プレーオフ公式グッズ発売決定!
セミファイナル進出チーム記者会見
2月18日、第20回Wリーグ プレーオフ セミファイナル/ファイナルの記者会見を行いました。
冒頭、挨拶に立ったバスケットボール女子日本リーグ会長 斎藤聖美のコメント(抜粋)は、以下の通りです。
■斎藤聖美(バスケットボール女子日本リーグ会長)
「この週末(2/16、17)に、秋田でセミクォーター/クォーター ファイナルが行われました。小雪舞う秋田。体育館はフル暖房だったのですが、それでも寒いぐらいでした。しかしながら、ものすごい熱気の試合が繰り広げられました。点差を見ていただけるとわかるように、最後の1秒まで、どちらが勝つのだろうかと、手に汗握る素晴らしい試合でした。
Wリーグは20周年を迎えましたが、このシーズンは、みんなの力がまとまった、そんな1年だったような気がします。その中で迎えるセミファイナル/ファイナルも、これまで以上に素晴らしいプレーを見せてくれると思いますので、どうぞご期待ください」
斎藤会長の挨拶に続き、「バスケットLIVE」の実況でお馴染みの船岡未沙希アナウンサーより、各キャプテンへセミファイナル/ファイナルに向けての意気込みを伺いました。
■吉田亜沙美(JX-ENEOSサンフラワーズ #12)
──今シーズンはトヨタ自動車、富士通に黒星を喫してしまいましたが、チャンピオンチームのキャプテンとして、どのようにふり返りますか。
「今シーズンからスターターが2人代わり、なかなかフィットしないままレギュラーシーズンを戦っていました。その中でも皇后杯で優勝することができ、チームにとって自信になったと思います。富士通、トヨタ自動車に負けた時は、少し気持ちの緩みがあったと思いますので、これからセミファイナル/ファイナルに向けてはしっかり気持ちを作って臨みたいと思います」
──セミファイナルの対戦相手はデンソーです。リーグ戦では2勝していますが、勝負のポイントはどこだと考えていますか。
「まずは自分たちのバスケット、ディフェンスからブレイクというバスケットを40分間徹底してやること。ディフェンスとリバウンドがキーポイントになると思います」
──隣に高田選手がいらっしゃいますが、要注意の選手、警戒する選手を挙げていただけますか?
「もちろん#8高田選手が中心のチームですから、そこを抑えるのは当然ですが、デンソーはアウトサイドにも良い選手がいます。3Pシュートも入るチームで、インサイドもアウトサイドも素晴らしい選手がいますから、キープレーヤーを絞るのは難しいですが、#8高田選手を中心に守って行かなければならないと思っています」
──セミファイナル/ファイナルに向けての目標、意気込みをお願いします。
「チームの目標である二冠を達成するために、まずは目の前の試合を1つ1つ勝ち切ることが重要だと思います。全力で相手にぶつかっていきたいと思います」
■高田真希(デンソーアイリス #8)
──今シーズンは4位通過でのプレーオフ進出。クォーターファイナルもとてもタフな試合になりました。キャプテンとしてふり返っていかがでしょうか。
「今シーズンは出だしからなかなか自分たちのバスケットができず、苦しい状況が続いています。このままでは、ファイナル4に入るのは難しいという状況だったと思います。ですが、シーズンが後半に入るにつれて、ようやく選手個々の役割、チームの中で自分の役割というのが明確になり出したことで、自分たちのバスケットができるようになったと思います。東京羽田との試合(クォーターファイナル)は厳しい状況で、なかなか自分たちのリズムにはならなかったのですが、そういう場面も我慢して、耐えて勝つことができたのは良かったと思います。我慢することや、厳しい状況でもしっかり耐える力を、セミファイナルでも発揮したいと思います」
──そのセミファイナルで対戦するのはJX-ENEOSです。レギュラーシーズンでは2敗していますが、どこにポイントを置いて戦いますか?
「(レギュラーシーズンでは)特に1戦目は出だしが悪く、そこで勝敗が決まってしまうような内容でした。出だしがすごく大事だと思っています」
──対戦相手で要注意の選手、警戒したい選手を教えてください。
「スタートで出てくる選手もそうですし、ベンチにいる選手も素晴らしい選手ばかりで、的を絞るのは難しいです。後から出てくる選手の中でも、#12吉田選手が入ることによって流れが変わりますから要注意だと思ますし、マッチアップする#10渡嘉敷来夢選手はポイントゲッターでもありますから、そこは自分がしっかり守りたいと思います」
──セミファイナル/ファイナルに向けての目標、意気込みをお願いします。
「今シーズン、なかなか自分たちのリズムにならない試合が多かったですが、しっかり自分たちの役割を徹底して、良い結果につながるよう、良い準備をして臨みたいと思います」
■三好南穂(トヨタ自動車アンテロープス #12)
──今シーズンはヘッドコーチが代わり、また違ったバスケットスタイルで戦ってきたと思います。キャプテンとして、どのように感じていますか?
「新しいバスケットになりましたが、なかなか上手くできなかったり、日本代表選手の合流が遅かったり、またシーズン当初はケガ人も出たことで試合を落とすことがあって苦しみました。それでも年明け頃からは競った試合を勝ち切れるようになり、選手は自信を思ってプレーできるようになっていますから、とても良い状態でセミファイナルを迎えられると感じています」
──そのセミファイナルの対戦相手は三菱電機です。レギュラーシーズンでは2勝していますが、内容は拮抗していました。セミファイナルのポイントはどこでしょうか。
「まずはディフェンスで相手のやりたいことをさせない。そこから自分たちが得意とする速い展開に持ち込んでいくというのがポイントになると思います。私たちは先週の試合(クォーターファイナル)がなかったので、出だしでは試合勘の部分で劣ってしまうかも知れません。今週の練習をしっかりハードにやって、出だしから良いプレーができるようにしたいと思います」
──三菱電機で特に注意したい選手、警戒すべき選手がいたら教えてください。
「#45渡邉選手はオフェンスの起点になって点数を取ったり、アシストをしたりします。ディフェンスでは常にスティールを狙って来るので、そこを抑えられるかどうかがポイントになると思っています」
──セミファイナル/ファイナルに向けての目標、意気込みをお願いします。
「気持ちで負けずにバスケットを楽しんで、セミファイナルで2勝できればと思います」
■小菅由香(三菱電機コアラーズ #9)
──今シーズンはレギュラーシーズン3位、クォーターファイナルも激闘を制してセミファイナルを迎えます。キャプテンとしてどのように感じていますか。
「昨シーズンは勝てなかった相手に勝てたり、(クォーターファイナルのような)競った試合で勝つことができるようになりました。若手選手も声を出してチームを鼓舞するなど、チームとしてとても成長できた一年だと感じています」
──セミファイルの対戦相手がトヨタ自動車に決まりました。このセミファイナルを勝ち抜くためのポイントはいかがでしょうか?
「40分間、自分たちバスケットを遂行することと、リバウンドが勝負になると思いますから、そこは負けないようにしたいと思います」
──特に警戒する選手がいたら教えてください。
「トヨタ自動車は選手1人ひとりの能力が高いので、誰か1人に絞るのは難しいですが、#0馬瓜エブリン選手が波に乗るとチームにも勢いが付きますから、エブリン選手にはやりたいことをやらせないように、みんなで守っていきたいと思います」
──セミファイナル/ファイナルに向けての目標、意気込みをお願いします。
「セミファイナルという舞台を楽しみながらも、自分たちのバスケットをしっかり表現して、優勝という目標に向かって、チーム一丸となって戦って行きたいと思います」
(追記)
その後、記者からの「自分のチームで注目して欲しい、成長をしたという選手は?」という質問が出ると、4人のキャプテンが挙げたのは、こちらの選手たちでした。
小菅(三菱電機)「今スタートで出ているポイントガードの#8川井麻衣、フォワードの#4根本葉瑠乃、センターの#15西岡里紗が苦しい場面で得点を取りに行ったり、ディフェンスで諦めず、最後までルーズボールを追いかけたりするなど、この1年で成長した3人だと思いますから、ぜひ見ていただきたいと思います」
三好(トヨタ自動車)「#0馬瓜エブリン、#2長岡萌映子、#7水島沙紀が中心となってやっていくチームなので、そこを注目していただきたいです。あとは、成長したと感じているのがポイントガードの#15安間志織です。良いアシストを出しているので、その成長した姿を見ていただけると嬉しいです」
吉田(JX-ENEOS)「成長したのは#33梅沢カディシャ樹奈です。昨年は試合に出ていませんが、今年は試合に出始めて、インサイドでのプレーの幅が広がっていると思います。後は個人的に、ポイントガードの#1藤岡麻菜美にもう少し頑張ってもらえればと思っています」
高田(デンソー)「スタートで出ている選手は、昨年から比べると少し元気がないかなという印象があります。それに比べて、ベンチから出てくる#22田村未来はガッツあふれるプレーで、クォーターファイナルでも最後の良いところで3Pシュートを決めてくれましたから、彼女が今、調子が良いんじゃないかと思っています」
セミファイナル第1戦 全チーム試合後コメント
JX-ENEOSサンフラワーズ
■佐藤 清美 ヘッドコーチ
立ち上がりのところで選手たちが非常にディフェンスもオフェンスも頑張ってくれました。第2Qは少しディフェンスがソフトになってしまったとは思うのですが、第3Qで立て直すことができたと思います。
■#12 吉田 亜沙美 キャプテン
試合の出だしは良かったのですが、第2Qで少しディフェンス面で簡単にシュートを打たれたり、リバウンドを取られてセカンドシュートでやられたりしてしまいました。第3Qの入りも良かったですし、第4Qでもいい終わり方はできたと思いますが、明日はどのQでも、自分たちのバスケットができるようにしないといけないと感じています。
明日は、相手が「この試合に懸ける」という気持ちで挑んで来ると思いますので、それを受けるのではなく、私たちも「明日で決める」という強い気持ちを持って臨みたいです。
■#10 渡嘉敷 来夢 選手
個人的には積極的にリングを見て、アタックすることができたので、明日も続けていいきたいと思います。
(デンソー#8)高田選手のところでやられてしまったので、そこは私が責任を持って、明日はもっとハードに守っていきたいです。明日も出だしのようなプレーを40分間できるようにしたいと思っています。
デンソーアイリス
■小嶋 裕二三 ヘッドコーチ
「ゲームの入り方を注意しよう」と試合前のミーティングでも確認したのですが、結果的には第1Q、第3Qと、前半の最初、後半の最初に一気に離されてしまいました。一番危惧しているところをやられてしまったことが大きな反省です。また、こちらがやりたいこともことごとく止められたので、今日の試合に関しては完敗だったと認めざるを得ないと思います。
各Qの出だしを大切にしていくことに尽きます。そのためにはディフェンスを頑張ることと、気迫で守ることを強調したいです。
■#8 高田 真希 キャプテン
出だしのところでなかなか自分たちのリズムがつかめませんでした。第2Qになって少しずつリズムをつかめたとは思うのですが、第3Qでも相手のリズムになってしまいました。ただ、少しではありますが、できていることはあったと思うので、そういったところを明日は長い時間できるように。なおかつ相手のリズムの時にしっかりディフェンスをして抑えたいと思います。
■#88 赤穂 ひまわり 選手
出だしのところを大事にしたのですが、第1Qの出だしで離されてしまい、第2Qに立て直すことができたものの、第3Qでまたやられてしまいました。明日は第2Qの良い時の流れをずっと続けられるようにしたいと思います。
トヨタ自動車アンテロープス
■イヴァン トリノス ガルシア ヘッドコーチ
三菱電機は私たちよりもリズム良くプレーすることができ、ボールも良く動いていて、私たちのディフェンスが間に合っていませんでした。それが原因だと思います。
三菱電機は良いチームだと思いますが、明日、私たちは今日よりいいパフォーマンスができると思います。明確に言えることは、月曜日まで諦めずに最後まで戦っていくということ。選手たちも同じ考えで、明日は明日、明後日は明後日と最後まで戦っていきたいと思います。
■#12 三好 南穂 キャプテン
終始オフェンスがよくなくて、もちろんディフェンスでも相手にやられたのですが、得点が少なかったことが反省点です。
(レギュラーシーズン2位のため、今週のセミファイナルより参戦)これが一週空く難しさというのをすごく感じました。ただ、明日も明後日もありますし、今日の試合も終わり方は良かったと思うので、切り替えて自分たちらしいバスケットをして2勝したいです。
■#0 馬瓜 エブリン 選手
シュートが入っていないということもあるのですが、シュート以前にチームでディフェンスの共通意識を持つこと。そこからリズムに乗るチームですが、今日はそれができなかったので、明日、明後日、今シーズンは苦しい試合をみんなで何度も乗り越えてきたので、絶対に月曜日までプレーするという強い気持ちで戦いたいと思います。
三菱電機コアラーズ
■古賀 京子 ヘッドコーチ
セミファイナルということで選手たちは初めての経験で、私もコーチとしては初めてだったのですが、クォーターファイナルでの勝ちから雰囲気もさらに良くなって(セミファイナルに)臨めたと思います。
ポイントとして掲げていたトヨタ自動車の3Pシュートを抑えられたこと。打たれている状況ではありますが、そこがキーポイントになったと感じています。フリースローを多く与えてしまったのは反省として残りましたが、みんながチーム力で守ったという点はすごく良かったと思います。
■#45 渡邉 亜弥 選手
出だしをいい形で入れました。前回の対戦では相手に波を持っていかれ、自分たちのバスケットがうまくできなくて負けてしまったのですが、今日はそこを持ち応えてしっかりしようとハドルを組んで確認しました。我慢し続けられた結果が今日の結果だと思っています。
■#8 川井 麻衣 選手
試合前のミーティングで40分間我慢することが話に出ましたが、コートにいる5人だけでなく、ベンチからもチーム全体で我慢し続けた結果、このような形になったと思います。ただ、リバウンドや個々の1対1を抑えたりするということがまだ徹底できてないので、明日はそこを修正してやらないといけないと感じています。明日は入りの部分で流れを持っていけるように。40分間我慢をして、みんなで目を合わせて声を掛け合い「チーム力」で勝ってファイナルに行きたいと思います。
セミファイナル第2戦 全チーム試合後コメント
JX-ENEOSサンフラワーズ
■佐藤 清美 ヘッドコーチ
昨日(第1戦)と同じでディフェンスをみんなが頑張ってくれたことで、こういうゲーム展開になったと思います。ただ、デンソーも負ければラストゲームということで、積極的に向かってきました。そこで、少し手こずってしまいました。
■#12 吉田 亜沙美 キャプテン
昨日に続いてディフェンスが良かったのですが、ちょっとした気の緩み、簡単に3Pシュートを打たれていたので、ファイナルに向けては、そういったところを修正していきたいと思います。オフェンスでシュートが入らない時間帯があったのですが、その時も我慢して自分たちの流れに乗っていけるようなディフェンスができたと思います。
相手がどこであれ、ファイナルではJX-ENEOSのバスケットをする。ディフェンスからブレイクを40分間徹底してやることが大事になってくると思います。
■#52 宮澤 夕貴 選手
イージーシュートを昨日から落としているので、そこはファイナルに向けて修正していきたいです。それでも、3Pシュートが入らない時間帯にオフェンスリバウンドを取って自分たちの流れにできたところは良い収穫だったと思います。
デンソーアイリス
■小嶋 裕二三 ヘッドコーチ
昨日(第1戦)の敗戦を受けて今日は特に第1Q、第3Qの出だしで離されないようにしました。出だしは良かったのですが、第1Qの途中からじわじわ離されてしまいました。第3Qでも(点差を)詰めなければいけないところで少しずつ離されてしまいました。ただ、最後にはデンソーらしくプレーできたのではないかと思っています。
■#8 高田 真希 キャプテン
試合内容もそうですが、昨日の負けから、今日は後がない状況で、選手でしっかり気持ちを持って戦おうというのを前日に話し合い臨みました。気持ちを出せた試合だと思いますし、シーズンを通して自分たちのベストは出せたのではないかと思います。結果としては負けたので、これが自分たちの現実だと思うので、これをどう受け止めて次に生かしていくか。それが選手個々の成長につながると思います。
■#12 赤穂 さくら 選手
個人的には昨日も良くなかったので、今日はしっかり点数を取って、勝ちにつなげるという気持ちで臨みました。昨日よりは点数は取れたのですが、まだまだできていないところがあるので、しっかり直して来シーズンに向けて頑張っていきたいです。
トヨタ自動車アンテロープス
■イヴァン トリノス ガルシア ヘッドコーチ
昨日(第1戦)と同様に厳しい戦いでした。試合前に選手たちの目を見たら、モチベーションも上がっていて、今日の試合に勝ちたいという気持ちが伝わってきました。(三菱電機のように)強いチームと戦う時には厳しい状況におかれることが多く、私たちは相手以上にいいプレーをしていかないといけないと思っています。今日は三菱電機の3Pシュートを抑えることができたので良かったです。
■#12 三好 南穂 キャプテン
昨日はディフェンスでもオフェンスでも攻め気のプレーができずに終わってまったのですが、今日はそこを切り替えて全員が最初からディフェンスでもオフェンスでも攻め気でプレーできたことが勝因につながったと思っています。
ディフェンスも最後まで気を抜かず徹底してできましたし、リバウンドも相手を上回ることができたので、明日も継続して勝ちにいきたいと思います。
■#2 長岡 萌映子 選手
(勝因は)昨日に比べてディフェンスがすごく良かった点と、各々の仕事をしっかりできていたことです。あとはリバウンドで、オフェンスリバウンドに飛び込むことや、相手にリバウンドを取らせなかったことが良かったと思います。明日はビッグマンのアドバンテージが三菱電機にあるので、そこを守っていきたいと思います。
三菱電機コアラーズ
■古賀 京子 ヘッドコーチ
今日はタフなゲームになると覚悟はしていたのですが、後半が自分たちのペースではなかった。ディフェンス、リバウンドのところでのトラブルがチーム内で起きてしまったことが反省点です。また、ファウルトラブルで相手の持ち味であるフリースローで26点取られていて、うちのセンター陣がファウルでコートを留守にしてしまったというところも反省点です。明日はそこを修正しながら臨みたいと思います
■#45 渡邉 亜弥 選手
ファウルが多く、フリースローでの失点が多かったです。明日はフリースローでの失点をなくすことと、ディフェンスとリバウンドをしっかり取り切って戦いたいと思います。
今日はオフェンスが重くなってしまっていて、ボールシェアができず、個々の1対1だけになってしまっていたので、明日はディフェンスもオフェンスもしっかりシェアしていきたいと思います。
■#4 根本 葉瑠乃 選手
ディフェンスの面でファウルという課題が出ていたにも関わらず、今日の試合でもファウルが多く、(それによる)フリースローの失点が多かったこと、オフェンスリバウンドも取られていて、セカンドチャンスで相手にやられることも多かったので、明日はその点も修正して臨みたいと思います。
セミファイナル第3戦 試合後コメント(トヨタ自動車、三菱電機)
トヨタ自動車アンテロープス
■イヴァン トリノス ガルシア ヘッドコーチ
三菱電機に祝福の言葉を申し上げたいと思います。ファイナル進出おめでとうございます。
今シーズンは選手たちの成長を感じられたシーズンでした。今日の試合(第3戦)は最後まで全力を出してくれたと思います。全体的に競った時間が長く、相手がシュートを決めれば私たちも決め返してということが多かったです。三菱電機のピックからのオフェンスに対して上手く守れなかった。第4Qで三菱電機がファウルが一つだったことも私たちにとってはマイナスでした。
■#12 三好 南穂 キャプテン
全員で勝ちに行き、ファイナルにも全員で行くという気持ちで戦った試合でした。ただ、試合内容を見てみると、ゴール下のところで当たり負けしてしまったり、ディフェンスでもうまくできなかったりなど、オフェンスでもディフェンスでも単発でやってしまったということを感じます。(チームは)まだ若いので、今回の悔しさや経験を次に生かしていきたいです。
■#15 安間 志織 選手
チームのガードとして試合に出させてもらって、点数を取る人はたくさんいるのですが、最後のフォーメーションの使い方など、私がまだまだガードとしてまとめ切れていないということを一番感じています。最後は負けましたが、ヘッドコーチやキャプテンが本当にチームのことを考えて絶対に勝ちにいくと臨んだ結果。本当に悔しい結果ですが、次に向けて頑張っていきたいです。
三菱電機コアラーズ
■古賀 京子 ヘッドコーチ
1勝1敗で迎えた第3戦ですが、朝からエースの渡邉が元気よく来て、普通通りだなと安心しました。そこから臨んだ今日ですが、みんながやることを徹底してくれたことが勝ちにつながったと思います。(相手の)3Pシュートとリバウンド、ディフェンスからブレイク、フリースロー(での失点)という点が修正できていました。オフェンス面ではインサイドをしっかり使いながらチームプレーができたと感じています。
■#9 小菅 由香 キャプテン
試合に出ている選手が苦しい時間帯も自分たちが大事にしているリバウンドだったり、ルーズボールだったり、チームディフェンスというところを表現してくれたので、それがこのような結果につながったなと思います。
■#24 王 新朝喜 選手
40分間最後まで集中し続けるのはすごく大事なことで、前のトヨタ自動車戦でそれを学んだので、今日はその経験を生かせたことがすごく良かったし、渡邉が声を掛け続けてくれたことで、みんなが自分の仕事に徹底できたと思います。
■#45 渡邉 亜弥 選手
前半はディフェンスリバウンドが良く、絶対に取るというルーズボールも後半にもつながりました。タイムアウトでは、次に何をしないといけないかということが明確に分かっていて、コミュニケーションがすごく取れていたことも勝因だと思います。
ファイナル対戦カード決定!
ファイナルでの各種イベント・試合情報のお知らせ
ファイナル第1戦 試合後コメント
第20回Wリーグ プレーオフ・ファイナル第1戦
試合後 記者会見要旨
JX-ENEOSサンフラワーズ
■佐藤 清美 ヘッドコーチ
とにかくファイナルの大事な第1戦を勝てたことにホッとしています。ただ、第1クォーターの立ち上がりの失点、後半の立ち上がりの失点が多かったというのは反省点なので、明日は修正したいと思います。ディフェンスは少し修正が必要ですが、オフェンスは3Pシュートが52%、第3Qで走り切れたというのが勝ちにつながったと思います。今日の勝利を無駄にしないように、明日も頑張りたいと思います。
■#12 吉田 亜沙美 キャプテン
大事な一戦に勝てたのは良かったですが、ディフェンスがソフトになってしまったり、簡単に3Pシュートを打たれたり、ディフェンスのローテーションができていなかったりというのが、試合を通してありました。明日はもっとタフな試合になると思うので、そこを修正して臨みたいと思います。三菱電機はクォーターファイナルから調子を上げているチームで、タフなゲームを勝ち抜いています。レギュラーシーズンとはまったく違った手強いチームになっていて、#8川井選手、#4根本選手、#24王選手が起点となってきますから、私たちの危機感を持って準備してきました。勢いがつくとリズムに乗って、さらに強さが出てくるので、そこは注意していました。タフなゲームになると思いますから、今日以上に強い気持ちで、我慢して、ディフェンスからブレイクという、自分たちのバスケットを40分間できるように頑張りたいと思います。
■#52 宮澤 夕貴 選手
出だしのディフェンスのところで、自分が根本選手にドライブをやられてしまいました。そこは修正して、明日は出だしからJX-ENEOSの走るバスケットができれば、結果は自ずと付いてくると思いますから、そこを頑張りたいと思います。今日はもう終わったことなので、明日はまた切り替えて、一人ひとり自分の役割がありますから、私の役割もありますから、チームに貢献してチームで頑張って行きたいと思います。
三菱電機コアラーズ
■古賀 京子 ヘッドコーチ
初めてのファイナルということで、最初はみんな緊張していましたが、自分たちらしくプレーをするようにとアップから鼓舞してコートに入りました。最初に掲げていた注意点、JX-ENEOSのアーリーオフェンスとリバウンド、フリースローというところで修正ができていなかったのが敗因のひとつになりました。3本柱(#10渡嘉敷、#52宮澤、#33梅沢)に50点取られていますが、もう少しフィジカル面で戦えると思っています。ファウルを気にせず、もっとアタックしないと。オフェンスに関しても少し修正して、気持ちの面でしっかり切り替えて臨みたいですし、チャレンジャーなので、チーム一丸となって戦いたいと思います。
■#45 渡邉 亜弥 選手
ディフェンスは91点取られているのが痛手になりました。ディフェンスのチームなので、オフェンスでどうするかというより、どれだけ失点を抑えるかがカギになってくると思います。チームでアジャストしてやりたいですし、個人的には高さを少し気にしてイージーシュートを落としてしまい、得点に絡めていませんし、そこからターンオーバーにつながってしまいました。ボールをもらった時に、自分のマーク以外に周りのディフェンスも警戒しながらプレーしたいと思います。明日勝てば、明後日のゲームにつながるという気持ちで、チャレンジャー精神を持ちつつ楽しみながらプレーしたいです。
■#8 川井 麻衣 選手
ゲームの入りはついて行けましたが、徐々に走られて相手のペースに持って行かれてしまい、切り替えができませんでした。3Pシュートを50%以上の確率で決められているので、もう半歩間合いを詰めるなど、1対1の分で打たせないよう徹底してきたいのと、高さのあるチームに対してボックスアウトが甘く、ペイント内に入られることが多かったので、もう少しフィジカルで頑張っていきたいと思います。ファイナルの場に立てているのは感謝なことなので、また明日は切り替えて臨みたいと思います。
JX-ENEOSサンフラワーズ優勝!最終順位、アウォード決定!
ファイナル第3戦 チケットの払い戻しについて
いつもWリーグに熱いご声援をいただき誠にありがとうございます。
2019年3月3日(日)に行われましたプレーオフファイナル第2戦の結果により、第20回WリーグはJX-ENEOSサンフラワーズの優勝となりました。この結果、第3戦の開催がなくなりましたので、チケットの払い戻しについてお知らせ致します。
■開催がなくなった試合
第20回Wリーグプレーオフ ファイナル 第3戦
試合日:2019年3月4日(月) 19:00試合開始
会場:大田区総合体育館
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該当するチケットにつき、以下の期間にて払い戻しを行います。
払い戻しの受付期限を過ぎますと対応できかねますのでご注意ください。
■払い戻し受付期間
2019年3月5日(火)~3月18日(月)
■「Wリーグチケット」にて購入されたお客様
http://wjbl.pia.jp/guide/refund.jsp
○チケット代金は支払い済みだが、まだチケットがお手元にない方
「Wリーグチケット」の「マイページ」の「購入履歴」から、払い戻し受付期間内に払い戻しのお手続きをお願い致します。
※スマホチケットの方もこちらです。
○ご購入されたチケットを既にお手元にお持ちの方
・チケット半券がもぎられていないチケットのみが対象です。
・発券された店舗で払い戻しいたします。払い戻し期間内にチケットをお持ちの上、ご来店ください。
・店舗で発券されたチケットには、券面左下にお買い求めいただいた店舗名が記載されています。
・なお、発券いただいた当日には、払い戻しの受付はできません。発券した翌日10:00AM以降に再度ご来店ください。
・ご来店の都合がつかない場合、または配送でお引取りされた方は、チケットメールセンターへ払い戻し受付期間内必着でチケットをご郵送ください。
詳細についてはhttp://wjbl.pia.jp/guide/refund.jsp でご確認ください。
■「チケットバスケット」にて購入されたお客様
詳細は下記にてご確認ください。
http://t-basket.pia.jp/guide/refund02.jsp
■「チケットぴあ」にて購入されたお客様
詳細は下記にてご確認ください。
http://t.pia.jp/guide/refund.jsp
■「ローソンチケット」にて購入されたお客様
詳細は下記にてご確認ください。
https://help.l-tike.com/faq/detail/7/59
ファイナル第2戦 試合後コメント
第20回Wリーグ プレーオフ・ファイナル第2戦
試合後 記者会見要旨
JX-ENEOSサンフラワーズ
■佐藤 清美 ヘッドコーチ
とにかく勝つことができて良かったというのが一番の想いです。ゲームに関して言えば、前半は自分たちのペースでできたと思いますが、第3Qに三菱電機の3Pシュートが入って、こういうゲームになりました。それでも、吉田を投入して、しっかりゲームコントロールをしてくれたことが、この勝利につながったと思います。
改めて11連覇をふり返ると、大変だったなという思いはあります。連覇が難しいというのが、みなさんもお判りだと思いますが、勝ち続けて行くと期待が大きくなります。8連覇、9連覇を重ねた頃に、『シャンソンの記録を抜いてほしい』という声が大きくなり、そのプレッシャーに圧し潰されそうになったこともありました。そういうところで選手たちが本当に頑張ってくれました。今シーズンをふり返ると、レギュラーシーズンの開幕当初から、レギュラーが2人代わったということで、どういう風になるのか、多少の不安はありましたが皇后杯が終わった辺りから、チームとして機能しだしました。それが、この優勝につながったと思っています。
■#12 吉田 亜沙美 キャプテン
とりあえず(いい結果で)終わってよかったです。優勝できて良かったですが、まだまだ成長できるチームですし、課題が見つかったゲームになりましたから、また次につなげたいと思います。
シーズン当初はなかなかフィットせず、みんなが歯がゆい思いをしながらプレーしていたと思います。全員でやっていく中でフィットするところが増え、それが強みになったと思います。#33梅沢がすごく成長してくれたのが、この優勝につながったと思います。来シーズンはフィットする部分がもっと増えて行くはずですから、もっと強いチームになって来るのではと思っています。
■#10 渡嘉敷 来夢 選手
本当に優勝できたことをすごく嬉しく思っています。個人的にはフリースローのパーセンテージが良くなかったので、そこはもっと練習しなければいけないなと思っています。相手が気持ちよくシュート打っている中で、最後は自分たちが踏ん張ってディフェンスできたことが勝ちにつながったと思うので、これからもチームディフェンスでしっかり守って、リバウンドを取って走るバスケットをしていきたいと思います。
年々、勝ち続けることの難しさは感じながらも11連覇を成し遂げることができました。今シーズンに関しては11連覇をしよう、歴史を創ろう、シャンソンを越えようということを一切感じずに、目の前の試合を勝ちたいという気持ちがありました。スタートが代わりましたから、なおのこと勝ちたいという気持ちがみんなにも、私にもありました。ファイナルの第2戦でJX-ENEOSの強さを証明できたと思いますが、いろいろな経験を経て、11連覇できたのだと思います。#33梅沢や#1藤岡ら成長することによって、また新しいJX-ENEOSの良さが出てくると思うので、彼女たちの成長がこれからの連覇のカギになると思います。
■#11 岡本 彩也花 選手
前半は点差を開いて勝っていたのですが、後半は点差を詰められてしまいました。焦りもありディフェンスが良くない時間もあったのですが、それを我慢して、全員がディフェンスを頑張ってオフェンスにつなげたことが勝因だと思います。
スタートの2人が代わって始まったシーズンですが、それまでは#12吉田選手に頼っているところがあったので、私としては不安を感じていました。それでも、みんなで話し合っていく中で、チームがすごく良くなってきたので、だんだん勝利に近づているなと感じていました。
第4Qはドライブで攻めることが多くなりましたが、今日は試合前からガツガツと、自分の中で決めていました。後半、みんなが疲れてきた時に自分がドライブに行ってシュートを決めたり、アシストをして、自分から発信できるように心掛けてプレーしました。
■#52 宮澤 夕貴 選手
前半は良かったのですが、やはり後半、昨日と同じように#4根本選手に(3Pシュートを)やられてしまったのが、今後の課題だと思います。ただ、試合を通して自分たちのペースでプレーできたのは、全員でディフェンスを頑張りブレイクにつなげられたからだと思います。それが勝因だったと思います。
今シーズンのスタート当初は自分のプレーがなかなかできませんでしたが、オールジャパンが終わった頃から思うようなプレーができるようになりました。シーズンが終わって感じることは、昨シーズンは安定して得点できたのですが、今シーズンは波がありました。でも、ディフェンスやリバウンドで崩れなかったのが良かったと思っています。来シーズンは得点で波がないように、ディフェンス、リバウンドは今シーズンの感じを継続してきたいと思います。
三菱電機コアラーズ
■古賀 京子 ヘッドコーチ
第2戦に向けて、ミーティングでは気持ちを入れ替えて、最後まで自分たちがやってきたことを貫き通そうと話をしました。(試合の)入りはよかったのですが、前半に点を取られてしまい、後半に向けては切り替えて臨みました。選手たちがベンチで鼓舞して(反撃の)きっかけを作り、#4根本、#45渡邉らがガッツあふれるプレーで、最後の最後まで気を抜かず、自分たちらしいバスケットができたと思います。負けて悔しい気持ちはありますが、チャレンジャーとして、この舞台に立てたことが、選手にもスタッフにも大変よい経験となり、学びが大きかったと思います。この経験は来シーズンにつながると実感しています。もう一度この舞台に立って、戦いたい思います。
チームの成長を感じたのは、今シーズンだけというより、これまでの積み重ねがあったからだと思っています。もちろん、今シーズンは飛躍しましたが、それはリーダーシップをしっかりと取っている#45渡邉と、自分がやらきゃいけないという気持ちを前面に出した#4根本、#8川井の他、スタートの#24王、#15西岡が精神的に強くなったからだと思います。劣勢に立った時の声掛けが変わっていて、前向きな言葉を発信したり、表情に表れたりしていました。その辺りが成長の証だと感じています。
表彰式も初めての経験ですが、ひと言でいえばJX-ENEOSは慣れているなと(笑)。ただ、その裏には11連覇という、勝ち切る強さや勝負どころの見極め、チームとしてどう戦わなければならないのかを徹底しているからこそだというのが、見えた気がしました。
■#45 渡邉 亜弥 選手
終わってすぐなので、何を話せばいいのかわかりませんが、楽しかったです。今日の試合はすべてを出し切ったというか、自分たちの気持ちがすべてプレーに伝わったと思うので、本当に“楽しかった”のひと言です。成長を感じたのは、古賀ヘッドコーチの言葉に付け加えるとしたら、我慢を覚えたことだと思います。昨シーズンやその前のシーズンだと、まだ下積みの段階だったので、どこかで気持ちが切れてしまい、それがプレーに出てしまいました。シーソーゲームを取りこぼすなど、プレーオフのあと一歩のところで勝ち切れなかったのですが、その殻を破ることができ、プレーし続けたことが、この結果になったと思います。
JX-ENEOSは流れを持って行くことを知っていて、そこを止められませんでした。自分たちにはその強さが足りなかったと思います。今シーズンは全体的に自信がついたり、我慢をし続けることができたと思いますが、それをやり続けること、コートで表現できるようにならなければいけないと思います。
表彰式で感じたことは、ファイナルに出たとしても1位と2位では違うのだなということ。紙吹雪を浴びている姿を見て、改めて、もう一度この場に立ちたいと思いました。
■#4 根本 葉瑠乃 選手
昨日の負けは失点が多かったのですが、今日の前半、特に第2Qも失点が多くなってしまいました。そこを修正して(後半に)入ろうとチーム全員で話し合って、それを意識してやった結果、後半は上回れたと思っています。昨日(第1戦)は負けてしまったので、今日は勝つしかなかったのですが、勝つことよりもまずは自分たちが楽しんでプレーすることをやり切れた試合だったと思います。
チームの成長を感じたのは、コミュニケーションを全員が取るようになったことです。以前までは上級生が中心に話して、チームをまとめてくださったのですが、今シーズンはガードの#8川井や私も声を掛けるようにして、チームが同じ目標に向かってできるようになったと思います。表彰式は、「次は金メダルが欲しい」と思って見ていました。
第20回Wリーグ アウォード表彰者決定!
プレーオフ 公式グッズ再販のお知らせ
Wリーグ公式グッズの不良品交換について
いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。
さて第20回Wリーグでは「20周年記念グッズ」「オールスターグッズ」「プレーオフグッズ」の3種を販売させていただきましたが、一部の商品に印刷のミスおよびズレのお問い合わせを頂戴しております。
該当商品をお買い上げのお客様は誠にお手数ですが以下までお問い合わせいただけますようお願い申し上げます。
ご迷惑をおかけいたしましたこと心よりお詫び申し上げます。
現在確認できている商品
■Wリーグプレーオフ公式グッズ「大会ロゴスポーツタオル」※セミファイナル販売分 →プリントのズレ <購入者3名>
→こちらは返金対応となります。誠に申し訳ありませんが良品との交換はできません。
■Wリーグオールスター公式グッズ EAST#32宮崎早織選手、WEST#7水島沙紀選手 自由帳 → 印刷ミス <購入者8名>
→こちらは良品との交換対応となります。
返金および良品交換の手順:
① info@wjbl.orgへメールにてご連絡ください。お名前、連絡先のお電話番号をご記入ください。
② 状況確認後、Wリーグ担当者もしくは当該グッズ制作会社よりお客様へご連絡いたします。
③ お客様より着払いにて商品を送付いただきます。※不良品の返送がない場合は返金および良品の送付はできません。
④ 商品を確認でき次第、返金および良品を送付いたします。
第21回Wリーグ 試合日程決定
第21回Wリーグの日程が決定いたしました。
シーズンの開幕は、10月4日(金)です。
日程の詳細は、添付のPDFファイルをご覧ください。
今シーズンも全国各地で熱い戦いが繰り広げられます。
10月の開幕をお楽しみに!
※試合日程・会場等は、変更することがあります。
※調整中の箇所は決定次第、随時お知らせいたします。
※試合時間等の詳細は、後日発表いたします。
第20回Wリーグ表彰者【フリースロー】落合里泉(シャンソン)
Wリーグ公式WEBサイト恒例企画!
先月閉幕した第20回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者へ独占インタビューを敢行!
今シーズンの活躍の裏にあったそれぞれの想いに迫ります。
本日より随時公開していきますので、お楽しみに!
初回にお届けするのはこちらの選手です!
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第20回Wリーグ リーダーズ表彰者コメント
【フリースロー成功率】
第1位・計38/40本(Avg.95.00%)
落合 里泉
(シャンソン化粧品シャンソンVマジック#28)
※初受賞
──移籍2年目でキャプテン。シーズン前は責任が重いなと感じたのではありませんか?
「丁海鎰ヘッドコーチのバスケットはガードがメインという考えなので、キャプテンとしてもガードとしても、自分がしっかりしなければと思っていました。メンバーは若手が多くなり、どうなるかなと不安もありました」
──だからこそ、自分はこういうプレーをしよう、心掛けたことは何でしょうか?
「自分はプレーに波がないように、ということです。何より、気持ちの面で波がないよう心がけました。安定感のあるプレーで、チームに落ち着きをもたらそうと思っていました」
──それは、フリースロー成功率の初タイトルにもつながったのでしょうね。
「特にタイトルを意識していたわけではありませんが、自分が打つシュート1本1本を大切にしようと考えていたので。レギュラーシーズンの終盤も、とにかく安定したプレーを、と常に考えていましたね」
──フリースローは相手のファウルを誘っている、あるいはバスケットカウントで打つ回数が増えますから、それだけリングに向かって行ったということでしょうか?
「そうですね、積極的な証拠かもしれませんし、それがチームに安定感を与えたり、得点できたりすることで貢献できたとすれば嬉しいです」
──丁ヘッドコーチから、フリースローについて特別な指導はあったのでしょうか?
「『フリースローは誰にも邪魔されないから、毎回同じルーティンで打つように意識して』と言われ、自然と集中することができたと思います。キャプテンになって責任感が大きくなり、プレーに安定感が増して、フリースローも成功率が高くなったと感じています」
──そのルーティンを教えてください。
「私の場合、ボールを渡されたら2回ドリブルをついて、ボールの重みを感じながら、膝を軽く曲げてからシュートを打ちます。丁ヘッドコーチから『ボールの重みを感じろ』と常に言われました」
──ボールの重みは、気持ちの重みにつながるのですね?
「そうかも知れません。1テンポ置いて、少し気持ちを落ち着かせる、ですね。打つ前はリングをじっと見ています」
──1本のフリースローを大切に打つ。それが、勝敗や試合の流れに影響するわけですね。
「接戦であれ、点差が離れても、1本のフリースローで展開がガラッと変わることがあります。また次の試合もありますから、どんな場面でもフリースローは大切です。その気持ちを忘れることなく、これからもプレーを続けたいと思います」
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▼第20回Wリーグ アウォード表彰者一覧
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第20回Wリーグ表彰者【スティール】飯島早紀(新潟)
Wリーグ公式WEBサイト恒例企画!
先月閉幕した第20回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者へ独占インタビューを敢行!
今シーズンの活躍の裏にあったそれぞれの想いに迫ります。
本日より随時公開していきますので、お楽しみに!
「藤井選手のプレーを見て学んだことが活かせたと感じていますから、今度は自分のプレーで後輩たちに何かを伝えられたらいいですね」
元チームメイトであり昨季スティール女王の藤井美紀選手から学んだこととは・・・
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第20回Wリーグ リーダーズ表彰者コメント
【スティール】
第1位・計59本(Avg.2.68本)
飯島 早紀
(新潟アルビレックスBBラビッツ#0)
※初受賞
──シーズンをふり返って、どんなシーズンでしたか?
「移籍1年目で、環境の変化など、最初は戸惑うこともありました。けれども、シーズンを通して戦って行くうちに、チームメイトと同じ方向を向いて乗り越えることができたと思います」
──シーズン前、「自分がこうしなければ、ああしなければ」と考えていたよりも、手応えがあったわけですね。
「チームの核となって頑張りたいと思い取り組んでいましたが、シーズンを通して少しずつチームディフェンスが形になってきたのは感じました。チームのみんなもディフェンスに意識を置いてプレーすることができ、そこは良かったなと思います」
──自分がやってきたことが少しずつ形になった手応えがあった。その中でスティール賞を受賞されました。その結果についてはいかがでしょうか?
「先ほども言った通り、チームディフェンスが形になりつつある中で、もちろん自分がドリブルのスティールを狙うこともありましたが、ローテーションやカバーリングが上手く行ったからこそ、スティールが狙えたり、パスカットができたりした結果だと思っています。チームディフェンスが機能したからこそ、スティールの本数が増えたと思いますから、チームの成長があってこその個人タイトルです。チームとしてなかなか結果が出せない中でタイトルをいただけたので、チームとしても明るいニュースになったのは良かったですし、嬉しいです」
──チームを代表しての受賞だということですね。
「そうですね。チームみんなのモチベーションにつながれば良いと思います」
──少し早いですが、来シーズンに向けてはいかがでしょうか?
「やっぱりWリーグにいるからこそ、常に上を目指したいですし、チームの成績に貢献できるように頑張りたいです。それともう一つ、今回スティール賞をいただきましたが、昨シーズンは山梨クィーンビーズでチームメイトだった藤井(美紀)選手(現シャンソン)が受賞しました。彼女のプレーを最初は、“あぁすごいな”って見ていましたが、シーズン終盤に自分がケガをして、ベンチからプレーを見ることになってしまって……でもその時、スティール1本を狙う、指1本でもボールにかかったら自分のものにするという熱いプレーを間近に見ることができました。その印象が強かったので、自分も同じように、少しでも指に当たったボールは自分のものにする、絶対マイボールにする、というプレーを心掛けたつもりです。藤井選手のプレーを見て学んだことが活かせたと感じていますから、今度は自分のプレーで後輩たちに何かを伝えられたらいいですね」──────────
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第20回Wリーグ表彰者【アシスト】町田瑠唯(富士通)
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先月閉幕した第20回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者へ独占インタビューを敢行!
今シーズンの活躍の裏にあったそれぞれの想いに迫ります。
「みんなが共通した意識を持ってプレーしている結果です。」
2年連続アシスト女王となった町田選手。まだまだ届かぬ理想のポイントガード像とは・・・
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第20回Wリーグ リーダーズ表彰者コメント
【アシスト】
第1位・計190本(Avg.8.64本)
町田 瑠唯
(富士通レッド―ウェーブ#10)
※2年連続3回目
──ベスト5(ガード部門)とアシスト賞のダブル受賞ですが、ポイントガードとしては狙いたいタイトルでしたか?
「いえ、正直、特に数字にはこだわっていないので。アシストにしても得点にしても、スタッツは気にしていません。終わってみたらこうだった、という感じです。特にアシストに関して言えば、パスを受けたチームメイトがシュートを決めなければ数字が伸びません。ですので自分が獲った賞や、狙った数字という思いは一切ありません。周りの選手を活かしたというよりも、周りの選手に自分のパスを活かしてもらっています。その上での受賞だと思っています」
──ただ、アシストするためにはノーマークを見つけたり、自分にディフェンスを引き付けたり、そういうプレーは必要だと思います。平均8.64本という数字はいかがでしょうか?
「どうでしょう、多いのでしょうか? それもわからないです(笑)。試合の流れの中で『ここはアシストが必要だ』という考え方ではなくて、『誰が調子良いだろうか、誰を活かそうか』など、味方の動きを意識しています。(チームとして)点を取るためにどうすればいいかを考えているだけです。さらに言えば、自分のパスが直接得点に結びつかなくても、ファストブレイクで走っている選手へのつなぎ役でもいい。その次のパスが得点につながれば、私ではなくて、そのパスを出した選手にアシストが記録されます。チームとして、いかにオフェンスを成功させるかを考えるのがポイントガードの役目だと思っています」
──アシスト数が増えているのは、チームの得点が伸びていて、何本もパスがつながっている証拠ですからね。
「自分のパスが良いというわけではなくて、みんなが共通した意識を持ってプレーしている結果です。いつも感じていますが、個人タイトルというのはチームを代表して誰かが受賞するもので、ポジション的にアシスト数が多かった私が受賞したのだと思います」
──ご自身が追求するポイントガード像はありますか。アシスト賞の受賞に得点力もアップし、少しは理想に近づけましたか?
「ちょっとだけ……いや、まだまだ、まだまだです(笑)。少しでも近づくためには、大事なところでシュートを決め切る、得点が止まっているところで、自分が得点する、そういう働きがまだ足りないと思います。勝負所を見逃さずに、チーム全員で勝利できるようにゲームをコントロールする、それが大事だと思います」
──そういう理想をテーマに、アシスト賞の受賞も励みにしてステップアップしていくのですね。
「はい、そうです! もっともっと頑張りますので、これからもよろしくお願いします!!」
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第20回Wリーグ表彰者【3P成功率】山本千夏(富士通)
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今シーズンの活躍の裏にあったそれぞれの想いに迫ります。
コンディション不良にも屈することなく3ポイントシュート女王に返り咲いた今シーズン。
シューターのイメージが強い山本選手ですが、さらなる理想追い求めます!
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第20回Wリーグ リーダーズ表彰者コメント
【3ポイントシュート成功率】
第1位・計39/71本(54.93%)
山本 千夏
(富士通レッド―ウェーブ#15)
※5年ぶり2回目
──「3Pシュート成功率」は5年ぶり2回目の受賞です。この間、受賞されていなかったことに驚きました。ご自身も正直、ビックリしたとか。
「“ビックリ”はないですけど(笑)。プレーの変化で言うと、ずっと肩に痛みがあったので、自分なりに考えながらシュートを打ったり、調整の仕方を微妙に変えたりして、今までより注意を払いながらコートに立っていました」
──以前なら、コンディションさえ良ければあまり考えなくてもシュートは入りましたか?
「そうですね、確率が悪くなったら考えることもありましたが、とにかく本数を多く打つ、納得できる感覚になるまで打つという調整法でしたが、今シーズンはそこまで打つと逆に痛みが出てしまうので、セーブしながらの調整でした。以前も練習の中で本数を増やす時期を決めていましたが、今シーズンはほぼ増やすことなく調整を続けました。肩の調子を見ながらだったので、波が少なく過ごせたのだと思います。調整が上手くいきましたね」
──調整が上手くいき、それが試合でも良い感覚でシュートを打つことにつながったのですね。
「それに、BTテーブスヘッドコーチが戻って来たのも良かったと思います。彼のバスケは3Pシュートを多く打つので、私も打ちやすいですし、打つタイミングが増えました。自分のリズムで打てるシチュエーションが増えました」
──ディフェンスへの対応力や、フリーになるための動きなど、スキルもアップしたと感じていますか?
「チームのバスケットスタイルが変化したことが一番ですが、ブレイクから打つことが増えました。そこに関しては#10町田(瑠唯)選手からのパスがほとんどですから、彼女には『こういうタイミングでパスが欲しい』など結構細かくリクエストしていましたね。良いパスがもらえるので、結果(確率)がついてきたのと、アウトサイドからのシュートを警戒された分、ディフェンスが間合いを詰めてきた時はドライブに行くように考えてプレーしていました」
──今シーズンを終えて、自分なりに新たなプレーヤー像がイメージできたという手応えはありますか?
「もともと私は『シューター』だとは思っていません。それは周りの評価というか、アウトサイドのイメージが強いのかもしれません。自分自身では、どちらかというとドライブなどで点を取りたいと思っています。そのほうが理想に近いので今回の受賞は嬉しいような、少し複雑な心境でもあります(笑)。『3Pシュートが得意です!』というわけではないので、次は得点力の高さを評価されるように頑張りたいと思います」
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第20回Wリーグ表彰者【FG成功率】渡嘉敷来夢(JX-ENEOS)
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今シーズンの活躍の裏にあったそれぞれの想いに迫ります。
「今シーズンは受賞できるとは思っていませんでした」
今シーズン新たに3Pシュートに挑戦した渡嘉敷選手。見事5年連続6回目のフィールドゴール成功率No.1受賞です!
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第20回Wリーグ リーダーズ表彰者コメント
【フィールドゴール成功率】
第1位・計162/247本(65.59%)
渡嘉敷 来夢
(JX-ENEOSサンフラワーズ#10)
※5年連続6回目
──毎年、リーダーズは複数受賞。今回もフィールドゴール成功率、ブロック・ショット分で受賞されました。
「今回は、このフィールドゴール成功率No.1が嬉しいです。これは3Pシュートの数字も入っていますよね!? それでも受賞したわけですから良かったなと(笑)」
──「3Pシュートを積極的に打つようになった」というコメントをお聞きしましたが?
「そうですね、それでもこの賞がいただけたというのは、今までで一番手応えがあったというか、3Pシュートを打ってもFG%が落ちなかったのは嬉しいです。今シーズンは受賞できるとは思っていませんでした」
──シーズン前から意識して、3Pシュートを打ったわけですね。日本代表チームはインサイドプレーヤーも打つように指示されているのですよね?
「日本代表を意識したというより、ディフェンスが前を空けたら打とうというのは心掛けていました。1試合でそれほど多い本数ではないですが、逆に少ないながらもきっちり決められたかなと思います。これまでに比べれば、3Pシュートの本数が含まれていますから、それでもフィールドゴールの確率が一番だったというのは、成長したかなと思います。3Pシュートに関しては、ノーマークで打っていますけどね(笑)」
──アウトサイドからシュートを狙うことで、相手はディフェンスも対策しなければなりません。成長の証であり、ますます脅威になりますね。それと、インサイドのスターターが大﨑(佑圭)さん(出産のため今シーズンは選手登録なし)から#33梅沢(カディシャ樹奈)選手に代わりました。自分がしっかりしなければ、という考えはあったのでしょうか?
「(自分が)頑張んなきゃ、っていう気負いはなかったですね。逆に、自分のプレーをしっかりやろうと思っていました」
──自分のプレーを見せて、梅沢選手に勉強してほしい、成長してもらいたいとか……?
「そうですね、でも自分自身まだ成長が足りないので、もっともっとやらないと(笑)。彼女も、これからもっと良いパフォーマンスを見せてくれると思います。」
──キャリアのある大﨑さんだと任せてもいいところがあったと思います。今度は自分がしっかりプレーをして、それが若手の成長につながるように、ということですね。
「自分が何かを教えるというわけではありませんが、練習でも気になったところはアドバイスします。試合中は、若手が思いっ切りプレーしても大丈夫なように、まずは自分自身のプレーをしっかりやることが大事。試合で経験を積むことが成長につながりますが、それは自分にも当てはまるので、自分がやるべきことに集中しなければと思っています」
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