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セミファイナル第2戦 試合後コメント(ENEOS、デンソー)

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ENEOSサンフラワーズ

■梅嵜英毅HC

 勝って、ホッとしているのが一番です。2試合の合計で3点差という勝利でした。それはデンソーが皇后杯以降、ディフェンスを強化してきたというのが一番の理由です。かなり手こずりましたし、改めて高さのアドバンテージを失った大変さを実感しています。

 最後はみんなでリバウンドを取って頑張ってくれましたが、取られることも多く、相手にセカンドチャンスを決められて苦しかったので、ファイナルに向けてはもう一度、ボックスアウトをしっかりと徹底しなければなりません。

 石原愛子選手はリーグの終盤からこのセミファイナルも、良いつなぎをこなしてくれていますし、藤本愛瑚選手は今日の試合の重たい状況の中、独特のリズムが奏功しチームを救ってくれました。他にも起用したい選手はいますので、練習をこなしながら判断してきたいと思います。

■岡本彩也花選手

 率直に、ホッとしたという気持ちです。ようやくファイナルへの一歩を踏み出せたと感じていますが、課題も残る試合でした。それは、1人の選手に多く得点を許してしまうことで、昨日(第1戦)は髙田真希選手、今日は本川紗奈生選手にやられてしまいました。そこは試合の中でアジャストしなければ後半苦しくなりますし、リードを広げることもできません。ディフェンスの部分で甘さがあったと思います。

 ファイナルは皇后杯で対戦したトヨタ自動車が相手ですが、集大成として向かって来ると思います。決して受け身にならず、負けていても我慢して、オフェンスでもディフェンスでも攻めるバスケットをすることと、最後は気持ちだと思うので、そこは自分たちのバスケットを遂行できるように〝走りたい”です。

■中村優花選手

 昨日の試合は、個人的には不甲斐ないプレーだったと思っていて、今日は、相手が自分たちにどれだけアジャストしてきても、いかに気持ちを切り替えてやるかが大事だと考えていました。アジャストされることをマイナスに捉えずに、どういうチャレンジができるのか前向きに考えながらプレーできたのが良かったと思います。
 
 チーム全員が大好きなバスケットを楽みながらプレーしている姿を披露することで、みなさんに何かを届けたいというのが私のモットーです。コロナ禍でも、「希望と元気と勇気と愛」を広げて行ければと思いますので、頑張ります!


デンソー アイリス

■マリーナ・マルコヴィッチHC

 コロナ禍という難しい状況の中、このような素晴らしい舞台を準備してくださったWリーグを称えたいと思います。世界中でプレーが困難な状況が続いていますが、ソーシャルディスタンスや応援ルールなどを守りながら関わってくださった多くの皆様をリスペクトしています。そして、ENEOSのファイナル進出を称えたいと思います。次のトヨタ自動車との対戦においても素晴らしい試合をしていただき、日本の女子バスケットがさらに上のレベルに行けること示してもらいたいと思います。

 今シーズンですが、プレシーズンがないまま開幕を迎えるという難しさがありました。ただ、昨日、今日の試合を通して、自分たちがどれほど成長したかを見せることができたと思います。セミファイナルで競り合えたことは素晴らしい成長だと思っています。この2試合は経験の差で負けたと感じています。来シーズンはオリンピック後、すぐに来日して準備を進める予定ですので、より良い成長を見せられると思います。

■髙田真希選手

 このセミファイルはチームを勝たせることができなくて申し訳ない気持ちいっぱいです。最後のプレーは決められた形ではありましたが、そうではなくても自分がしっかり決めるという気持ちでいました。
 
 新しいヘッドコーチを迎えて、ボールへの執着心や最後まであきらめないプレー、タフに戦うということについて少しずつできていると感じています。指示されていることをやれば良い結果につながるという自信も付いて来ています。今回は悔しい結果になりましたが、マリーナHCを迎えて、本当に大きな一歩を踏み出せたと手応えを感じています。今回の経験を忘れないように、一日一日練習でハードワークすることが大切だと学びました。

■本川紗奈生選手

 最後までタフな試合になることはわかっていました。本当に最後の最後のところで勝ち切ることができず、力不足を感じました。

ファイナル進出チーム リモート会見(ENEOS、トヨタ自動車)

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いつもWリーグに温かいご声援誠にありがとうございます。

3月17日、プレーオフ・ファイナルに出場する2チームから4名の選手が集い、公式リモート会見を行いました。各選手のコメントを紹介します。

ENEOSサンフラワーズ


#11 岡本彩也花 キャプテン
 
(デンソーアイリスとの)セミファイナルでは、1戦目は髙田真希選手、2戦目は本川紗奈生選手に得点を許してしまいました。1人の選手に、同じような展開で得点を許してしまうと、後半にかけて厳しくなるので、試合の中で早めにアジャストしていきたいと思います。

(ファイナルの)相手のトヨタ自動車は、センター陣だけではなく、全員がオフェンスリバウンドに飛び込んできます。皇后杯でもそうだったので、そこは全員でしっかり抑えられるようにしたいです。

 とにかく誰が出てもしっかり自分の仕事をする。それだけ選手層の厚いチームです。個人的には安間志織選手には気持ちよくプレーをさせないように頑張ります。

 ENEOSのバスケットはリバウンドを取って、走ること。40分間、それを全員が統一してできるように、キャプテンとして声掛けをしてきたいと思います。


#7 林 咲希

 セミファイナルは、2試合とも出だしでやられてしまいました。苦しい展開が続きましたが、ベンチメンバーがそれぞれ良い役割を果たしてくれましたし、試合の終盤は岡本選手がすごくハッスルしてくれたお陰で勝ち切れたと思います。

 私自身は、皇后杯は出場できず、トヨタ自動車のバスケットを肌で感じることはできませんでしたが、試合を見ていてフィジカルが強いという印象です。体を張るプレーやボックスアウトが重要になると思うので、40分間、プレーや気持ちを切らすことなく頑張りたいです。

 相手チームでマークすべき選手は全員なのですが、特に長岡萌映子選手と安間志織選手には注意したいと思います。安間選手は視野が広く、フリーの選手を見逃しません。そこをしっかり警戒したいと思います。

 ケガ人が多い中での試合になりますが、誰が出ても自分たちのバスケットを表現するというのが勝ちにつながると思うので、ENEOSらしいバスケットをしていきたいと思います。



トヨタ自動車 アンテロープス


#2 長岡萌映子

 セミファイナルは、今シーズン対戦がなかった相手(富士通レッドウェーブ)で、厳しい試合になると思っていました。1戦目は良い試合運びができましたが、2戦目は上手く行かない時間帯があり、ずっと我慢を強いられました。

 ただ、チームとしては、このような試合を勝ち切れたことが自信になったと思っていますし、こういった経験ができたのは良かったと感じています。

 ENEOSとは皇后杯で対戦しましたが、その時に感じたのは『走るバスケット』を得意としているということです。ファイナルも走るバスケットを継続して来ると思うので、自分たちはそれにしっかり対応できるようにしたいと思います。

 速い展開に持ち込むのが得意な岡本彩也花選手や宮崎早織選手がENEOSのバスケットの起点を作っているので、そこをしっか抑えることができれば、チーム全体の動きを止められるのではないかと考えています。私たちは集中力を切らさないこと、チャレンジャーとしてアグレッシブにプレーすることが大事だと思います。

#15 安間志織

 セミファイナルは、今シーズン初めて対戦する富士通が相手で、どういった試合運びになるか分かりませんでした。1戦目にしっかり勝つことができましたが、2戦目は予想していた通りの厳しい試合展開になりました。それでもチームが一つになって勝つことができたのは良かったと思います。

 ENEOSは速いバスケットと、リバウンドにすごく絡んでくると思うので、そこはチーム全員でボールを取りに行かなければなりません。自分たちのオフェンス回数をできるだけ増やしたいですし、それによって相手の勢いを止められたらいいと思います。

 皇后杯で負けてしますが、その時は私自身がリズムを落としてしまったと感じています。自分たちのバスケットを40分間やり続けられるかがカギになると思いますので、私もそこは徹底してやりたいです。全員が一つになって、自分たちのバスケットを表現したいと思います。





Wリーグ 斎藤聖美会長 挨拶

 ファイナルを前にご挨拶できますことを大変嬉しく存じております。昨年、新型コロナウイルスの影響で、第21回のリーグ戦はシーズン途中で終了してしまいました。プレーオフもできないまま終わってしまい、このままの状況が続いてしまうのではないかと危惧を覚えておりましたが、政府のガイドラインを遵守し、リーグ独自の対策を練り、工夫を重ね、知恵を出したことで何とかここまでたどり着きました。

 レギュラーシーズンは東西に分かれての開催で、人の流れを抑えるというアイデアでしたが、このことも大きく貢献したのではないかと思っております。リーグの序盤は感染者の発生や、その後の緊急事態宣言の発出など、とても心配をしました。一時の中断はありましたが、ファイナル開催が実現できますことは、チームの皆様の活躍、都道府県の関係者やスポンサー様、そして会場にお越しいただいたファンの皆様のご支援のお陰だと大変感謝しております。

 今回のファイナルは東西の1位同士の対戦となりました。昨年開催できなかった2年分の想いを込めて、エネルギーいっぱいに素晴らしいプレーを見せてくることと思っています。世界に誇る女子バスケットボールリーグ、世界最高峰のプレーをご披露できるものと思っております。どうぞこの週末、楽しみにしてください。

ファイナル第1戦 試合後コメント(トヨタ自動車、ENEOS)

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トヨタ自動車アンテロープス

■ルーカス・モンデーロHC

 予想通り厳しい試合になりました。相手のバランスディフェンスをしっかりコントロールしなければなりませんでしたし、ビッグマンをスイッチでしっかり止めなければなりませんでした。

 課題としては、ターンオーバーを最小限に抑えること。相手はスピードある攻撃を仕掛けてくるので、私たちは時間をかけたセットオフェンスを使うことが重要でした。
 
 宮澤選手を30分以上起用してきたのは驚きでしたが、明日(第2戦)は宮澤選手にやられないように、プランを練りたいと思います。

 今日は選手たちを誇りに思っています。勝つことができたこと、厳しい試合展開の中で相手がかなりハードにディフェンスをしてきましたが、それに負けないようなプレーを続けられたことは良かったと思います。

 ただ、この試合はすでに過去のことです。優勝するためには明日の試合に勝たなければいけません。変えるべきところはまだあるので、しっかり修正して臨みたいです。

■馬瓜エブリン選手

 出だしから、しっかりと走って、リングにアタックして、相手にやりたいことをやらせないディフェンスができたと思います。第3クォーターから終盤は皇后杯と似たような展開になり追い上げられましたが、そうなっても自分たちが引かないようにと、みんなで話し合いっていたので、しっかりと自分たちのペースに持っていけたことは良かったと思います。

 明日も宮澤選手とのマッチアップがあると思いますが、オフェンスでもディフェンスでもリバウンドに飛び込んで来る選手です。そこからのキックアウトで(シューター陣が)3Pシュートを打ってくるので、私たちはフィジカルの強さを生かして、全員でリバウンドに飛び込んで行きたいと思います。

■安間志織選手

 試合の入りはとても良かったのですが、後半は私たちの流れではない時間帯もありました。そこは皇后杯のこともありましたし、全員で同じことを繰り返さないようにという気持ちがありました。

 追い上げられて、自分たちのファウルが多くなったこともありましたが、そこで慌てないで、私たちがやるべきことをやろうとして立て直せたのは良かったと思います。

 途中、リバウンドを取られてしまいましたが、そこはまた明日、しっかり修正しなければなりません。1対1もしっかり守らなければいけないと思います。


ENEOSサンフラワーズ

■梅嵜英毅HC

 出だしが悪過ぎました。こちらからいろいろと仕掛けるつもりでいたのですが、それができないうちにリバンドを拾われ、走られるという展開になってしまいました。

 第2クォーターでよく1ケタ差に追いついたと思いますが、第3クォーターにまたリバンドを拾われてしまったことが、ターニングポイントだったと思います。

 追いつく力は見ていただいた通りで、第4クォーターでまた追いつきましたが、最終的にはリバウンド。オフェンスリバンドを拾われてしまいました。明日は、そこをしっかりと修正して、試合に臨みたいと思います。

■宮澤夕貴選手

 今日の試合は、出だしで相手にやられてしまったところと、終始オフェンスリバンドを取られてしまったことが敗因だと思います。明日はそこを修正して、自分たちのディフェンスをやり、リバウンドからブレイクという、自分たちバスケットを40分間やり切るようにしたいと思います。

 今日は大事な場面でディフェンスリバウンドが取れず、オフェンスでも周りを生かすことができませんでした。明日も今の自分が100%できることをやろうと思います。自分たちのバスケットができれば勝てるという自信があるので、最初から40分間それをやり切る気持ちで臨みたいです。

■藤本愛瑚選手

 最初は自分たちの足が止まっていたので、交代で出場した時はオフェンス面でどんどんアタックして点を取りに行こうと思っていました。最初の点差が響いていましたが、最後は追い上げることができたので、明日は出だしから相手に向かって行く気持ちで戦えればと思っています。

 今シーズンは主力選手にケガ人が出ている中でここまでやって来ましたが、ファイナルは簡単に勝てないことは分かっています。今日は負けしましたが、明日はまた気持ちを切り替えて、今日のような出だしにならないよう、相手に向かって行きたいと思います。

第22回Wリーグ アウォード表彰者決定のお知らせ

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 トヨタ自動車アンテロープスの優勝で幕を閉じた第22回Wリーグ。プレーオフMVP、プレーオフベスト5とともに、新型コロナウイルス拡大防止のため、東西カンファレンス制での開催となりましたが、レギュラーシーズンで活躍した選手におくられる『アウォード表彰者』をお知らせいたします。

 添付の資料をご覧ください。

第22回Wリーグ トヨタ自動車が初優勝! 最終順位決定

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 「第22Wリーグ プレーオフ」は、2021321日(日)の試合結果により、 トヨタ自動車 アンテロープスの優勝が決定し、最終順位が確定しましたのでお知らせいたします。

《優  勝》 トヨタ自動車 アンテロープス(初優勝)

《準優勝》 ENEOSサンフラワーズ

《3位タイ》 富士通 レッドウェーブ

             デンソー アイリス

《5位タイ》 三菱電機 コアラーズ

                   トヨタ紡織 サンシャインラビッツ

《7位タイ》 日立ハイテク クーガーズ

       シャンソン化粧品 シャンソンVマジック

東地区5     東京羽田ヴィッキーズ

西地区5     アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス

東地区6     新潟アルビレックスBBラビッツ

西地区6位     山梨クィーンビーズ

〈最終順位決定方法〉
優勝:プレーオフ・ファイナルの勝者
準優勝:プレーオフ・ファイナルの敗者
3位タイ:プレーオフ・セミファイナルの敗者2チームを3位タイとし優劣をつけない。
5位タイ:プレーオフ・クォーターファイナルの敗者を5位タイとし優劣はつけない。
7位タイ:プレーオフ・セミクォーターファイナルの敗者を7位タイとし優劣はつけない
※レギュラーシーズン敗退4チームについては総合順位はつけずに各カンファレンスでの順位を最終成績とする。

自由契約選手リストの公示(2021年3月22日)

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いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

Wリーグは、自由契約選手リストを下記の通り公示したことをお知らせいたします 。

<自由契約選手リスト>
自由契約選手とは、現時点で現所属チームへの選手同意書の提出がない選手で、今後は引退・他チームへの移籍・自チームへの残留などの場合があります。

公示日: 2021322

 【公 示】

選手名:佐藤 ひかる(さとう ひかる)

所属元チーム:日立ハイテク クーガーズ


選手名:鈴木 知佳(すずき はるか)

所属元チーム:日立ハイテク クーガーズ

 
選手名:曽我部 奈央(そがべ なお)

所属元チーム:日立ハイテク クーガーズ

 
選手名:田中 真琴(たなか まこと)

所属元チーム:日立ハイテク クーガーズ

 
選手名:藤永 真悠子(ふじなが まゆこ)

所属元チーム:日立ハイテク クーガーズ

 
選手名:石田 悠月(いしだ ゆづき)

所属元チーム:シャンソン化粧品 シャンソンVマジック

 
選手名:ロー ヤシン(ろー やしん)

所属元チーム:新潟アルビレックスBBラビッツ



公示日現所属チーム氏名
3月22日日立ハイテク
クーガーズ
佐藤 ひかる
(さとう ひかる)
3月22日日立ハイテク
クーガーズ
鈴木 知佳
(すずき はるか)
3月22日日立ハイテク
クーガーズ
曽我部 奈央
(そがべ なお)
3月22日日立ハイテク
クーガーズ
田中 真琴
(たなか まこと)
3月22日日立ハイテク
クーガーズ
藤永 真悠子
(ふじなが まゆこ)
3月22日シャンソン化粧品
シャンソンVマジック
石田 悠月
(いしだ ゆづき)
3月22日新潟アルビレックスBBラビッツロー ヤシン
(ろー やしん)
3月15日新潟アルビレックスBBラビッツ千葉 歩
(ちば あゆみ)
3月15日新潟アルビレックスBBラビッツ二渡 琴音
(ふたわたり ことね)
3月15日山梨クィーンビーズ加藤 宇希波
(かとう うきは)
3月15日山梨クィーンビーズ金子 仁美
(かねこ ひとみ)
3月15日山梨クィーンビーズ豊田 有紗
(とよだ ありさ)

以上

ファイナル第2戦 試合後コメント(トヨタ自動車)

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トヨタ自動車アンテロープス

■ルーカス・モンデーロHC

 プレーオフでは富士通、ENEOSを相手に良く戦えたと思います。チームとしては、1人ひとりがよく頑張ってくれましたし、みんなが団結して戦ってくれました。

 プレーオフに入って選手たちに常々伝えていたことですが、どのチームもスピードとトランジションでゲームを組み立てているので、まずは相手のボールを止めること。しっかりボールラインまで下がり、すぐに相手をピックアップしてディフェンスすることを強調しました。

 オフェンスは、時間をかけたセットオフェンスを指示しました。相手に長い時間、ディフェンスをさせる意図があったからです。Wリーグでは富士通とENEOSが3Pシュートの成功率が高いチームですが、この両チームに対して上手く抑えられたと思います。

 大きな責任を背負い、ゲーム終盤にもプレーするスターティングファイブに限らず、ベンチプレーヤーがいつでもプレーできるように準備をしてくれました。そして、コートに立った時は全力で頑張ってくれたことがとても良かったと思います。チームの固い絆が、勝利をつかんだ要因だと思います。

■三好南穂選手

 今日(第2戦)の試合を含め、プレーオフでの試合では苦しい時間帯が続くことがありましたが、そんな時でも逃げないで、みんなで前を向いて攻め続けたことが勝利につながったと思います。一番良い成績を収めることができ、本当にうれしく思っています。

 皇后杯からの一番の変化は気持ちの持って行き方です。皇后杯で悪かったところをみんなで話し合い、そこを修正した3カ月間でした。以前は悪くなると選手同士で目を合わせず、個人プレーに走ってしまいました。今日の試合は悪い時間帯でも目を合わせ、みんなで声をかけ合っていて、そこがチームで一番変わったところだと思います。

■長岡萌映子選手

 プレーオフでは富士通戦、ENEOS戦と厳しい戦いが続きました。そういった試合を勝ちにつなげられたこと、なおかつ結果を出せたことは大きな自信になりますし、経験にもなったと思います。これからも頑張っていくための糧になりましたし、すごくうれしいです。

■安間志織選手

 皇后杯の敗戦から、シーズン後半にはチームが団結して状態も良くなりました。試合中は苦しい時間帯も多かったのですが、皇后杯で得た経験があり、「今、頑張ろう」とみんなで声をかけ合えたことがとても良かったと思います。こうして優勝という結果になったのは、本当に本当にうれしいです。

■河村美幸選手

 皇后杯でENEOSに負けてから、練習中もみんなが切磋琢磨してきました。ファイナルの2戦は、出だしは良かったのですが途中追い上げられる場面が何度かありました。そこでヘッドダウンせず、みんなで「大丈夫、大丈夫」と声をかけ合いながら40分間できたことが優勝につながったと思います。

■馬瓜エブリン選手

 みんなが皇后杯(の敗戦)からしっかり学び、何をしなければいけないかを共有できたからこその優勝だと思います。

 常々言っていますが、ENEOSがWリーグで11連覇していたので、今年こそ『歴史を変えよう』という気持ちがみんなの中にあり、それが爆発したファイナルだったと思います。本当に優勝できて良かったです。

ファイナル第2戦 試合後コメント(ENEOS)

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ENEOSサンフラワーズ

■梅嵜英毅HC

 トヨタ自動車の選手、スタッフのみなさんに「おめでとうございます」とお伝えしたいと思います。

 11年間勝ち続けてきた記録が今日、途絶えてしまいましたが本当に悔しい思いと、言葉にならないような状況を経験しています。自分自身の経験の中で、こんなにも悔しい思いをするのだということ、ゲームを通して感じています。ただ選手たちは、しっかり最後まで戦ってくれました。

 皇后杯でのアクシデントから、チームのバスケットを、大幅とは言いませんが、オフェンスの部分を修正して、それまでやって来た状況を変えましたが、それに選手たちがしっかり対応してくれました。その結果、ここ(ファイナル)まで来られたのだと思います。

 ファイナルに関しては、選手起用のところで酷使し過ぎたと思うほどプレータイムが長くなった2人、ここにいる岡本と宮崎ですが、やはり疲れが残ってしまったと思います。最高のパフォーマンスを発揮させることができなかったというのは、2戦目の一番の反省点です。

■岡本彩也花選手
 
 トヨタ自動車の「勝ちたい」という気持ちが、私たちより上回っていた結果だと思います。私たちも一生懸命にやりましたが、相手は皇后杯で負けているので、私たちより気持ちが強かったと思いますし、私たちより練習したと思います。だから私たちが負けてしまいましたが、逆に私たちはケガ人がたくさんいましたが、それでもみんなが頑張ったので、まだまだ強くなれると思っています。

 12連覇は逃しましたが、たくさん学ぶことがあり、優勝の難しさ、連覇の難しさをみんながわかったと思います。上手く言葉にできませんが……。悔しいですけど、まだまだ強くなれると思いたいです。

(個人的にも)渡嘉敷(来夢)が不在で、ケガ人が多い中、責任感や自覚を持つことができたと思います。今日は空回りした部分もありましたが、自分の責任や自覚を含め、まだまだ伸びしろがあると思っているので、前向きに考えていきたいです。

■宮崎早織選手

 正直、悔しいです。私がポイントガードで優勝できなかったので、悔しいです。私と岡本さんのプレータイムが長かったのですが、疲れていてもみんなを代表してコートに立っているので、今日の試合は不甲斐なかったと強く感じています。

 ただ、シーズンを通して見れば、大きく成長できたシーズンだったと思うので、そこはポジティブにとらえて、また来シーズン優勝を目指して頑張っていきたいです。

 どの選手が出ても勢いに乗ればファイナルまで来られるというは自信につながったと思いますし、個人としても気持ちの面で逃げなくなったと感じています。私がメインのガードとして出場し、ここぞという場面で自信を持ってプレーできたと思います。

ファイナル第3戦チケットの払い戻し方法について

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 いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

 第22回Wリーグ プレーオフ ファイナルは、3月21日の第2戦もってトヨタ自動車アンテロープスの優勝が決定いたしました。

  したがって第22Wリーグ プレーオフ ファイナル第3戦(3月22日)の開催がなくなりましたので、「Wリーグ【プレーオフ】ファイナル第3戦」チケットの払い戻しについてお知らせいたします。チケットの払い戻し方法に関しましては、以下をご確認ください。


【払い戻し対象試合】

22回Wリーグ【ファイナル】第3戦

3月22日(月)
SFGame2勝者 vs SFGame1勝者 


【払い戻し期間】

 2021年3月24日(水)10:00~3月31日(水)23:59

期間外の払い戻しはできませんのでご理解ください。

払い戻しが可能なチケットは、半券が切り取られていない(もぎられていない)こと、スマホチケットの場合はスタンプが押印されていないことが条件となります
※半券が切り取られたチケット、スタンプが押印されているスマホチケットの払い戻しはできません。


【ご注意】

・払い戻しが可能なチケットは、半券が切り取られていない(もぎられていない)こと、スマホチケットの場合はスタンプが押印されていないことが条件となります。半券が切り取られたチケット、スタンプが押印されているスマホチケットの払い戻しはできません。

・払い戻しは発券した販売店でのみの対応となります。

・発券いただいた当日には、払い戻しの受付はできません。発券した翌日10:00AM以降に再度ご来店ください。

・大会当日会場での払い戻しは行いません。

 

「Wリーグチケット」でのご購入の方

▼払い戻し方法の確認チャート


詳細は添付のPDFにてご確認ください。

 

▼払い戻し方法の詳細はこちら

http://wjbl.pia.jp/guide/refund.jsp

Wリーグチケット公式サイト『公演中止・延期・発売方法変更による払い戻し』)※必ずお読み下さい 

自由契約選手リストの公示(2021年3月29日)

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いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

Wリーグは、自由契約選手リストを下記の通り公示したことをお知らせいたします 。

<自由契約選手リスト>
自由契約選手とは、現時点で現所属チームへの選手同意書の提出がない選手で、今後は引退・他チームへの移籍・自チームへの残留などの場合があります。

公示日: 2021329

 【公 示】

選手名:栗原 三佳(くりはら みか)

所属元チーム:トヨタ自動車 アンテロープス


選手名:西澤 瑠乃(にしざわ るの)

所属元チーム:トヨタ自動車 アンテロープス


選手名:脇 梨奈乃(わき りなの)

所属元チーム:トヨタ自動車 アンテロープス


選手名:ワシントン 錦(わしんとん にしき)

所属元チーム:シャンソン化粧品 シャンソンVマジック


選手名:板谷 日香里(いたや ひかり)

所属元チーム:アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス


選手名:平 典紗(たいら つかさ)

所属元チーム:新潟アルビレックスBBラビッツ


選手名:内堀 紫菜(うちぼり しな)

所属元チーム:山梨クィーンビーズ



公示日現所属チーム氏名
3月29日トヨタ自動車
アンテロープス
栗原 三佳
(くりはら みか)
3月29日トヨタ自動車
アンテロープス
西澤 瑠乃
(にしざわ るの)
3月29日トヨタ自動車
アンテロープス
脇 梨奈乃
(わき りなの)
3月29日シャンソン化粧品
シャンソンVマジック
ワシントン 錦
(わしんとん にしき)
3月29日アイシン・エィ・ダブリュ
ウィングス
板谷 日香里
(いたや ひかり)
3月29日新潟アルビレックスBBラビッツ平 典紗
(たいら つかさ)
3月29日山梨クィーンビーズ内堀 紫菜
(うちぼり しな)
3月22日日立ハイテク
クーガーズ
佐藤 ひかる
(さとう ひかる)
3月22日日立ハイテク
クーガーズ
鈴木 知佳
(すずき はるか)
3月22日日立ハイテク
クーガーズ
曽我部 奈央
(そがべ なお)
3月22日日立ハイテク
クーガーズ
田中 真琴
(たなか まこと)
3月22日日立ハイテク
クーガーズ
藤永 真悠子
(ふじなが まゆこ)
3月22日シャンソン化粧品
シャンソンVマジック
石田 悠月
(いしだ ゆづき)
3月22日新潟アルビレックスBBラビッツロー ヤシン
(ろー やしん)
3月15日新潟アルビレックスBBラビッツ千葉 歩
(ちば あゆみ)
3月15日新潟アルビレックスBBラビッツ二渡 琴音
(ふたわたり ことね)
3月15日山梨クィーンビーズ加藤 宇希波
(かとう うきは)
3月15日山梨クィーンビーズ金子 仁美
(かねこ ひとみ)
3月15日山梨クィーンビーズ豊田 有紗
(とよだ ありさ)

以上

Wリーグオールスター2020-2021 開催中止について

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 いつもWリーグに温かいご声援をいただきありがとうございます。

 一般社団法人バスケットボール女子日本リーグ(以下「Wリーグ」)は、既報のとおり、2021124日(日)に国立代々木第二体育館にて開催予定であった『ステーキハウス ブロンコビリー presents Wリーグオールスター2020-2021 in 代々木』および、1月23日(土)の前日特別イベント『第21Wリーグ引退選手による”LAST GAME”』について、同日程での開催を中止いたしました。

 その後、改めて開催ができるよう、コロナ禍においても参加される皆様が安心してイベントを楽しんでいただける時期を各チームと協議、再検討し、プレーオフ ファイナル終了後の1~2週間内での開催を目指して、各所調整を進めて参りました。

 

 しかしながら、①十分な代替地となるアリーナの確保が困難となったこと ②東京五輪へ向けた5人制や3人制等の日本代表活動スケジュールに影響を及ぼすこと ③首都圏の緊急事態宣言は解除されたものの、イベント実施にはお客様や出場選手に、ある程度の行動制限が必要となることなどを理由に、本年度内の開催を断念することといたしました。

 両イベントの開催を楽しみにしてくださったファンの皆様や各方面で開催に向けてご尽力くださった皆様には、大変心苦しい限りでございますが、ご理解いただきたく重ねてお願い申し上げます。

チーム名変更について (アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス)

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いつもWリーグに温かいご声援をいただきありがとうございます。

以下の通り、チーム名が変更となりましたので、お知らせいたします。

■変更内容

変更前チーム名:アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス(略称:アイシンAW

変更後チーム名:アイシン ウィングス (略称:アイシン)

 

 ■変更日

2021年41

 
■新チームロゴ

 

 

 

 ■関連リンク

 アイシン ウィングス チーム公式サイト

https://www.aisin.com/jp/sports/wings/

 

自由契約選手リストの公示(2021年4月5日)

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いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

Wリーグは、自由契約選手リストを下記の通り公示したことをお知らせいたします 。

<自由契約選手リスト>
自由契約選手とは、現時点で現所属チームへの選手同意書の提出がない選手で、今後は引退・他チームへの移籍・自チームへの残留などの場合があります。

公示日: 2021年4月5日

 【公 示】

選手名:馬瓜 エブリン(まうり えぶりん)

所属元チーム:トヨタ自動車 アンテロープス

 

選手名:石原 愛子(いしはら あいこ)

所属元チーム:ENEOSサンフラワーズ

 

選手名:大沼 美琴(おおぬま みこと)

所属元チーム:ENEOSサンフラワーズ

 

選手名:渡嘉敷 来夢(とかしき らむ)

所属元チーム:ENEOSサンフラワーズ

 

選手名:中村 優花(なかむら ゆにか)

所属元チーム:ENEOSサンフラワーズ

   

選手名:宮澤 夕貴(みやざわ ゆき)

所属元チーム:ENEOSサンフラワーズ

 

選手名:谷口 二千華(たにぐち にちか)

所属元チーム:富士通 レッドウェーブ

 

選手名:王 昕(わん しん)

所属元チーム:富士通 レッドウェーブ

 

選手名:石坂 ひなた(いしざか ひなた)

所属元チーム:デンソー アイリス

 

選手名:笠置 晴菜(かさぎ はるな)

所属元チーム:デンソー アイリス

 

選手名:佐古 瑠美(さこ るみ)

所属元チーム:デンソー アイリス

 

選手名:川井 麻衣(かわい まい)

所属元チーム:三菱電機 コアラーズ

 

選手名:櫻木 千華(さくらぎ ちか)

所属元チーム:三菱電機 コアラーズ

 

選手名:勅使川原 帆南(てしがわら ほなみ)

所属元チーム:三菱電機 コアラーズ

 

選手名:加藤 臨(かとう のぞみ)

所属元チーム:トヨタ紡織 サンシャインラビッツ

 

選手名:野町 紗希子(のまち さきこ)

所属元チーム:トヨタ紡織 サンシャインラビッツ

 

選手名:石川 愛(いしかわ あい)

所属元チーム:シャンソン化粧品 シャンソンVマジック

 

選手名:須田 多恵(すだ たえ)

所属元チーム:シャンソン化粧品 シャンソンVマジック

 

選手名:梅木 千夏(うめき ちなつ)

所属元チーム:アイシン ウィングス

 

選手名:宮下 希保(みやした きほ)

所属元チーム:アイシン ウィングス

 

公示日現所属チーム氏名
4月5日トヨタ自動車
アンテロープス
馬瓜 エブリン
(まうり えぶりん)
4月5日ENEOSサンフラワーズ石原 愛子
(いしはら あいこ)
4月5日ENEOSサンフラワーズ大沼 美琴
(おおぬま みこと)
4月5日ENEOSサンフラワーズ渡嘉敷 来夢
(とかしき らむ)
4月5日ENEOSサンフラワーズ中村 優花
(なかむら ゆにか)
4月5日ENEOSサンフラワーズ宮澤 夕貴
(みやざわ ゆき)
4月5日富士通 レッドウェーブ谷口 二千華
(たにぐち にちか)
4月5日富士通 レッドウェーブ王 昕
(わん しん)
4月5日デンソー アイリス石坂 ひなた
(いしざか ひなた)
4月5日デンソー アイリス笠置 晴菜
(かさぎ はるな)
4月5日デンソー アイリス佐古 瑠美
(さこ るみ)
4月5日三菱電機 コアラーズ川井 麻衣
(かわい まい)
4月5日三菱電機 コアラーズ櫻木 千華
(さくらぎ ちか)
4月5日三菱電機 コアラーズ勅使川原 帆南
(てしがわら ほなみ)
4月5日トヨタ紡織
サンシャインラビッツ
加藤 臨
(かとう のぞみ)
4月5日トヨタ紡織
サンシャインラビッツ
野町 紗希子
(のまち さきこ)
4月5日シャンソン化粧品
シャンソンVマジック
石川 愛
(いしかわ あい)
4月5日シャンソン化粧品
シャンソンVマジック
須田 多恵
(すだ たえ)
4月5日アイシン ウィングス梅木 千夏
(うめき ちなつ)
4月5日アイシン ウィングス宮下 希保
(みやした きほ)
3月29日トヨタ自動車
アンテロープス
栗原 三佳
(くりはら みか)
3月29日トヨタ自動車
アンテロープス
西澤 瑠乃
(にしざわ るの)
3月29日トヨタ自動車
アンテロープス
脇 梨奈乃
(わき りなの)
3月29日シャンソン化粧品
シャンソンVマジック
ワシントン 錦
(わしんとん にしき)
3月29日アイシン・エィ・ダブリュ
ウィングス
板谷 日香里
(いたや ひかり)
3月29日新潟アルビレックスBBラビッツ平 典紗
(たいら つかさ)
3月29日山梨クィーンビーズ内堀 紫菜
(うちぼり しな)
3月22日日立ハイテク
クーガーズ
佐藤 ひかる
(さとう ひかる)
3月22日日立ハイテク
クーガーズ
鈴木 知佳
(すずき はるか)
3月22日日立ハイテク
クーガーズ
曽我部 奈央
(そがべ なお)
3月22日日立ハイテク
クーガーズ
田中 真琴
(たなか まこと)
3月22日日立ハイテク
クーガーズ
藤永 真悠子
(ふじなが まゆこ)
3月22日シャンソン化粧品
シャンソンVマジック
石田 悠月
(いしだ ゆづき)
3月22日新潟アルビレックスBBラビッツロー ヤシン
(ろー やしん)
3月15日新潟アルビレックスBBラビッツ千葉 歩
(ちば あゆみ)
3月15日新潟アルビレックスBBラビッツ二渡 琴音
(ふたわたり ことね)
3月15日山梨クィーンビーズ加藤 宇希波
(かとう うきは)
3月15日山梨クィーンビーズ金子 仁美
(かねこ ひとみ)
3月15日山梨クィーンビーズ豊田 有紗
(とよだ ありさ)

以上

【interview】第22回Wリーグ表彰者・安間志織(トヨタ自動車)

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 いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

今年も、Wリーグ公式サイト恒例企画として第22回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者のインタビューを掲載いたします。

選手それぞれに2020-21シーズンを振り返ってもらいました。



安間 志織(トヨタ自動車アンテロープス#15

アウォード【プレーオフMVP】初受賞

     【プレーオフベスト5】初受賞


「新しいシーズンでは、
2冠達成を目指したい」


──プレーオフMVPの発表でご自身の名前が呼ばれた時の気持ちをお聞かせください。

「正直ビックリ……私だと思っていませんでしたし、私でいいのかなって。チームメイトが祝福してくれて、自分としては飛躍のシーズンになったという気持ちがあったので、良かったなと思いました。

 SNSを通して本当にたくさんの祝福をいただきました。もう想像以上で、『優勝したらこんな感じなんだ』って(笑)。感謝の気持ちでいっぱいでしたが、その日のうちに返信し切れず申し訳ない気持ちでした」

──“飛躍したシーズン”になったのは、どういう準備をし、それをどう表現できたのでしょうか?

「以前からシュートが課題でした。毎年、何かしら改善を加えようしていたのですが、昨シーズンはかなりシュートフォームを変えました。それでようやく良くなったシーズンですし、みんなが『打ちなよ』と言ってくれたのが自信につながりました。ルーカス・モンデーロヘッドコーチに代わり、『こんなにシュートを打っていいんだ』って思えるぐらい。私自身、3ポイントシュートがあればアシストやドライブがもっと生かせるし、強みになると思っていたので、それが形にできたシーズンでした」

──ポイントガードとして、今シーズンのチームに手応えを感じたと思います。

「前のシーズン(2019-20)はルーカスHCのバスケットが上手く消化できず、後半戦に入ってようやくみんなが少しずつ理解し始めました。それが新型コロナウイルスの影響で中断…。その時点で、ルーカスHCのバスケットが浸透しつつあったので、今シーズン(2020-21)の入り方は良かったです。

 ただ、(12月の)皇后杯で負けたのは、ポイントガードの私がリズムを崩してしまったので、そこはずっと(後半戦に向けての改善を)考えていました」

──ということは、リーグの後半戦からはチームに勢いをつけ、リズムを崩さないように気をつけていたのですね。

「かなり意識していました。レギュラーシーズンからプレーオフに入るところで、“良い選択しながら判断を早くする”というのを自分のテーマにして臨みました。

 ルーカスHCからは『考え過ぎないように』と言われていますが、ポイントガードとしては時間帯を考えたり、当たっている選手を見極めたりするのも重要な役目。点が取れて、周りも生かせるのがポイントガードのベストな姿だと思っているので、ほんの少し近づけたのかなと思います。

 チームも自分自身も、一つの壁を破りましたが、皇后杯では負けているので、その意味ではチャレンジャーという立場は変わっていません。新しいシーズンでは、2冠達成を目指したいと思います」

 

【interview】第22回Wリーグ表彰者・岡本彩也花(ENEOS)

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岡本 彩也花(ENEOSサンフラワーズ#11)

アウォード 【レギュラーシーズンMVP】初受賞

      【プレーオフベスト5】2回目

      【ベストディフェンダー】初受賞

 

仲間の気持ちも背負ってコートに立つ、そう覚悟しました


─プレーオフ・ファイナルの2戦目、試合終了の瞬間に感じたことは何だったのでしょうか?

「今シーズンは、今までで一番メンタル的に苦しかったシーズンだったので、『やっと終わった』と、正直思いました。その後に『あぁ、負けたんだ』と実感しました」


──試合後、ロッカールームではチームメイトにどんな声をかけましたか? 秘密でなければ…。

「秘密です()


──主力にケガが続くシーズンでした。キャプテンとして覚悟したことはありますか。

「ケガで誰かが欠けてしまっても、コートに立っている以上、勝ちにいかなくてはなりません。コートに立てない仲間の気持ちも背負ってコートに立つ、そう覚悟しました」


──改めてENEOSの強さを見せつけたプレーオフでした。強さの秘訣は何でしょうか?

「一人ひとりの負けたくないという気持ちとプライド、サンフラワーズの伝統です」


──今シーズンのご自身のパフォーマンスはいかがだったでしょうか?

「気持ち的に余裕がなかったシーズンだったので、自分がやろうという気持ちが前に出過ぎたプレーが多かったかなと思います。プレータイムが長い中、最後まで体がもってくれたので、体を褒めてあげたいです(笑)」


──トリプル受賞ですが、一番うれしいのは? 理由も合わせてお願いします。

「もちろんレギュラーシーズンMVPが一番うれしかったですが、これまでもディフェンスには力を入れてきたので、MVPと同じぐらいベストディフェンダーもうれしかったです」


──苦しいシーズンだったからこそ、得たものはありますか? またそれを次シーズンにどう生かしていきたいですか?

ENEOSのバスケットをコートで40分表現できないと苦しい展開や負けにつながってしまうと、改めてわかりました。この悔しい気持ちを毎日忘れずに、練習に取り組んで新しいシーズンを迎えたいと思います」


──このオフ、一番やりたいことはなんでしょうか?

まずは体と心を休ませること。“自分自身を整えて”、次のシーズンに臨みたいと思います」

 


【interview】第22回Wリーグ表彰者・梅嵜英毅(ENEOS)

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梅嵜 英毅(ENEOSサンフラワーズ)

アウォード 【コーチ オブ ザ イヤー初受賞

 

「選手たちがメンタル面の強さを発揮してくれたと思います」


──シーズンを振り返って、序盤の手応えはいかがでしたか? 新戦力の台頭もありました。

「ベテラン組も安定していましたし、梅沢(ガディシャ樹奈)がいい結果を出していました。藤本(愛瑚)も自分の役割を理解し、力を発揮できていたと思います。ガードに関しては開幕前からケガ人が出てしまい、宮崎(早織)の負担が大きくならないよう対策を考え、若手の星(杏璃)らを起用していこうと考えていました」


──皇后杯は苦しい中、タイトルを死守しました。この時の心境を教えてください。

「好調だった梅沢が11月に離脱しましたが、その穴は中村(優花)や中田(珠未)らでカバーできる。その時点では、皇后杯の連覇は十分に狙えるとシミュレーションしていました。ただ、渡嘉敷(来夢)がケガをして、なんとか富士通戦を乗り切るのが精いっぱいの中、中村や藤本、中田らが起用に応えてくれました。乗り切った後は、準決勝、決勝に向け、スタッフと話し合い戦術を変えていきました」


──まず手をつけたのは、どういった点でしょうか?

「高さのアドバンテージがなくなりましたが、そこは長年続けてきたENEOSのバスケットですから、選手たちにあまり負荷がかからないよう、プレーしやすい状況を見出だそうと考えました。そこで岡本(彩也花)と宮崎のスピード、ドリブルの上手さを生かそうと。この2人に、ドリブル突破やリングへアタックしていくプレーを心掛けてほしいと伝えました。チーム全体には、全員でリバウンドを取りに行き、ディフェンスを頑張ろうとしつこく指示をしました」


──そのような中、リーグ戦後半は宮澤夕貴選手も一時離脱を余儀なくされました。

「そこからは、いかにプレーオフへつなげるかが重要で、一番に考えたのはこれ以上ケガ人を出さないこと。コンディションを調整しながら、プレーオフに向けて戦うということでした。選手たちがメンタル面の強さを発揮してくれたと思います。普段から、連覇をしているプライドや負けてはいけないというプレッシャーを力に変えながら練習を続けています。最後まで、自分たちは絶対に勝つんだという気持ちの強さを、改めて感じました。

 シーズン全体を振り返ると、いろいろな意味で勉強になったシーズンでした。高さを生かした、これまでのバスケットができない状況になりましたが、だからこそ個々の選手が持つポテンシャルの高さが見えましたし、それぞれがプレーの幅を広げられたのではないかと感じています」


──コーチ オブ ザ イヤー受賞の率直な感想をお願いします。

「名前が呼ばれた瞬間は、まだ負けたことを考え続えていたのでピンと来ませんでした。この賞はメディア関係者やチーム関係者などから投票していただいての受賞。感謝の気持ちでいっぱいですし、コーチとしてのキャリアにとっては、私自身ステップアップにつながるものだと思っています」

【interview】第22回Wリーグ表彰者・平末明日香(トヨタ紡織)

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平末 明日香(トヨタ紡織サンシャインラビッツ#13

アウォード【ルーキー オブ ザ イヤー】


次のシーズンは「もっとチームの勝利に貢献したい


──ルーキー オブ ザ イヤー受賞を聞いた時の感想をお聞かせください。

「この賞は一生に一度のチャンスなので、正直、意識していました。ただ、シーズン中は上手くいかないことのほうが多く、受賞できないと思っていました。受賞を聞いた瞬間はうれしかったですし、シーズンを通して頑張れたのが良かったのかなと思います」


──プレータイムが長く、得点やアシスト数はルーキーの中で一番です。

「そうなんですか!? 初めて本格的にポイントガードに挑戦しました。大学では点を取りに行くことが多かったのですが、今シーズン(2020-21)は周りに点を取ってもらうプレー(アシスト)を意識していたので、その数字を残せたのはうれしいです。自分で攻めにいくこともありますが、アシストするかどうかの判断が本当に難しくて…。ドライブが強みだと思っているので、自分で行きがちですが、バランスを取らなければいけないと思っています。そこはまだ上手くできていないので、来シーズン、またチャレンジしたいと思います」


──Wリーグでプレーして、大学との違いを改めて感じたことはありましたか。

「以前は、監督の指示通りに動こうと考えていました。でも、Wリーグではみんなで話をして、自分たちでチームやバスケットを作り上げている感じがします。そこは学生とは違うなと感じました」


──1年目を終えて、「通用する」と実感できたところはありましたか?

「スピードは通用するのではないかと感じています」


──ニックネームの『ふう』(疾風迅雷)のとおりですね。このニックネームは以前から?

「いえ、トヨタ紡織に入ってから、中川文一ヘッドコーチに付けていただきました。由来(チームのHP参照)も含めて、すごく気に入っています(笑)」


──ルーキー オブ ザ イヤーは意識していたとのことですが、その理由は?

「大学生の時、ユニバーシアードの日本代表から外れてしまいました。大きな大会でも個人賞に名前が挙がることはなく、『私、脇役だから』と思い込んでいたところがありました。だから今回は狙っていたというか、一生に一度の賞を受賞すれば、そういった思い込みはなくなると思っていました。

 受賞は次のシーズンへの励みになりますし、ファイナルやセミファイナルを見て、とても刺激を受けました。先輩方から盗めるところは盗んで、日本代表クラスの選手たちとも対等にマッチアップできるように頑張りたいです。(セミクォーターファイナルの)日立ハイテク戦はシーズンを通して一番良かったと感じていますし、手応えをつかめたので、もっとチームの勝利に貢献したいです」

 

【interview】第22回Wリーグ表彰者・馬瓜ステファニー(トヨタ自動車)

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馬瓜 ステファニー(トヨタ自動車アンテロープス#33)

アウォード【ベスト6thマン】2年連続2回目


相手の意表を突くような選手でありたい

 

──まずは2020-21シーズンのご自身のプレーを振り返ってください。

「正直、前半戦はあまり調子が良くなくて、どうしたらいいのかわからない時期もありました。昨シーズンも6thマンとして起用されていて、役割はチームに流れを持ってくる、悪い流れを断ち切るということ。それが自分の仕事なのですが、もう少し自分のプレーで貢献できることを増やしたい、そう思ったのが空回りしてしまい、上手く行かなったと感じています。

12月の)皇后杯の頃から吹っ切れたというか、後半戦は自分らしいプレーができたのではないかと思っています。自分ができることを精一杯やろうとしたのが、良くなった要因だと思います」


──ルーカス・モンデーロヘッドコーチは個性豊かな選手たちをまとめ、「個人の個性をチームに持ち込んでもらいたい」と言います。個性を伸ばしてくれる指揮官ですよね。

「私たちをまとめるのは本当に大変だと思います(笑) 時にはハッパをかけ、ダメなら叱る。上手く行けば大きな身ぶりで褒めてくれます。それぞれの個性を見極めようとしているのだと思いますし、選手とコーチが互いに理解し合えるようになったと思っています。『今までこうしてきたのだから、それを貫く』というわけではなく、必要があると感じればアイデアを出し合い、変化させていくこともあり、対応の柔軟さを感じました。

 試合でも毎試合やることが変わり、難しさはありますが、それはそれで楽しいですし、相手にとってはやりにくいのではないでしょうか。ルーカスHCのバスケットは、理解できれば本当に楽しいと思います」


──ベンチから試合に出る時に大切にしていることは何でしょうか?

「相手にとって、誤算であると思わせること。相手はスカウティングをして試合に臨みますが、その中でハードなマークが必要ではないとみなす選手がいるはずです。もしそれが私だとしたら、得点に絡んでリバウンドも頑張って、相手にダメージを与えたい。ここは守れるはずだったのに、ここで流れを掴むはずだったのにと、相手の意表を突くような選手でありたいと思っています」

──次シーズンでスターターになったとしてもプレースタイルや役割は変わらない?

「昨シーズンと今シーズンは、主に6thマンとして起用されていたので受賞できましたが、起用法はヘッドコーチが決めること。もしスタートとして試合に出たとしても、役割は大きく変わらないと思いますので、その意識はしっかりと持ちながらプレーしたいです。チームとしても、優勝したことで慢心せず、皇后杯を獲るという目標もあるので、『勝ちたい』という気持ちを、常に新鮮に持ち続けられるようしたいと思っています」

 

【interview】第22回Wリーグ表彰者・長岡萌映子(トヨタ自動車)

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長岡 萌映子(トヨタ自動車アンテロープス#2)

アウォード【プレーオフベスト5】初受賞


初のリーグ優勝に「強い気持ちを結果に結びつけることができた


──優勝おめでとうございます。この喜びを味わうまでは長かったですか?

「Wリーグでプレーを始めてからの大きな目標だったので、“やっと”という感じでした(笑)。今シーズン(2020-21)は、ルーカス・モンデーロヘッドコーチのバスケットを共通理解できたことで結果につながったと思いますが、プレーオフに入ってからは、みんなの『勝ちたい!』という思いが前面に出ていたと感じています」


──ルーカスHCのバスケットを、改めてどう感じていますか?

ディフェンスはとても細かい指示があり、情報が多い。オフェンスでは、場面に合わせてどれを使うのか、こういう相手にはこのプレー、こういう場面だからこのフォーメーション、などといったバリエーションが豊富です。そこまで引き出しを持っていることがすごいですし、試合で表現できた時は強いと実感できます。(ルーカスHCが率いる)スペイン代表と試合をした時、これは守り切れない、そう感じたことがありましたが、(トヨタ自動車でも)同じようなプレーを準備していました」


──シーズン前は新型コロナウイルスによるリーグ中断や東京オリンピック延期など、オフの過ごし方が変わったのではないでしょうか。

さまざまな制限があり、ストレスを感じることもありましたが、ポジティブなところを挙げるとすれば、日本代表活動ができなかった分、自チームにより集中できました。これまではチームに合流して1週間で開幕を迎え、チームプレーは未消化のまま。それが、シーズンを通してチームのバスケットを勉強できたことは大きかったです」


──プレーオフは気持ちの面が大きかったということですが、レギュラーシーズンからプレーオフまで、どのようにモチベーションを上げていったのでしょうか?

「どのチームも能力の高い選手がそろっています。ベスト4の争いはチーム力にそれほど差はないと思っていたので、あとは気持ち。(決勝で敗れた)皇后杯の自分たちもそうだったので、だからこそ気持ちの面を大事にしようとチームで共有しました。

 個人的には古巣の富士通レッドウェーブとセミファイナルで対戦しましたが、ここは勝ちへの意識以上に、移籍を決意した意味やそれは間違いではなかったということ、成長した姿を見せられるといいなという気持ちで入っていました。なかなか勝てず、悔しい思いをしてきましたが、今回はチャンスなので(優勝を)つかみ取るしかない。その強い気持ちを結果に結びつけることができたので良かったです。

 皇后杯は私たちに油断というか心の揺れというか、変なプレッシャーがありました。それは繰り返したくないし、跳ねのけようとしたのが今回のファイナルだったと思います。その意味では、次のシーズンは皇后杯も獲りたい。もう“ベテラン枠”、〝やっと〟という思いは拭い去りたいです」

【interview】第22回Wリーグ表彰者・馬瓜エブリン(トヨタ自動車)

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 いつもWリーグに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。

今年も、Wリーグ公式サイト恒例企画として第22回Wリーグにおける「アウォード」および「リーダーズ」の表彰者のインタビューを掲載いたします。

選手それぞれに2020-21シーズンを振り返ってもらいました。



馬瓜 エブリン(トヨタ自動車アンテロープス#0)

アウォード【プレーオフベスト5】初受賞

リーダーズ【リバウンド(西地区)/Avg.9.16】初受賞


リバウンドに飛び込んで行くのはチーム全体の特長

 

──ENEOSサンフラワーズの連覇を止めて初優勝。歴史を変えましたが、シーズン前からかなり意識していたのでしょうか?

「“歴史を変えよう”とは、シーズン序盤から言っていましたが、(12月の)皇后杯を前に現実のテーマとして捉えるようになりました。皇后杯は決勝で負けてしまいましたが、より歴史を変えなければいけないという気持ちをみんなで再確認できたと思います」


──皇后杯は悔しい敗戦で、ショックは大きかったと思います。

「勝ちたいという気持ちが強かった分、ショックはありましたが、相手(ENEOS)がどのような勝ち方をするか、どれくらいの経験値があるかが分かりました。一度経験できたのは良かったと思います」


──西地区のリバウンド王ですが、そこは意識してプレーをしていましたか?

「リバウンドに飛び込んで行くのはチーム全体の特長で、自分たちのアドバンテージがあるところ。リバウンドは意識していましたし、自分がシュートを外しても、すぐにリバウンドに行き、もう一度シュートにチャレンジできるよう頑張ったことが数字に表れたのかもしれません。シュートを外した時にガクッとならなかったのは良かったですね」


──「メンタルの部分で波がある」と、ファイナルの記者会見でコメントしていました。その部分の成長はいかがでしょう。

「シーズンを通して、どのように試合に臨むのかという心の持ちようや、試合中、良くないプレーをしてしまっても、どうリカバリーするかはかなり意識していました。チームの特長として、みんなポジティブ(笑)。年齢に関係なく声をかけ合いますし、『ダンさん、もっとこうしたらいいんじゃない?』と言われますが、そういった雰囲気が、チームも、自分自身も“明るさ”につながっていると思います」


──ルーカス・モンデーロヘッドコーチの下で2シーズン目。どういったことを求められているのか、改めて理解できたのではないでしょうか。

「ディフェンスは1ポゼッションごとに変化し、かなり細かい指示を受けます。ディフェンスのローテーションを間違えてしまうこともありますが、ミスはミスとして、次のプレーを考えていく。やりやすくて楽しいですし、カバーディフェンスが上手く行くとベンチも含め、みんなで盛り上がります。そこはリーグNo.1だと思います。そういった雰囲気作りも勝利につなげていくという考え方なのだと感じます。そういった雰囲気を、みんなが意識していたので、みんなでつかんだ優勝です。今度は私たちが歴史を創れるように頑張ります」

 

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