揮して思う存分戦ってきたいと思います。行く事に満足せず、活躍できるように頑張ります。
そしてシーズンが終了し、日本に戻ってきた時には、再びサンフラワーズの一員として、大きく成長・進化した姿をお見せできればと思います。
これからも応援よろしくお願いします!!

JX-ENEOSサンフラワーズ 渡嘉敷来夢選手、WNBA・シアトルストームと契約‼︎

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JX-ENEOSサンフラワーズ、渡嘉敷来夢選手が、アメリカ女子プロバスケットボールリーグ・WNBAのシアトル・ストームと選手契約をしました。

これでWNBAでプレーヤーは、萩原美樹子さん、大神雄子選手に続いて3人目となります。

渡嘉敷選手は、5月に渡米し、6/6のWNBA開幕からプレー。途中日本代表の活動を経て、WNBAでの活動終了後はJX-ENEOSに戻ってWリーグに参戦する予定です。

以前からWNBAでのプレーを熱望していた渡嘉敷選手。
夢を追い続ける渡嘉敷選手に温かいご声援をお願いします‼︎

第16回Wリーグ・受賞者コメント/プレーオフMVP

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JX-ENEOSサンフラワーズの7連覇で幕を閉じた第16回Wリーグ。
本日からは各賞受賞者のコメントをお届けいたします。

プレーオフMVP
JX-ENEOSサンフラワーズ #10 渡嘉敷 来夢(2年ぶり2回目)

Q:3連勝で7連覇。今年のプレーオフはいかがでしたか?
──この3試合は、今まで一番悩んだファイナルになりました。1戦目、2戦目は自分へのマークが厳しくて、パスをさばくしかなかったです。1vs3ぐらいの感じで、相手のディフェンスは常に自分を見ている感覚でした。ボールを持ったらすぐマークに来るし……それでパスをさばいて他の選手が得点できたというのはありますけど。アウトサイドのシュートが当たっていれば勝利につながるから、それはそれでいいんですけどね。

Q:第3戦は追いかける展開になりましたが?
──第3戦はアウトサイドも当たりが来なかったので、自分が中にいるだけではダメ。「どうする!?」って考えて、「ボールをもらって積極的にゴールを狙う」という、いつもの自分らしいプレーができたと思います。ポストからのドライブや、ハイポストからのシュートなどもあって、自分がイメージするプレーヤー像に近い動きができたと実感しています。最後はいいとこ取り(ブロックショット)でしたけどね(笑)。ファイナルはよく我慢できたと思います。悩んだ時に仲間を信じ、きちんとパスを回せたのが良かったですね。

Q:自分の得点が伸びなくても、周りを生かすことができた?
──そうです。まさか、あれほどマークがキツくなるとは予想していませんでした。ファイナルであんなに思い切った(ディフェンスの)仕掛けがあるとは……。でも、それも面白かったです。勝ったから言えるんですけど、本当に良い経験ができたと思いますね。逆に考えれば、自分がマークされるキープレーヤーになったんだとポジティブになれました。だから、3戦目は「ここは自分がやろう!!」って強い気持ちで臨めたんです。絶対に勝てると思っていましたし、MVPという最高の評価を受けることができたのが嬉しいです。

第16回Wリーグ・受賞者コメント/レギュラーシーズンMVP

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JX-ENEOSサンフラワーズ #10 渡嘉敷 来夢(4年ぶり2回目)

Q:ルーキーシーズン以来、2度目の受賞です。今シーズンを振り返ると「よく頑張った」という感じですか?
──そうですね、しっかりと得点に絡んでいますし、リバウンドもよく取りましたし、ブロックも決めて……チームの中心としてプレーできたかな、と手応えはありました。「レギュラーシーズンMVP」に選んでいただける活躍はできたと思います。これぐらい頑張れば評価していただける、そう感じることできました。プレータイムがチームで一番長かったですし、オフェンスもディフェンスもまんべんなく貢献できたと思っています。

Q:プレータイムは信頼を得ているからこそですし、好結果につながったのでは?
──チームを支えることができた、と思っています。スタッツが良かったのはプレータイムが長かったことも影響しています。が、そのために気をつけたのがケガをしないこと。万全のコンディションでプレーできたことで、スタッフやチームメイトから信頼を得られたと思います。

Q:今シーズンはこれまでで最高のコンディションだった?
──年々、良くなっていますが、今シーズンは特に体が出来てきたんだと思います。これまでは成長期の延長のような感覚で、筋力なども十分ではなかったのかもしれません。ケガが回復してからコンディションは向上し、トレーニングも多く取り入れて体が強くなりました。思いっ切りプレーができています。

Q:黒星スタートでチームはなかなかリズムに乗れませんでしたが、その中でも安定したプレーができた?
──苦しい序盤でしたが、気持ちの面で成長でき、チームを支える意識がより高くなりました。それがMVPにつながったのかもしれませんが、個人の頑張りではなく、チーム全員が頑張った結果だと思っています。

第16回Wリーグ・受賞者コメント/コーチ・オブ・ザ・イヤー

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JX-ENEOSサンフラワーズ  佐藤 清美(3年連続3回目)

Q:今シーズンは苦しい戦いを強いられましたが?
──開幕戦を落とし、出だしでつまずいてしまいました。日本代表から戻ったメンバーと、その他のメンバーの融合が上手くいかなかったというか、思った以上に苦労しました。単なる1敗かも知れませんが大きな敗戦で、それが尾を引いてしまった感じです。

Q:シーズン前に予測していたこともあったと思いますが?
──#12 吉田の不在は織り込み済みでしたし、昨シーズンの感覚でいけると思っていました。ただ、ポイントガードのところでターンオーバーが多くなり、チームへの影響が大きくなってしまいました。#9 新原のバックアップに考えていた #3 山田がケガで戦列を離れ、急きょ #32 宮崎を、と考えたんですがルーキーですからね。

Q:予想外のスタートでしたが、立て直しに成功したのは何かキッカケがあったのでしょうか?
──インサイドの二人(#10 渡嘉敷、#21 間宮)も世界選手権の疲れがあったんでしょう。シュートの成功率が悪かったですから、しばらくは我慢するしかないなと。それで取り組んだのが「走る練習」です。もう一度、チームとして戦おうという意図がありました。通常はシーズン前に行う練習ですが、それができていなかったんです。結果的にはそれが功を奏して上向きになりました。

Q:体力的なこともありますが、意識づけが大事だった?
──気持ち的にも追い込まれていましたから、メンタル面で変化をつける意味が大きかったですね。オールジャパンで優勝し、そのまま行ければ良かったんですが、それでも黒星があって……ただ、その敗戦はプレーオフにつながる、貴重な経験になったと思います。自分たちのバスケットに対する共通認識を持てた「良い負け方」というか……勝ち続けるに越したことはありませんが、後半戦の負けは良い経験ができたと前向きに捉えています。苦しかった今シーズンを糧にして、来シーズンも頂点を狙いたいと思っています。
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